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21-23_2_どうしてベンチャーに入ったんだっけ、私。

※この21-23シリーズでは、私が21歳から23歳までの間にやったことやその背景、当時感じていたことなどを書いていきます。

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21歳の私の、本心。
それは「とりあえず大学卒業したら働いて、何年かしたらこの人と結婚するのだろう」だった。

学生の頃付き合っていた人は隠れ意識高い系。笑
THE・意識高い系の類ではないが、自己啓発本を読んだり経済ニュースを見たり時代や流行に乗るのが好きな性格だった。
そんな彼は誰もが知っている大手企業のサマーインターン枠を勝ち取り、
早期選考に合格、早い段階から内定をゲットしていた。
(早期選考ってほんまにあるのね~とその時思った)

彼は「別に働きたくなかったら働かなくてもいいんじゃね」と私に言った。
言葉の裏には必ず発言者の意図や気持ちが隠されている。
現代文の問題によく出てくる、その時の主人公の心情を答えなさいというあれだ。
この時は「どうせ俺と結婚して専業主婦になるんだから、そんな気合い入れて就活しなくても、よさげなところにポンと入ればいいんじゃね」
という意図。少なくとも今の私はそう回答するだろう。

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当時、彼氏とは仲良し。(結婚を考えているくらいなのだから)
純粋だった私はあまり深く考えずに、
「なるほどな~。彼もそう言ってるし、私ってバリバリ働くんだと思ってたけどそんなことないのかも。専業主婦も悪くないよね」と思った。

そうと決まれば、やっぱり転勤の必要がない会社!
楽しく働ける会社!
この人たちと働きたい、と思えるようなメンバーがたくさんいる会社!
てか、今更大手企業の選考を勝ち抜いていける自信ない!

これが、私の就活時の本心。誰にも言えなかったけど。
私は大事なところであっさりと感情に流され、就活を終えてしまった。

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22歳、新卒で営業部配属となり、まったく結果を出せず
「どうしてここに入ったんだっけ、私...」と毎日悩むようになる。





しかし、それは当たり前のこと。
人生の大切な決断を、他人に任せて流されてはいけない。

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〜つづく〜