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「なるようになっている」 今がそのまま

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

フリーランスとして活動する予定だったのに「仕事ないかも」とポロッと言われた一言に焦って、あたふたと職探しをしていた6月。
7月に入ったら「仕事あるよ」とポロッと言われて「なんだよ!」という気持ちと「ホッとした」気持ちの両方が入り混じっている私です。

一見すると、取り越し苦労で嫌な思い出のように見えますが、ここで自分の中で得たことがかなりありましたので、記事にしておこうと思います。
実はプラス面でもマイナス面でも発見がありました。

<プラス面>

  • さまざまな企業の中の方とお話しできて、今のIT企業の業界のトレンドや雰囲気を肌で感じることができた

  • 市場で求められている人材像というのがわかった

  • さらに私のキャリアにおいて求められていることがわかった

  • いろんな企業の「あり方」に触れて、自分が本当にやりたいことは何かを考える機会をもらった(正直結局どこもピンとこなかった)

<マイナス面>

  • 焦っていろんな候補を探しすぎて、保留しているところが2社くらいあるんだけど、現実問題全部受けると体のキャパシティ以上に働き過ぎになる(ので断る予定)

  • 精神的に「仕事がないとやばいぞ」という重圧を感じた

  • 今の業務委託先も3ヶ月後はどうなっているかわからない状態で、本気で企業に頼らない「独立」を考えないといけないと思った(気付けたことがある意味プラス)

  • フリーランスの不安定さの洗礼を受けた

書いているうちに、これプラスでもマイナスでもあるな!と思うことのオンパレードです(笑)

あたふたしたくせに、7月に入って「もういいや、休もう。」とたかを括ったら、知り合いから「仕事としませんか?」とお誘いもらったり、「ちゃんと契約書まきましょう」という段階になったりと、勝手に物事が動いてきました。
本当に「万事休す」でいろんな不安とか焦りとか欲とかを手放した時、物事はあるがままに動いていくんだなという経験でした。
自分が何かを完璧にコントロールできると思うなんてやっぱり傲慢だよな〜と。

物事には必ず裏表があって、光もあれば闇もある。もうこれはアジアの思想の中心ですよ。陰陽五行説なんですよ。老荘思想の無為自然なんですよ。
そこの真ん中の中庸っていうのは、「どっちに触れてもOKっす」って握っていたものを手放して感じていくっていうことですよね。
だから結果を求めてがむしゃらに頑張ったら実はその後ろで失っているものもある(時間とか労力とか)し、失い続けている時に得ていること(状況を知るとか学びとか)もあるんです。

本当にそのままの体験をしたな〜と思う1ヶ月でした。

だから過去や未来に過剰な劣等感や欠乏感を抱いたり、大きすぎる希望を描くっていうのは本当に中庸から逸れるので、なるべくどっちに行っても裏表のバランスを知っているフローな自分でありたいな、と思いました。
そのためには、過去や未来に執着せずに、「なるようになるさ」と今を受け止めて今に集中するということですよね。

この体験を通じて、私はアジアの思想や賢人の知恵に偉く感動しました(笑)
先輩たち、大事な言葉を残してくれて、マジでありがとう。


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