見出し画像

#7日間ブックカバーチャレンジ DAY2

DAY2 鱗姫 / 嶽本野ばら

メンヘラと厨二病を拗らせた人なら必ず通ると言っても過言ではない、嶽本野ばら御大の書籍です。

画像1


タイトルより著者名のがデカいの凄くない?どゆこと?でも野ばらちゃんの本なら有り得るか、と妙な納得をしてしまいます。そのくらい著者の癖が強い。
大体の作品がお嬢様ないしロリータちゃんの語り口調で書かれているため、人は選ぶと思うけどまぁ読みやすいです。ややエログロ。鱗姫に限って言えば現代日本版御伽噺といったところでしょうか。

高校がやや遠い位置にあったため、寝坊して今から行っても間に合わんなぁめんどくさいなぁという日は地元の図書館におじゃましてダラダラ本を読んでいました。野ばらちゃんの本を読み耽っていたのもその時期です。前述の通りメンヘラ厨二病を大拗らせしていたので、それはそれはもう琴線に触れまくり影響されまくりだったのでした。ひっそりとお嬢様言葉の日記をつけたり、BABY, THE STARS SHINE BRIGHTやVivienne Westwoodなど作中に出てくるブランドに憧れたりしたし、憧れすぎてロッキンホースのパチモン履いてママチャリ漕いで同級生のお母さんに危ないって本気で怒られたり、やめよう、これ以上書くと共感性羞恥で死んでしまう…( ◜ᴗ◝)

なぜ野ばらちゃんの著書を読み始めたかというと、それこそミシンとかエミリーのシンプルな装丁が素敵だったからのような気がします。
ブックカバーデザインって大事だよね。デザイナーさん尊敬します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?