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天職に出会うまでの道のり

あなたは、今自分がやっている仕事が天職だと思いますか?
私は正直、「半分天職だとも思うし、そうでもないのかも知れない」と思っています。
そもそも天職とは一体何なのでしょうか?

祖父母も自営業、親も自営業一家に生まれた私は、働けないと一人前になれないという刷り込みを抱いて、16歳からずっと働いてきました。
アルバイトの時期もあるし、業務委託の時期もあるし、正社員の時期もある。自分個人の会社を作ってからは、ダイレクトにお客様にお金をもらうようになることも経験しました。

ですが、「これが天職なのだ!」という感覚になったことはほんの数%くらいの仕事です。今メインの仕事にしているデザインの仕事も、ここ数年でかなり範囲が広くなり、全ての仕事が天職とは言い難くなってきました。

ただ一つ、自分の中に「これは私がやる仕事ではない」という指標はあります。学生時代に闇雲にいろんな仕事をした経験が、その指標を授けてくれました。
学生の時にやった仕事は、コンビニのアルバイト、飲食店の店員、チラシ配り、住宅展示場のバイト、イベント設営、ホテルの受付、清掃員、旅館の女将業、美術展示の監視員、会社の事務、会社の広報部、デザイン会社のアルバイト(制作系)…などなど多岐にわたります。
当時は進学のためにとにかくお金が必要だったので、内容を選ばずに時間とタイミングが合えばどんな仕事も引き受けていたんですね。

この経験の中で「常に時計を見ていて、終わることを待ち続ける仕事はやめよう」という指標ができました。
それはつまり、お金と引き換えに自分の大切な時間を明け渡してしまっていることになると思ったんですね。
当時欲しかったのはお金だったけど、自分にとって本当に大事なのは「自分の時間」ということは痛いほど感じていました。本当はデッサンしたりデザインの勉強に明け暮れたいけど、画材費や学費がなくてそれを稼ぐために大切な時間を明け渡していたからです。

そして徐々に、正社員の仕事をするようになってから、働くことに大切なのは、時間の他に「人間関係」もあるということを体感するようになっていきます。人間関係について、本当に色々と深ぼれるところがありすぎるので、今回は詳しく書きません。

天職とはこれだ!というにはまだまだ経験も研究も足りないのですが、「お金と引き換えに自分の時間を明け渡してしまう、というネガティブな思いが発生する仕事は天職になり得ない」というのが今の私にとって大事な観点かなと思います。

皆さんにとって、天職の定義とは一体なんですか?

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