見出し画像

2024.04.17

ここずっと体調が悪くてまともに生活が出来ていないのもあって、仕事を辞めるかどうかの話し合いを度々しては踏み切れずにいた。
元々自分自身の疲れに気が付かない体質のせいか、キャパ以上に予定や仕事を請け負ってしまって身体が壊れてしまうことが何度も何度も繰り返されてきて。
自分の中では寝ることや休むことが悪であるという思い込みもあって、少しでも生産性のあることをしなければいけないと無理をし続けた結果が今なのだと思う。

仕事を辞めることに抵抗があるかと言われたら100%あると答えるし、正社員としての仕事をやめて無職になることが社会から冷たい目で見られるのではないかという不安。
この先フルタイムの正社員で働かず、パートとか扶養内で働くことは社会に許されるのだろうかとか。
平日に休むことや有給を取ることが怠けているような気がして、余計に憂鬱になったりもする。他の人が働いているのに自分は休んでいてそのくせ生産性のある事ができていない、と心の中の自分が冷たく嘲笑ってきて休みが休みでなくなる日々が続く。

都会の深夜まで明かりがついているビルを見ると、自分が今仕事から帰宅していることがあまりに申し訳ない気持ちにもなる。
向こうにいる人はきっとまだ仕事をしているはずなのに。
自分だけ家に帰ってごめんなさい、と罪悪感に苛まれつつ帰る。

それを見かねた周りの人たちが一旦休めと話をしてくれた。
風立ちぬで結核を患った菜穂子が山へ帰る(サナトリウムで最期をゆっくりと過ごす)シーンが思い出されては、案外悪くないのかもと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?