椿鹿さん鑑定レポ その①
はじめに
1.太陽キロン合をなんとかしたい
2.やる気スイッチはどこ?(と仕事の話)
3.飽き性どうにかならないかな?(とお金の話)
4.性格や行動の矛盾の理由が知りたい!
5.お悩み相談
6.強みはどこですか?(と命術の話)
7.ネイタル天体の話
はじめに
占い師の椿鹿さん(@tbkdeer)に西洋占星術の鑑定をしていただいたレポです。
椿鹿さんのことは元々鍵付きリストでひっそり眺めていたのですが、
このツイートを見て乙女座の心が揺れて「このひとに褒められにいこう」となりフォロー&鑑定申し込みをしました。
依頼内容は自己分析、生存戦略を一緒に練ってほしいということで、事前に質問をお送りしています。
占星術用語の解説はしません(ごめんね)。記録のためのほぼ全文書き起こしなので文字数が2万字を超えています。鑑定を咀嚼した感想文はまた後日。
ネイタルはこちら。
椿鹿さん:🦌、わたし:🐰で表記します。地の文は通話中にわたしの頭で浮かんでいたこと、補足など。読みやすくするために口調や文章は整えていますが、内容は変えていません。
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1.太陽キロン合をなんとかしたい
🦌「凄いところにいますね、確かに」
9室だけどMCに近いところで太陽とキロンがぴったり合、というのを知ったときから「これ太陽が傷だらけってこと?どう読めばいいの?」と混乱してました。解釈を探し続けているポイント。
🦌「ここにいるってことは『神なんか信じない!自分一人でやる!』って言ってますね。神はいない、だれも助けてくれないみたいな感じの拗ね方をしているタイプのキロンです」
🐰「ふふふwww」
拗ね方に心当たりしかなくていきなり笑ってしまった。キロンだったんだ。
🦌「という訳で、自己完結でやっていこうとする太陽なんだけどそれ以外の星がそんなに自己完結していなくて」
🦌「例えば8室の火星とかまだまだ全然『誰か助けてくれないかな』って言ってるし、10室の月と水星も『みんな一緒にできることはないかな』って探してるし、11室の方もそんな感じのことを言っているし」
🦌「うん、一人で頑張ろうとしてるのは太陽くらいかな!」
🐰「そっか〜」
誰かいないかな、という淡い期待を持ちつつ、自分のことは誰かに助けてもらうのではなく最終的に自分で救わないといけない!ひとりで行けるところまで行く!しっかりしろ!という気持ちを常に持って生きてきたのですが。こいつら(太陽キロン)だったんだなあ。
🦌「そう、自分が頑張らなきゃ誰も助けてくんないじゃんってずっと泣いてる。ただまあそれはキロンが一緒にいるからっていう話なので、キロンを『ちょっとおとなしくしててね』ってぺって剥がしたらこの太陽は『自分の役割をきちんと果たしていかねばならない』みたいなことを言ってるだけです」
他者からの評価において責任感の強さはよく言及されるところ。太陽パワーだったのね、太陽が生きてて良かった。キロンで潰されていると思ってた。
🐰「どうやったらキロンを宥められますか?」
🦌「キロンさんね、『助けてくれないじゃん』 っていうのを喚き散らかしてしているから見つからないんだよという話なんです。だからなんていうのかな……とりあえず『泣くのはおよし』っていうところからですね」
バブちゃんかな?
🐰「よしよしするところから」
🦌「そうそうそうそうそう。助けを求めていないうちから泣くのはおよし、そんな先のことを心配するのはおよしっていうところから」
🦌「で、冷静に過去も振り返ってごらんって。これまでの記憶の中でそんなに本当に一人で生きてきたのかってところからです」
そんなわけないな?たくさんのひとの協力と見守りのもとで生き延びています。いつもありがとうございます。
🦌「そうだな、神棚にあげておくくらいでちょうどいい。神棚にあげておきましょう。たまに『忘れてないよ、大丈夫だよ。キロンは心配で不安なんだよね』って顔を見せてあげるぐらいで。丁重に祀っておくくらいでちょうどいい」
🦌「どうしても泣き虫やからなこのキロン……」
バブちゃんなんだな……太陽がキロンをおんぶしてげっそりしている図が浮かびました。かわいそう。
🦌「そういう感じでね、太陽のことをよく困らせているので」
🦌「太陽さんがキロンに対してそうだよねそうだよねって手一杯になっていると、他の星がちょっと手を休めてそれを見守らなきゃいけなくなっちゃう」
🐰「見守っちゃうんですね」
🦌「そう。そうだよな大変だよなって。同情的なんですもんみんな」
🦌「で、そういうふうに同情をあつめて関心を引いてるっていうことは決して一人ではないはずなんですが、それでも『誰も助けてくれないかもしれないじゃん!』ってしているので」
ものすごく面倒なやつじゃん????
🦌「まあでも一通り他の星がキロンに大丈夫だよ大丈夫だよって声を掛けてくれることによってちょっとはキロンがおとなしく小さくなっていくとは思うから……」
🦌「例えば火星だったとしたら『そうは言っても◯◯(近しい人間)とかいるじゃん』みたいに連れてきてくれたり。10室の月水星が『過去にこういうことをやってきたじゃん』って評価を持ってきてくれて『求められてるじゃん、行かなきゃいけないじゃん?』っていうような感じの、むしろ尻を蹴飛ばすような感じかな水星は」
月と合の水星もなかなか拾いにくかったんだけど意外とアグレッシブなのかもしれない。
🦌「で、結果出せば自分だって仲間できるかもしれないじゃんみたいな感じだったんだと思います」
🦌「あと金星とか木星とかが言っているのは、これはね、『大丈夫だよ必ずどこかにはいるよ』っていう……捨てたもんじゃないよ世界は、みたいな感じの方向から語ってくれたりする」
この世界にはわたしが心動かされるものが必ずあるはずだ、語り合える人間がどこかにいるはずだということを信じていて、実際出会っていることを考えると11室勢ありがとうの気持ち。
🦌「あとアセン辺りだったらね『ここじゃないどっかに行けばいるんじゃん?』みたいな感じ」
🦌「だからアセンの言うことを聞いてキロンが『そうかもしれない』って言った場合、居場所を変える人になります。ここじゃないどこかへ行ってみるか、という感じになる」
🦌「そうやってキロンがなだめられると、太陽的にも『じゃここじゃないどこかでもう一回やってみよう』みたいな感じになっていく」
塩谷舞さんの著書のタイトルである「ここじゃない世界に行きたかった」が浮かびました。具体性はないけれど、"どこかに行きたい"気持ちはずっとあった。
🦌「キロンがトリガーになって色々と今の状況が変わっていくのはありかなとは思います、そういう生き方でいいのかも。きっかけは不安とか心配とか人間不信だったりとかかもしれないけど、そうやって行動を起こしたことによって違う人生になりましたっていうのもありかなっていう感じがします」
🦌「きっかけが"不安"になりがちかなっていう話です」
不安をきっかけとして捉えてもいいのか、ということに掬いあげてもらった気持ちになりました。未来のことで不安になったときは何か変化の引き金に手をかけているのかも、と思うと受け入れられる感じがする。
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2.やる気スイッチはどこ?(と仕事の話)
やる気が出ない。出ても続かない。見つけてほしいよわたしだけのやる気スイッチ〜♪ということで。
🐰「火エレがアセンの射手しかなくて、天体全くないからかなって思ったんですけど」
🦌「まあ確かにやる気スイッチの話してるの火が多いですもんね〜。でも火のやる気の入り方って周りがついて行けないじゃないですか」
🐰「そうですね、見てると無理だなって思います」
🦌「そう、正直あれってあの火エレ以外お断りのやつだと思うんですよ。だから他のエレメントは他のエレメントのやり方でやってくしかないんじゃないかなっていうのが鹿ちゃんの結論になります」
瞬発力、爆発的なエネルギーの推進力、目的に向かってめらめらきらきらと突き進む図が羨ましくて、そのパワーがほしかったんだなわたしは。
🦌「じゃあかのりさんのやる気スイッチはどこにあるのかなっていうと、例えばこの11室なんか全然希望にあふれてる……"夢を見る"っていう方向だったらこの11室は相当でかい夢を見ていると思うんだけど……」
🐰「夢は見れるんですけど現実にすぐ戻っちゃうところがあって」
🦌「ウキーーーー🙈🙈🙈!!!」
めちゃめちゃ笑った。
🦌「そうだよなあ、太陽がMCに合だからなあ、夢持ってるけど覚めちゃうし手を動かし始めるよなあ〜〜〜」
🦌「ただその手を動かしてる状態っていうのはきちんとやる気スイッチが入ってるのに相当する気はします」
🐰「なるほど?」
🦌「手は動いてる=やってる、ではあると思う。ただ、何のために手を動かしてるかっていうところでその火らしい目的意識みたいなものがもしかしたら欠けるかもしれない」
それだ!!
🐰「そうだ、"目的意識"がない……!」
🦌「この配置だったらね、極力不快を取り除くだとか、極力嫌いなものがないようにするだとか、そっちの方向に働いちゃう人だと思うんですよね」
前言撤回。あった。
🐰「それ、それはめちゃめちゃやります」
🦌「だから綺麗に整ってる状況だったらむしろのんびりしてお茶飲んでるのかなっていうのはあります。で、汚れが目に付いたとかちょっとここ破れてるとかがあったらぱっと片付けてふうってしてる感じ」
わかる。
🐰「生活を快適にするとか不快を取り除くの方はしゃしゃってできるんですけど、特に興味がないというか、どうでもいい(と認識している)ことをやってって言われると『面倒くさ』ってなってやりたくなくなっちゃう」
🦌「全然いいと思う……そのやりたくないことにやる気スイッチを入れる必要ってあるのかなっていう話なので……仕方ないのでは……?」
🦌「やりたいことにやりたくないことが含まれてますか?」
🐰「求められていることにやりたくないことが含まれやすいです」
🦌「いいじゃないですかそんな!えーいいじゃん」
贅沢を言っています。やりたくないのにやらなければいけない、の状態に弱すぎる。我慢できるけどしたくない。
🐰「勝手に期待値がすごい跳ね上がっちゃって、わたしはそんなんじゃない!(わたしはみんなが期待するほどできるやつじゃない)みたいになっちゃうことが本当に多くて、そうすると嫌になっちゃう」
🦌「あるあるあるそれは絶対ある!そもそもこの太陽の配置って人気運も担保してるんですが、人気運以上に『自分が誰かを強烈に推したい』もあるはずなんですよ」
人格や考え方を尊敬できるひとの忠犬になりたいというのが昔からある。めちゃめちゃにある。そのひとのいちばん使える人間になりたい。推せるひとの部下として働きたい。バレるものだなあ。
🦌「放っておくと自分の周りに取り巻きが増えちゃうから、その取り巻きたちの願望を自分が実現するみたいな感じになりがちなんですけど。逆の方が気持ちよく回るはず」
🦌「"この人にとって自分が絶対必要な人間になりたい"みたいなね、そっちの方がいい」
🦌「だから巡り合わせがあれば綺麗にスイッチが入ると思うんですよね」
🐰「巡り合わせか、あるといいなあ」
🦌「本当にね、9室に星持ってる人は本当に巡り合わせの話をすることが多くて」
🦌「対人運があれば大丈夫だねってなるんですがあの、かのりさんの場合お見事に7室が空っぽでして……」
詰みかな?
🦌「で、(9室にいる乙女太陽の)ルーラーさんが10室にいらっしゃるので、職場ガチャする人かなっていう感じにはなってしまいます」
🦌「うまい具合に推せる上司に辿り着くまで職場ガチャ。上司ガチャで当たりを引いたらぶん回る人です」
このあたりで仕事関連の現状説明をして、どうやってこの先動いていこうかなの相談をしました。個人情報なので詳細は内緒です。
🦌「あのね、11室の人たちがモラリスト好き過ぎるからね、モラルがある人じゃないと嫌になっちゃうと思います。多少実務能力が足りなくても自分が全然カバーするんですよ。だから仕事できる人よりも人間ができてる人の下の方がいいです」
椿鹿さんがお話してくださったことが、わたしが就職の面接で話したことそのまんまで。「業界自体に興味ない、知識も経験もない、でも話していてあなたたちと働いてみたいと思った。あなたたちがいるなら勉強は後から幾らでもやるし、できる環境であると信じている」と言って今の会社から内定をもらっています。やり方間違ってなかったな。
🦌「人事さんと仲良くなりましょう」
🐰「仲いいです!というか人事に行きたかったんです」
🦌「なるほどね〜〜〜!人事やってる人の星の配置だと思う」
とてもやってみたい。
🐰「心理学をやってきたし、人事にいきたい」
🦌「せやな!!!本当にな!!!」
そこまで強く頷かれるほどどんぴしゃの配置なのね……
🐰「大学院(への現役進学)はお金なくて諦めたんですが、今も狙ってます」
🦌「はいはいはいなるほど。ドクターになりましょう。この星の配置はドクター持ってた方がいい。何でかって言うと転職が多いから武器になるものはいくら持っててもいいので」
🦌「研究一本の人にはなりにくいです。仕事として研究をするんじゃないと納得しない人なので、きちっと没頭してとにかく研究者で清貧暮らしっていうんじゃなくて、ちゃんと今求められている研究を私がやるっていう立場が欲しい。だから働く。そしてあちこち移る」
心理職に就くなら公認心理師や臨床心理士の資格を取った方がいいのだろうな、でもわたしの興味ある範囲は臨床系じゃないんだよな、でも働くのなら……(以下ループ)というので永遠に迷っていたんですが、仕事として研究をしたいというのにそれ!ってなりました。
🦌「一か所にいない人なの。仮に理想の上司に巡り合ったとしても多分三年で追いつく人なんですよ。で追いついたら次を探しちゃうので」
🐰「じゃあ今の会社に5年ぐらいいるの結構すごかったりするのかな」
🦌「えらい!すごい!頑張りました」
🐰「頑張った結果体壊しちゃったんでちょっとあれなんですけど」
🦌「うん、多分3年辺りが限界だったと思う」
実は自分の心身は保って3年だろうなって思って会社に入りました。実際に3年目あたりから体調がぼろぼろになり始めた。星的にも同じだったのがすごい。
🦌「そのリズムで動かないとあかんです」
🦌「3年契約更新してもう3年っていうんだったら、もう本当に3年じゃ追いつかなかった、足りなかった、この人めちゃめちゃすごい!っていう人の下の時だけです」
🦌「(職場と理想の上司を)ガチャるべきです積極的に、若いうちに!」
トランジット天王星がそろそろ6室入りするんですよね💫という星的なフラグを立てておく。
🦌「さてやる気スイッチ、ひとつめは『その推しに巡り合いたい』っていう感じの欲望です。"推しはどこだ"っていうやつ」
🦌「あと配置的に自分の下に自分のことが大好きな人だとか、自分に役割を求めてくるひと……ファンですね、要するにアイドルみたいな状態になってファンサをするっていう状況が嫌いではないです」
🐰「嫌いではないですね、ファンサはやります」
好いてくれたひと期待してくれたひとにはその分気持ちと実績でお返ししたい、という性質を持っているんですが、ファンサという単語で表せることを知りました。わたしがしているのはファンサ。
🦌「だからそのファンサ状態の時もやる気スイッチが入ってます」
🐰「それは確かに入りますね、いい格好したいし」
🦌「いい格好したいし、去り際ががとても美しい月なので『ありがとうございました!』って言って大歓声の中で引退したい人です」
分かる。きっちり全部片付けて去りたい。マイクを置いて笑顔で幕引きしたい。
🦌「というわけで、どれくらいの期間そのファンサを続けるかみたいな戦略が必要です」
🦌「気持ちのいい感じの自分のアイドル生活を思い描きながらファンサしてください」
わたしが……アイドル……?というのは置いといて、気持ちよくファンサを続けられるように自分のキャパややり方を考えようと思います。ファンサし過ぎて疲れて人間関係をリセット(後述)したことがあるので。
🦌「人間由来のやる気スイッチが2つ、あとは本当に自分ひとりでやる気スイッチを入れる話だったら……夢見てるとき……でも覚めるって言ってるんだよな……そう、その目の覚め方が"人から呼び戻されてる"んじゃないかなと思う」
🦌「太陽と月が結局どっちもファンサや推し探しで人間を問題にしてるから、『ファンが待ってるよ』とか『推し探しに行こう』とかそっちの現実の引き戻し方なのかなって」
🦌「だから、待ってる人がいるとか探しに行かなきゃいけない人がいるとかじゃなければあんまり夢から覚めない可能性はある」
🦌「太陽も月も、どっちも仕事してなかったら夢の中には居続けられます」
🐰「夢の中にいたほうが幸せだったりしますか?」
🦌「それはそれでよくぶんまわっていると思います、多作な人だと思うので。夢の中にいたとしたら、夢を見ながら手は動かし続けてるっていう感じなので」
🐰「強い」
覚めない夢のなかで現実的に手を動かせるってそれはもう理想じゃん?強いな?
🦌「強い強い強い。そっちの路線、なんか書斎籠りで自分の夢の中をずっとうろつきながら何かを作っている路線にうまいことがちっとはまったとしたら、それはそれでやる気スイッチずっと入りっぱなしの可能性もあります」
わたし椿鹿さんに理想の暮らしの話をしたことあった??マルゲリータの本棚がある書斎にこもって好きなお茶とお菓子とともに論文や本を読んで好き勝手に文章を書きたい。想像しただけで幸せ。それがデフォルトになったらめちゃめちゃやる気スイッチ入りそう。
🐰「夢見れる環境と推しを探そう……」
🦌「そうですね、この3種類かなやる気スイッチパターン。どれにしても3年以上やると次行きたくなりますけどね」
🐰「あんまり長期戦で見込まない方がいい感じですね」
🦌「はい。熱狂してください、そのたびそのたびに」
🐰「ぶわっと熱あげてしゅんっと冷めるのでいいんですね」
🦌「いいと思う。熱狂してる間に大きく稼いでください、そしたらそのしばらく燃え尽きてる間も備蓄があると思うので」
🦌「不動宮がよくやってるような、あの持続性のある安定した感じとはちょっと離れているので」
これも火エレと同じく隣の芝は青い案件だった。こつこつじっくり積み上げていくのが不得手。飽きちゃう。羨ましくなるポイント。
🐰「継続をすることができないんですよね、冷めるスピードがすごく早いから?」
🦌「習得スピードが速い、もあるかな!」
習得しても忘れちゃうのなんとかできたらつよつよになれそうだ。
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3.飽き性どうにかならないかな?(とお金の話)
何事も形から入るのに、形ができたら満足して投げます。
🦌「あれですよ。『この部屋汚いから掃除しに行こう』の話」
🐰「そういうことか!」
初っ端から納得しちゃった。形から入る=自分のなかにある知識や情報の居場所を整えてたのか!
🐰「ならしょうがないですね、片付いちゃったらいいですねもう」
🦌「そう。あー綺麗になった!オッケー!なので」
🐰「そっかあ……」
🦌「うん。掃除早いしうまいし」
本当にすぐ飽きるというか冷める。なにかを始めようとするときに情報収集する(サイトからブログからなんでも読む)、本を買ったり借りたりして読む、道具を揃えるというところまでやって、道具が揃ったあたりで「あ、もういいや」ってなる。なので形だけ整ってるものが結構ある。わたしのなかではそれらの居場所が整ったので"もういい"のだけど、周りから見るとやるやる詐欺や半端ない飽き性になっちゃう。
🦌「だって片付けたし埃も払ったしよくない?もう形揃ったからもういいよね?ってなっちゃう」
🐰「満足したからじゃ次っていう」
🦌「なんだったらその部屋は全然お客さんお通しできるようになってるから!ご案内できるから!ってなってるから、何が悪いの?ってなる。その綺麗にした部屋の中でじゃあ何をするの、って言ったら人を招くんですよ」
🦌「おもてなしの人なんですよ、どうしても。ある程度片付いたらそこで自分が何かする人じゃないから。そこで接客をするので」
🦌「だから人を招ける場所がたくさんあるっていうことはお金につながりやすいはず、副業は何パターンも持ってる人だと思います」
夢が広がる!いつかやりたくなったときに始められる体制が整ってるのはいいことかもしれない。
🦌「齧って綺麗に整えて人を招けるようにして、いらっしゃいませどうぞってお茶をお出しして、スキルを発揮してお代を頂戴してありがとうございましたの人だから」
🦌「金銭感覚ガバなんですけどね」
唐突な指摘にめちゃめちゃ笑った。なんでバレた。
🐰「めっちゃガバです」
🦌「値段の付け方が分からない人なんですけどね、整えた時にこのスキルの値段はいくらかっていうところまでやった方がいいですできれば」
🦌「換算したらね、多分人をお通しした時にいくら貰えば良いか分かると思うので」
🦌「そうだな、あまり独学向きじゃない……独学してもいいんですけど、何て言うのかな。出来上がったものを必ず人に提供しなきゃいけないっていう縛りが付く以上、師匠にこれいくらですかって聞ける環境の方がいいです」
🐰「なるほど。独学でやらないほうがいいですか?」
🦌「ううん、独学はできるの。できるけどそれをどう使うかっていうところで"人に提供する"が必ず付いてきちゃう。例えば占星術とかも独学でも行けるんですけど、値段付けるっていう段階になってひたすら困る人なので」
心当たりがね。
🐰「……身内の星を読んでるんですけど」
🦌「ただで読んでるでしょ」
🐰「ただで読んで渡して、お礼としてスタバのギフトとかをもらったりしてます」
🦌「だと思った!!」
ここの椿鹿さんの言葉の強さ、本当に「大丈夫!?」感が溢れてた。それくらいガバガバなんだね……占星術鑑定の相場のレクチャーを受けました。こちらも中身は内緒で。
🐰「……これは海王星(が原因)ですか?」
🦌「いや11室です。おもてなしスイッチガバガバ」
🦌「『だって共有財産じゃん』って。『人類の英知じゃん』って。そんな感じ。しかも9室の太陽っていうのがその『お代は気持ちで十分だから』って」
プロではないし許可とった上で勝手にやってるだけだし楽しんでもらえればそれでいい、ただ身内たちが困ったり迷ったりしたときに思い出してくれたら嬉しい、そもそもお代取るなんてレベルのものではない、そんなことするのは烏滸がましいと思って……星に反論ができない。
🦌「で、8室の火星が好きな人のためなら何でもやります」
🐰「知らない人のは(知らないうちは興味がないので)読まないで身内のだけやってます」
🦌「海王星のせいにしないように。全部個人全体が悪い。ふふふ、やれやれって感じです」
椿鹿さんにやれやれって言わせた11室勢すごいんじゃないか??
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4.性格や行動の矛盾の理由が知りたい!
面倒くさがりな完璧主義。あとは人と関わりたいのに人に対する許容範囲が狭かったり、リセット癖(Twitterアカウント、LINEの友だち、ブログ、ツイートなど)があったりします。なんでかな。
🦌「多分今までの話でいっぱい出てきましたが」
🐰「出てきました」
はい。
わたしが困ってる、悩んでるまではいかないけどどうしたものかなあと思っていた事柄、大体星のせいにできる。
🦌「リセットっていうかな、まあ居場所を変える人っていうのはしょうがない」
🐰「場所を変えたくなって、そのときに一緒に片付けたくなっちゃうっていうだけですね」
🦌「人と関わりたいのはまあファンサしたい話ですからね、結局はね」
🦌「ファンサなので主導権は自分です。主導権を取れなくなってきたり、綺麗に幕引きできないみたいな状況に陥るとイライラはします」
🦌「どうせ心理学やってるんだったら人心掌握についてどんどん勉強するべきです。それをどう利用するかはともかく、自分にとって一番必要なのは人心掌握です」
🐰「なんとなくその方面避けてたんですよね、楽しくなりすぎちゃいそうだと思って」
MCの度数、乙女座19度が人間の深層心理をゲーム感覚で扱いにいく子なのでね……もし変にハマったらそうなった自分がめちゃめちゃ嫌だなと思って……
🦌「楽しくなっちゃうのもそうだし、あとそれを売るイメージが付かないから学んでなかったのもある」
🐰「あー、わかります、カウンセラー向いてるよって言われるけどカウンセラーやってる自分はイメージできないみたいな」
さっきも書いたけど本当に心理学の知識を誰かを助けるために使っているビジョンが見えてない。
🦌「だからこれはおそらく本当に自分のためだけに必要なスキルで、いつもみたいにお部屋に落としてみんなに振る舞うやつじゃないんですよ。俺が一人でこれを使わねばならないのスキルだから」
🦌「こそこそやりましょう😊」
こそこそやります😊書いちゃったけど。鶴見中尉になりたいわけではなくて、目の前にいるあなたがどう考えどう揺れ動いているのかを取りこぼすのが嫌なだけ。
🦌「その人心掌握、人を支配するとか自分が場を握る、主導権を取るっていうことが長けてくれば長けてくるほど、何かをすぐにリセットするっていうことはなくなっていきます。小慣れていくから。成長途中なんだって思っておいてください」
🐰「伸びしろいっぱい!」
🦌「まあ"面倒くさい"っていうのは天秤に生まれた以上は諦めてください」
🐰「はい」
録音聞き直したらここスンッて感じで笑った。
🦌「どうやったら手を抜けるかっていうことを常に言っているのでね」
🐰「手を抜きたいのに細かいところが気になってしょうがないみたいなことがよく起こるんですよね」
🦌「あのね、天秤が上にいるせいで、自分が手を動かしたからには見返りがほしいんですよ」
🐰「ほしい」
超ほしい。わたしから言わなくてもちゃんとわかってほしいし褒められたい。
🦌「で、その細部までこだわっただったらこの細部に気づいてくれみたいな察しろが発動していて」
🐰「そういうことか。自己申告すると楽になりますか?ここまでやったよ見て!みたいな」
🦌「そうですね、自己申告は楽になる。あと自分の中でボーダーをを決めるのも楽になる。ここまでは気づいてもらっても気付いてもらわなくてもいいけどこれだけは気づけ!みたいな。どうしても気づけ!の念がでかいです。その辺のコントロールだ」
12室蠍冥王星持ちの「念のでかさ」、ちょっと怖い気がする。
🦌「面倒くさがってはいけないところを面倒くさがってしまうところはどうしてもある」
🦌「天秤はコミュニケションの星だって言いつつ、そこは言葉にしてくれよって他の人に言われがちなところはどうしても出てくるので」
🦌「自分が分かるし察せるからこのくらい当たり前で常識だろみたいな傲慢をたまに出してくるので、本当に劇的に鈍い特に火エレとかあと地の中でもちょっと周りに鈍いタイプとかを相手にしたときに『気付けよ!!!』って怒ってる可能性があります」
🐰「www」
🦌「言葉にしましょう、せっかく言葉の星座に生まれてきたんだから言葉にしていきましょう」
できるだけ言葉にするようにしてきたけれど、話すときも丁寧さを心がけようと思います。言葉を端折らない。
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5.お悩み相談
創作はやってないのですが、美術館博物館の展示の感想、読書感想、考えごとのまとめなどの文章を書くのが好きです。自分の心の揺れを余すことなく言語化したい。本は体調によって月5-20冊くらい読みます。
それなのに文章を一切書けなくなったり、本が全く読めなくなったりする時間が多くて、ここ最近ずっとそんな感じなので星に答えがあるか聞きたかった。
🐰「文章が文章じゃなくて文字の羅列にしか見えなくなる時期が結構あって。書けるときは一万字とかさくっと書いたりしてたんですけど」
🐰「メンタル弱ってるのでそこ由来なのか星なのか……」
🦌「うーん。美しいもの足りてますか?って感じはします」
🐰「あっ足りてない!足りてないです!」
🦌「うん。もう美しいもの補充したら多分止まる人じゃないような気がする」
解決した。椿鹿さんすごいなあ。
言葉を読んだり書いたりするための酸素となる「美しいもの」が足りてなくて、頭と心が呼吸できずに澱んでしまっているんだろうな。まずは美しいものを入れる前にこの滞ったものをなんとかしないといけない。
🦌「ハコモノ大好きなはずなんですよ、美術館博物館」
🐰「大好きです」
🦌「長いこといけてなかったりすると駄目かなって。行かない時期が続くのは良くないですね」
思えばコロナ禍で美術館の展示が閉まり始めたあたりから体調が明確に傾き始めたな。行こうと思っていたその日から閉幕になったハマスホイ展、悔しさがまだ新鮮なまま胸の内にある。
🦌「あと、古典が好きな人ではあると思うので、現代社会の情報に触れすぎると疲れます。なんかあのもう、本当に文字が蝿にしか見えない可能性はあります」
🐰「ニュースをできるだけ見ないようにするとかしてるんですけど、ここ最近ずっと蝿状態で」
🦌「うざい、汚い、整ってない!!あー!!ってなると思うので」
🐰「俗世から離れるタイムを設けます……」
テレビは基本NHKのニュース、あとは録画をちょこちょこと。バラエティは基本見ない。それでもきつい。Twitterで見えちゃうからな……
🦌「歴史が浄化して綺麗にしてくれたっていうので古典が好きなんですよ。その時代その時代の生の情報ってやっぱり生臭いので、古典まで行くと誰かしらが掃除した上澄みしか残ってないんですよね。そういうところを摂取して、ああ綺麗だな整ってるなってなってほしいです」
🐰「うん、古い哲学が好きです」
🦌「時代の中でだいぶ邪魔な部分が削がれてるから気持ちいいんだと思います。時間が綺麗にしてくれたものを愛してください」
時間が綺麗にしてくれたもの、と聞いて浮かんだのが鉱石や真珠でした。どちらもとても好きなもの。長い時間をかけて形作られた美しいもの。そういうものをたくさん見つけて愛していきます。それからそういうものが好きな自分も愛でていきたい。
🦌「なんだったら今ちょうど水星逆行だし昔の自分が好きだった古典とか開くとああこれやっていう気持ちになれるかなと」
🐰「実家の(両親の)本棚漁りに行こうかなあ」
実家にあった自分の本はこの間全部売り払っちゃったのですが、買い戻そうかなと思っているものがちらほらあります。本棚の空きが一瞬で埋まっちゃうんだよな。
🦌「それでもいいし、もう新訳出てるんだったらそれを買ってみるでも全然気持ちが違うと思う」
🐰「美しいものを見る読む、ですね」
🦌「美しくなきゃ疲れるよ〜」
🐰「そういう星かあ……」
星がそう言ってるなら仕方ない、受け入れられそう。現実は美しくないものの方が多く、それらを見つめていかないとこの世界で生きて戦ってはいけないけれど、わたしはそれだと息ができない。いろいろと過敏すぎて弱い自分のことを世界に対する不適合者、異物として認識していて、"ここ"にいるのは無理なのではと思ってた。
🦌「現代社会の生データの中を生きる適性がありません」
🦌「仕事としてこの部屋をよろしく、くらいの話だったらともかく、一歩でも外に出たら情報の洪水の中でうわ臭い!ってなる人です」
適性ないらしいのでね!!!仕方ないね!!!
🐰「常に新鮮な文字情報が欲しくてツイッターに張り付いてるんですけど、うるさい!!ってなっちゃうことが多くて」
🦌「でしょうねえw」
🐰「生データだからなんですね」
🦌「楽しいけどある程度誰かがまとめてくれたものを見たほうがいい、疲れてるときは特に。信頼できるキュレーターを見つけるだけでだいぶ人生変わると思います」
🦌「自分がキュレーターになってもいいんですけど、でもどうしても疲れてるときは頼りたいと思うので。この人のフィルターを通してきた情報だったらどんなときでも読めるっていうキュレーターを探しておくと良いと思う」
🦌「あとブロックミュート活用推奨です、めっちゃ使ってほしい」
🐰「めっちゃ使ってます」
ひとの言葉のリズムや温度etcから勝手に感情を拾って影響されたり、脳内音読が止まらなくなったりするので、自分のキャパ残量に合わせてミュートしたりリスト作って見たりしています。嫌いになったわけじゃないんだ、許して。
🦌「ほっといたって知っておかなきゃいけないことはどうせ知る羽目になるし、遅れて入ってきたとしても誰よりも早く情報を仕分けする人なので、そんな常に最前線に立ってなくても大丈夫だと思う」
🦌「例えばですよ、今から突然経済学の沼に放り込んだとして、誰よりも早く頭角を表すと思うんですよ」
🦌「もうあらゆる学問に対してそうだと思うから大丈夫だと思うんだよな、普段は出力絞って生活してても」
🐰「大丈夫ですか絞って……」
🦌「持ち前の頭がいいから大丈夫!」
椿鹿さんに大丈夫って言ってもらえるとなんだか大丈夫な気がしてくる。ふしぎ。
🦌「恐らく『かのりさんに聞けば分かるかも』って言ってくれる人のためにキュレーターをしている可能性があって、その子の興味関心のある分野は押さえておこうっていうファンサをしている」
🦌「ファンサ精神なんだろうなっていうのはありましたね」
🐰「百科事典(聞いたらわかる、調べてくれる、自分に合わせて答えてくれる)扱いをされるから……」
🦌「じゃあ知っておかないと……みたいなね、ググレカスって言っていいよ!」
自分の勉強にもなるからと思ってたけどちょっと調整しよう。
🦌「勿論知るのが楽しいから、も絶対あるとは思う、あるんですけど、でもさすがにここ本当に生臭くて苦手なんだよなっていうところまで行ってあげるのは優し過ぎるので」
そう……楽しさもある……文字を読むのは好きなので……もし世の中に起こっている知らないことや愉快なことを知ってわくわくできたら嬉しいので……
🦌「もしどうしてもその分野が必要だっていう話だったとしたら、そこの専門家をピックアップしておいてこの人に聞けばいいっていうあたりをつけてあげるタイプでもいいと思う」
🦌「専門家の友達たくさんいるとだいぶ楽になるかなと」
🐰「最近は(自分で説明するのではなくて)論文とか本とかこれを読めみたいな感じで返すようにしてみてるんですけど」
🦌「うんいいと思う!その蠍型の、論文だったら全部読み込んでるけど社会性がないみたいな人がいたとしたらそういうの囲っておくのは大事です」
🦌「そういう人を囲っておいてその自分のところにあっこれあの人の専門分野だっていうのが来たらあのなんたらさん紹介するねって言える感じが凄い大事だと思う。社交力をそれに費やすのは全然ありです」
🦌「生き方とかとっつきにくくて世の中からはぐれちゃってるスペシャリストと自分は繋がってるっていう路線で使うのはありです、ハブ基地になってください」
そういう友達ほしいな!!!ひととの関わりをゆっくり増やしていきたい。一気にやると情報量多すぎてキャパ落ちすると思うので。
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6.強みはどこですか?(と命術の話)
褒められたい!!
🦌「多分今日強みの話をたくさんしたと思う」
🐰「いっぱいしてもらいました」
さっきも似たやりとりしたな。
🦌「(ネイタルが)そもそもの形として強いんですよ」
🐰「強い……」
そんなこと思ったことなかった。弱いと思ってた。認識を改めます。わたしの星は強い。
🦌「あの、正直鹿ちゃんが相棒にしたいタイプなんですよ」
🐰「!?」
びっくりした。そして嬉しい。
🦌「(ライツ)乙天は本当に頼りになるので。有能だっていうことは分かり切っている、しかもハウスがいい。すっごい使いやすい」
🦌「鹿ちゃんがこれ頼むって言ったらあいよっていう感じに請け負ってくれるような配置をしている」
🦌「尖った才能のある人やっぱりどんどん周りに集めていきましょう。この人これに関してはいいんだけど他のところ色々駄目なんだなっていうときに埋めてあげられる人なので」
🐰「ああそういうの埋めるの好きですね、うん」
🦌「何とかしてこう溶け込ませようというか共存させようというか、そういう路線で社交力を支える人なので。間を取り持ってる人なんですよね、だからもうグループの中にかのりさんが一人いるだけでだいぶ違う。楽になる」
🦌「ただあくまで自分でも分かってる通り、サポートが一番楽しい。自分が前に出るよりもっていう人だから」
なぜか前面に押し出されることが多い人生だったけど裏方で立ち回るほうが好きです。
🦌「かのりさんをセンターに置くことは可能なんです、そのグループの中でね」
🐰「結構高頻度でセンターというかリーダーに置かれてしまう……」
🦌「だって他に適役がいないから、みたいな話になってたらそうだな、センターを張れる人がいるんだったら是非その人に張っていただいて……とも思ってると思う」
🐰「思ってます」
🦌「だからその花形だったりだとかセンターみたいなところが似合う人のいる集団に属すともっと楽になっていって、ということは高いスキルを持ってたり人間性が抜群にいいみたいなそういう集団の話になってくるわけじゃないですか。かのりさんですらそこでセンターになれない!みたいな」
🐰「ちょっと恥ずかしい」
褒めに照れた。
🦌「という訳で上を上を目指した方がいいです」
🐰「うん、そういうところに行きたいですね」
🦌「もう自分がセンターにならなくてもいい、すごいなここっていうところに行った方がいい、そこまで行くには上に上に行くしかないです」
🐰「行きます、行くしかない。自分の居心地の良さのために」
人生に対するやる気が少しアップしました。そしてここでも"居心地の良さのために(自分の不快指数を減らすために)"って言ってる!
🦌「高いところのほうが居心地がいい絶対。なんかすげえ人間集まってるなっていう中にすっと収まってください。で、欠かすことのできないメンバーになってください。すごい合ってると思う」
🦌「そうだな、自分のカラーっていうものが属している集団によってだいぶ変わっていく人だから。センターを取ってるときはまあリーダー気質だったりだとかが前に出てきます。サポートにも色々な種類のサポートがあって、なんかクール系が必要とかちょっと変わってる人が必要とか、知性が体力が、みたいないろんな求められ方があったとしたら、足りないところを埋めるんですよ」
🦌「という訳で、何が強みって言ったら何にでもなれるのが強みです」
🐰「カメレオンだ」
🦌「カメレオンです」
カメレオンだそうです。
🦌「逆にその集団の中で足りないところを一手に引き受けるっていう気質があるので、足りないものばっかりの集団の中にいるときついはずです」
🐰「あー」
だからあのとき疲れたんだな……みたいな記憶が蘇る。
🦌「可能な限り自分が埋めなきゃいけないポイントが少ないだろうな、みたいなところを気にするといいと思う。誰もできない?じゃ私がやる!なので」
🐰「広く浅くよりは狭く深くを埋められ(るようになっ)た方が良いですか?」
🦌「何でもできますよ正直!社交的なかわいい妹系が必要ですって言ったらそれもできるし、ママみが欲しいんだよねって言われたらママになりますし、本当何でもできちゃう。知性派でクールなインテリが欲しいんですよって言われたら任せてください!ってなるし、体力仕事の汚れ役が欲しいですって言ったらはい汚れてきますってなるし。凄いですよね」
🦌「しかも『これでグループのまとまりが良くなりました、やった!万歳!』なので……強すぎる……」
🐰「強いな……ちょっと自分に自信を持とう」
何回も言ってしまうけど、もっと繊細でうずくまってる系のネイタルかと思ってた。全然そんなことなかった。キロンは泣いてるけど。
🦌「だからこそ本当になんかあれも足りないこれもできない全ての能力が私より下の人しかいないみたいな集団の中が一番大変なはずです」
🦌「これは人に譲れるこれは人に譲れるこれも人に譲れる!やった!みたいな感じになってる方がいいはずです」
🦌「余ったところが深いところが必要だろうが浅いところが必要だろうそれは多分関係ない、埋めてって言われたものは埋めるんですね」
🦌「どんな形にでもなれる。つまり"猫は液体"みたいな話です」
🐰「あははwww」
🦌「かのりさんはパテです。かのりさんが埋めることでまんまるい綺麗なぴかぴかになります」
🐰「それはいいなあ、まんまるい綺麗なぴかぴかになるんだったら喜んで埋めますってなりますそれは」
🦌「埋まってないと気持ち悪い人なのでね」
🐰「欠けがあると『えっ』てなっちゃうタイプ」
やるなら完璧に整わせたいので「途中で終わらない、中途半端を許せない」みたいなところがある。欠けがあると気になって気になって仕方がない。永遠に脳内リマインダーが「欠けてるよ直して」って通知してくる。
🦌「埋めなきゃ!ってなるので。それを自分で埋めるっていうのがね、すげえなっていう感じです。誰か持ってきて埋めるじゃないんだなって言う」
🐰「自分でぺたぺたしてしまう」
🦌「面倒くさがりのくせに全然楽な方法を取ってないなっていう気持ちにはなりますが。だって一番簡単なのって人にさせることじゃないですか」
🐰「そうですね、(誰かに埋めてもらうことを)考えたことなかった……」
欠けを見つけたら見つけた責任でもって自分で埋めたいんですよ。そして埋めたことに気づいてほしい。誰かを使う、という選択肢がなかった。
🦌「だから自分の手足代わりになるくらい優秀な人は必要ですよ、どうしたって。っていうのが増えれば増えるほどあのキロンも泣かなくなります、『神様なんかいないじゃん!誰も助けてくれないじゃん!』って泣くキロンがおとなしくなります」
🐰「なってほしい」
キロンにはマジで泣き止んでほしい。
🦌「あははw もう自分一人で頑張んないで?頑張る人だけど」
🐰「なんかこう結局いつも自分の能力が足りないって言ってめそめそしちゃうタイプで……」
🦌「いや足りすぎてるんですけどね実際のところ。ただほらやっぱ有限なので、人間も時間も。普通に考えて足りすぎてます、足りすぎてる。人類が歪すぎるのが悪い」
🐰「そういうことにします、その方が楽な気がする」
🦌「みんな尖ってるんだもん、ウニみたいに」
まんまるな人間なんて存在しないんじゃない?とは思う、思うけど夢は見い。
🦌「という訳で、正直命術って考えた時に西洋占星術よりも四柱推命の方が合ってる可能性はあります」
🐰「なるほど?」
唐突なニューフェイスにちょっと動揺した(モダンの西洋占星術とタロットを齧っています)。
🦌「はい。というのも、四柱推命というのは人間を丸く整えることに特化してます」
🐰「あ、いいフレーズですね」
🦌「とがってる部分をどうやって抑えるかとか、足りない部分をどう補うかの話ばっかりしてます。逆に西洋占星術はその強みを活かしましょうとか飛ばしていこうとか、あと短所は諦めましょうという話をよくしてます」
🦌「というわけで気質で考えたらかのりさんは四柱推命の人です」
🐰「へえ〜〜」
一回出してみたことあったんだけど全然わからなくて放置してました。
🦌「はまるんじゃないかな……しかも特に、四柱推命の中でも西洋占星術寄りの、あなたの長所はここですよみたいなことを言ってるものよりも古典の方、棘のない人間こそが素晴らしいみたいな、仏教にかぶれてる方があってる」
🐰「仏教……わたし家系的に仏教との関わりが深いんですが……」
どんどん繋がっていって面白いな〜!
🦌「煩悩をそぎ落としましょうとか尖っているところはなくしていきましょうみたいなのに染まってる方の四柱推命です」
🐰「悟りを開いていこうの方ですね」
🦌「相性いいだろうなあって感じです。それで物足りなくなったらこの西洋占星術のいいところを伸ばしましょうの方に戻っていらしてください、バランス取れると思います。もう色々齧ればいい」
四柱推命は沼が深そう。星へのモチベーションが一回落ち着いたら手出してみようと思います。
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7.ネイタル天体の話
🦌「えーとね、8室の火星が阿修羅みたいなことを言っておりまして」
🐰「阿修羅みたいなこと言ってる??蟹(火星にとってはフォールで元気のない配置)なのに???」
思わずオウム返ししちゃった。
🦌「それこそ『仏ゾーン』の阿修羅くんみたいなことになっていまして。読んだことあるかな、漫画があるんですけど」
🐰「ないのでちょっと探してみますね」
🦌「『お釈迦様の教えはこんなにも尊いのになぜそれをみんな守れないんだ!』って泣きながら、お釈迦様は優しくて手を下せないから俺が代わりに粛清してやるっていう方向にふれてる阿修羅くんなんですね」
やばくない?
🐰「ええ強……」
🦌「そのお釈迦様のきれいな手は汚せない俺が手を汚すって言ってるほうの阿修羅くんです。完全に8室蟹火星がそいつなので親近感は湧くかなっていう気がします」
🐰「蟹の火星だから弱ってるのかなって思ってたんですけどそんなことなさそう……?」
🦌「他の星がね、とっても高い理想を言っていて、それに対してこの火星が『なんて素晴らしい教えなんだ!』って涙を流しているので」
やばくない?(2回目)
🐰「そんな火星なんですか??面白すぎる」
やる予定はないけどネイタル擬人化したらめちゃめちゃキャラが立ちそう。
🦌「『うんわかった!それ(理想)のために邪魔なものは全部俺が排除する!』みたいな泣き方をしているので」
🐰「すごい泣き方してるwww」
🦌「そういう感動泣きをしているのでw ただし手は血にまみれてるかもしれない。なかなか強えよこいつ」
🦌「でも他は多分悟りに踏み込みかけてる惑星ばっかなんで」
🐰「ふふふ」
🦌「こう、高い理想に悟りを開く、美しきを追求して生きていく方向で、それが一番回るよねっていうのもありそうですね」
🦌「アセン射手だしねえ……これは冒険家とか放浪とかじゃない。この冥王星に関して言ったら悟りの世界の話をしている。道を求める方です、どうしたって。しょうがない、運命づけられているようなものです」
🐰「周りが政治とか経済とか現代社会について話してるのにわたし本当に心理と哲学以外ほぼ興味がなくて」
🦌「やったらできますよ?」
🐰「周りが困ってたら勉強するぐらいは全然やるかなって思うんですけど、そういう道が一番楽しいんですね」
🦌「楽しい、真理を探しに行く方が楽しい」
🦌「かのりさんに聞いたらきっと本当に的確な答えが返ってくる、現代社会の問題だったとしても。ただまあ『別に私の専門じゃない』ってずっと言ってる」
🐰「真理追求型冥王星……」
🦌「そうです。しかも12室にいるのでとことんです」
🐰「12室蠍冥王星って何だろうって思ってたんです、何をやるんだろう私はって」
12室も冥王星も怖いことが書いてあるから、それが被ってるわたしはどうしたらいいの?って思ってた。
🦌「あっははw そのまんま、太陽だったりアセンだったりが言ってる路線そのまんまです。で、MCの乙女さんがうまい具合に整えて人にお出ししようねって言ってて、11室勢がだよね〜!って言ってるから」
🦌「結局、自分が学んだことを放置しておかないで結局文献にしたりとかいうふうに残そうとはするのかなって感じです」
ひとりで日記書いて終わりにできないのは仕方なかったんだね、誰かに提出して見てもらいたいのは星のせい。
🦌「この土星は〜、多分これだけ自分に厳しいような星をたくさん持ってたらもう既に仕事ほぼ終えてますね」
🐰「終わってるんだ!?」
まさかの。
🦌「終わってる!つまり今の人格を作ったのがこの土星です」
🦌「もうね、ずっと厳しかった。『上を目指せ』って」
🐰「いつまでたっても100点取れない感覚がずっとありましたね……」
🦌「そういうふうに自分を20歳くらいまで連れてきたのがこの土星です」
🐰「こいつだったのか……」
🦌「よしうまく育ったってそろそろにやにやしてると思う」
🐰「にやけているのか……」
🦌「にやけてるにやけてるw 自慢の弟子だみたいなことを言ってる。だからね、これは苦手とかそういうんじゃなくて、ああ今の私はこの土星のせいでここにいるんだなっていう風に思ってた方がいいです」
🦌「定期的に土星が戻ってくるサターンリターンがどうのこうとかでタイムラインが賑わったりするじゃないですか」
🐰「はい、わたしも来年あたりがそうかな?」
🦌「大したことないです。これだけ頑張ったんだもの」
🐰「だといいなあ〜」
🦌「あのね、9室10室に太陽月が入ってる人が土星怖いわけないんですよ」
🐰「えっそうなんだ」
🦌「うん。だって元から道を極めようとしてるししっかりしてるし、土星様の言う通りみたいな生き方をしているはずなので」
そんな天の神様の言う通りみたいな……
🐰「(でも確かに)ゆるくオポジションでもあるし……?」
🦌「あと11室に星があるのも、これもね〜。というか、この木星が土星よりなので」
🐰「そうなんですか?」
🦌「そうですそうです。広げるぞウェーイ✌️っていうノリよりは、上の方に上の方にっていう感じの導き方を教える木星なので、木星にしては割と目的意識がある」
🦌「まあおもてなしガバガバゆるゆるスイッチはこいつが持っていますが」
こいつか!!!
🦌「自分に対しては割と目的意識があるけど他人に対してガバガバな木星です」
🐰「他人にきついよりいいかなあ」
🦌「そうだな、3室土星なので弟子を取るのはいいことです。いずれね、いずれ」
🦌「何て言うのかな、この土星は既に自分のこと最高傑作だっていうふうに担保しているんですが」
これまで苦手とか試練とかのイメージで、しかもそれが魚座にいるってよくわからないな……と思っていたけど、すごい自信に満ち溢れてる土星を見てたらなんだか元気が出てきました。
🦌「それ以上に『こいつは自分の最高傑作だ』っていう人間を愛しているので」
🦌「だから今じゃないかもしれないですけど、いつかそういう人を作るのはとてもいいことです」
🦌「土星怖くないよ?」
🐰「結構サターンリターン近いなと思ってそわそわしてたんですけど」
🦌「元々が自分に厳し過ぎたねっていう話なのでね!」
🐰「じゃあもうちょっと怖がらずにこんにちはしようと思います」
🦌「屁でもないっていうか、むしろ褒められるんじゃないかな?よくやったねって」
🐰「言われたい〜!」
サターンリターンのことがちょっと怖くなくなりました。
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こんな感じで1時間みっちりお話しました、とても楽しかったです。もっとネイタル天体のことを椿鹿さんの言葉選びで聞きたかった、特に天秤ズ(月水金)……!!
またお話しにいこうと思います、ありがとうございました。今度は何を見てもらおうかなあ。
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