始めました

noteを始めてみた。特に書きたいことがあったわけではないが、とりあえず始めるきっかけでも書いておく。

私は何事も言葉にすることが苦手である。

ある日友人と映画を観に行った。映画の後、友人は私に感想を求めた。人と映画を観たのだ。感想を共有しようとするのは当然である。しかし私はうまく答えることができなかった。

普段から口数が多い方ではなく、最近は人と話す機会自体が少ない。そのためか久しぶりに人と話すと言葉に詰まってしまうことが多い。特に自分の考えや感想を話すことが苦手である。

人生を振り返ると、子どもの頃から”感想”と付くものは苦手であったかもしれない。授業を受けた際の感想、夏休みの読書感想文、何か行事に参加した際の感想、どれも「楽しかった」「面白かった」「すごいと思った」としか書くことができなかった。

ある程度年をとった現在でも”感想”といわれると面白かった、楽しかった、くらいしか思いつかないことがある。無理に絞り出してそれなりの内容を書いているつもりではいるが、第三者からみたら幼稚な文章なのであろう。このnoteもそう見えていそうだ。

文章を区切る所、協調する所、助詞の使い方、主語述語の怪しさ、語彙など、今できていないことは言葉にすることから逃げ続けてきた代償である。

そこでそれに向き合ってみることにした。とりあえず何か文章を書いてみる。内容には特にこだわらない。読んでくれる人はいなくても良い。誰かに読まれるかもしれないというだけである程度ちゃんと書こうとする、それだけで良い。

もしnoteを続けることができ文章の上達を感じられたのなら、私はそれで満足できるだろう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?