シェア
ふく
2021年7月21日 22:05
伊香保温泉のなかでもかなり歴史ある旅館「千明仁泉亭」。石段街に構える、美しい群馬の景色を堪能できる温泉宿です。その景色は、作家・徳冨蘆花も気に入っていたそうで、『不如帰』のなかにも登場させています。上州伊香保千明の三階の障子開きて、夕景色をながむる婦人。歳は十八九。品よき丸髷に結いて、草色の紐つけし小紋縮緬の被布を着たり。『不如帰』徳冨蘆花▲いつかの夏に泊まったときの。 デッ