ありがたし
ここにサイコロがある。
「1が出る確率は?」
おそらく多くの人が「六分の一」と答える。
しかし一定数の人は「1が出る」「1が出ない」、
一回のサイコロを振るかどうかの確率と同じ、
「二分の一」だと答えるだろう。自分もそうだ。
サイコロを何度も振れば振るほど
最終的には六分の一になるだけで。
「1を出したい」と思っているのなら、
「出る」「出ない」だけの考えにしかならない。
これは人生におけるあらゆる選択でも
通用する考え方だろう。
一度しかない我々の人生の過程で、
選択は繰り返しやってくる。
「産まれる」のか「産まれない」のか
「やる」のか「やらない」のか
「行く」のか「行かない」のか
「付き合う」のか「付き合わない」のか
決まった数の目を出すべくサイコロを構えると
どうしても「六分の一」という低い確率が
脳内をよぎり、緊張してしまうがゆえに
行動ができなくなってしまう。
「結果を出す」ということは、
とんでもない確率になるだろう。
この考え方を2022年9月29日の今日、
King & Prince 岸優太 の人生
に当てはめていきたい。
岸さんが産まれる確率も
岸さんが野球部に入る確率も
岸さんがジャニーズ事務所に入る確率も
岸さんがMr. King vs Mr. Princeの
メンバーに選ばれる確率も
私の目に岸さんが止まる確率も
私が岸さんに惹かれる確率も
すべて「二分の一」なのである。
こう書き記してしまうと
なんとも簡単に見えてしまうが、
それが違うのだということを示したい。
言わずもがな、我々の人生も岸さんの人生も
無数の「二分の一」が重なることで
産まれてから今日までを経ている。
二分の一で起こりうる事象に
二分の一で起こりうる事象が起こる確率は、
二分の一 × 二分の一 = 四分の一
ないし、二分の一の二乗
二分の一で起こりうる事象に
二分の一で起こりうる事象が発生し、
……
……
二分の一で起こりうる事象が起こる確率は
というように、
今の岸さんが岸さんである確率というのは
「二分の一のn乗」
という考えられない確率であって、
上記の確率に「自分が岸さんと出会う確率」と
「自分が”紫のファン”になる確率」、
「今の自分が 岸さん という存在に励まされ
幸せにしてもらっている確率」を足すと、
「二分の一の(n+3)乗」になる
とでもいうのだろうか。
もうよく分からなくなってきた。
自分にも人生というものがあるし、
「岸担」になるまでにも過程があるから
厳密にはこうならないかもしれないし、
そもそも ヒトの人生 という尊いものを
確率論で著すことへの賛否も生じそうだが、
いま「今の自分が 岸優太 という存在に
励まされ幸せにしてもらっている」
という事象が発生していることが
どれだけ「有難い」ことであるのかを
改めて感じる9月29日にしたい。
それと同時に、岸さんのこれまで27年の人生、
その隅々に「有難う」と感謝する一日にしよう。
いつもありがとう、大好きです。
27歳の誕生日、おめでとうございます。
2022年9月29日
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