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ボクたちはみんな大人になれなかった

11月18日、大学は入試でおやすみ、そして18:00からはライブハウスで好きなバンドのライブに行く。そんな素敵な休日!せっかく街の方に出るから1人で映画館に来た。「僕たちはみんな大人になれなかった」を鑑賞。思うことが沢山あったのでnoteに書き記そうと決めた。ネタバレします、ちゃんと作品を見たい人はここから先見ないでください。

まずこれ原作があるのね!ちゃんと原作を見てからが良かったなぁ、と思いつつ映画が先でもいいじゃないか、とも思っている。
時代の変化が凄いね〜ポケベル、公衆電話、ガラケーからスマホへ、分厚いパソコンはAppleのうっすいPCになってて、そういった私たちの生活に欠かせないものは日々進化していった。けど自分だけはあの頃と変わらない、変われない、そんな対比があるのではないかと、!

「なんか普通だね」
って言われるのが嫌で、でも普通でいたい気持ちもあって。普通ってなんだ?普通を求めてるはずなのに普通がおもしろくない感覚、痛いほどわかる。

分からないままの方が心に残る
確かにそうだし分からないものはそのままにしておくのもアリなのかな。でも分からないままだから佐藤はずっとずっとしおりのことを忘れられなかった。実際、自分自身も忘れられないのは中途半端で終わってしまった恋ばかりな気がする。自分で終わりを作らなければズルズルと引きずってしまうね。残しておきたいものは分からないままでいよう。

嬉しい時に悲しくなってしまう
幸せな瞬間から落ちていくのが怖いから、その瞬間にとどまっていたい、けど時間は勝手に過ぎていく、進んでしまう、変化に自分が適応しなければいけない、変わり続けることが出来る人間がうらやましい。私はずっと同じ。環境が変わって、人間関係も新しく構築されたとしても結局あの頃と何も変わってない。変わりたい。

オザケン、めちゃくちゃ良かったなぁ、、恥ずかしながらオザケンをちゃんと聴いたことが無かったんですが、映画館から出てすぐ聴きましたね・・・ぐわぁ〜ってなった、心が。
あと高速道路のシーンめちゃくちゃ良かった〜、私も車借りて好きな音楽を聴きながら、好きな人と好きな所まで行って、好きなところで降りて、美味しいご飯食べて、温泉に行くをしたいな。絶対に楽しい。このシーンマジでよかったです。あとヤクザのお兄ちゃんのシーンね。あと、佐藤を見送る外人の「サトーサン!ガンバテ!」が好きでした(笑)
あとは森山未來がスゴすぎる・・・20代から40代まで全て演じきったことが凄すぎる。ちゃんと20代だし、30代だし、40代を演じてるのよ、どうやってる・・・?

とにかく映画館で観て良かった〜とすごく思いました。エモいだけで片付けてはいけない!この映画はエモいを作るためだけに生み出された訳じゃないし、エモいの中から大事なことを見つけ出すのも楽しいな!と思いましたね!楽しかった!1人映画鑑賞楽しい!ひとりだけど!感想言い合う相手いないのでこうやって書いてるわけです(笑)それでは。

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