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#考えたこと

人生楽しそうな人たちの共通点

私には、「人生楽しそうだなあ」と常々思う人たちがいます。 それは、大学の先生方です。 まあ大学の先生方のお仕事は「自分が興味関心のあることについて研究すること」なので、そもそも“仕事が自己目的化しやすい”という点が、その職業柄特徴としてあると思います。 つまり言いかえると、もし仮に報酬が得られなかったとしても、先生方にとって研究は、自ら内発的に取り組みたいと思えることだということ。 じゃあ逆に、“仕事が自己目的化していない状態”ってどういう状態なのか。 これはたぶん誰

生まれ変わってもまた自分になりたいか

前までは全然そんなことなかったのですが、最近なんだか、タイトルにある問いに対して、「うん」とうなずけそうな気がしてきました。 これには自分でもびっくり。 “他人と自分を比べても絶対に幸せになれない”とわかっているのに、常々誰かと自分を比べてしまうのが人間です。 自分より綺麗な人とか、賢い人とか、人間的に優れている人とか。 いろいろなモノサシをあててみた時に、自分より優る人って、キリがないほどたくさんいます。 文化的に、日本人ってたぶん自己評価が低いので、誰かと自分を

今の若者はなぜ「ほどほどの幸せでいい」という価値観を持っているのか

昨日、こちらの動画を見ました。 なかでも特に 9:50〜のお話が面白かったので、今日はその部分を取り上げて書いてみます。 話題は、今の若者が持つ価値観についてです。 それは、より多くの幸せを求めるのではなく、「ほどほどの幸せ」を追求するというもの。 それに対して成田さんは、 とお話しされていました。 では、今の若者が持つ「ほどほどの幸せ追求」という価値観はなぜ生まれたのか。 どのように形成され、社会に広がってきたのか。 そう考えたとき、私もやはり成田さんと同じよ

経済格差が生むのは、教育格差ではなく「価値観の違い」

たしか高校生までは、「格差」のことなんて意識してなかったし、感じることもなかった。 しかし大学生になると、少しずつそれを感じるようになった。 ヴィトンのバッグで通学する人。アルバイトをせずに親からの仕送りのみで下宿する人。大学卒業祝いに車を買ってもらう人。就活せずに、海外へ留学する選択をした人。 大学院への進学を選択した私だって、捉え方によってはその仲間なのかもしれない。 上記にあげたことが良いとか悪いとか、そういう話ではない。 ただ単純に、「あれ、それって私の感覚で