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韓国でのアルバイト

韓国留学中に収入を得られる方法はないか。
夏休み期間中にいろいろと考えて悩んでいたこと。

結果、わたしはこの3つを実行した。

  1. 과외をはじめる

  2. 日本で募集されている完全在宅のバイトに応募する:模試採点、日本語を教える講師バイト

  3. 韓国現地でのアルバイト探し

そして結論から言うと、私はいま韓国の飲食店でアルバイトを始めた。
加えて夏休み途中から続けて괴외の活動をしていて、主にこの2つで生計を立てている。

記録として、試してみた感想をひとつずつ書いていこうと思う。

ちなみに留学(d-2)ビザでアルバイトを始めるためには渡航から6か月経過している必要がある。そのほかにも条件がいくつか政府で決められていて、守らないと今後の入国や滞在にかかわる問題になってしまう可能性があるので、要注意。

「留学(d-2)ビザ アルバイト」とかで検索すると私が書くよりもずっと詳細に書いてくれている記事があるので、そちらを参照してください…(今のところ書く元気なし)

과외(韓国でいう家庭教師)について

과외とは簡単に言うと家庭教師のこと。
高校生、大学生、社会人などを対象に希望する科目や内容について学習のサポートをする。
日本でいう「家庭教師」よりもさらに広い範囲で行われていて、語学学習のためにこの과외を活用する大学生や社会人が多い。

韓国人の友人から과외という方法を教えてもらってから、私は日本語の과외の先生として活動を始めた。

과외を始める方法はいくつかある。
・과외のマッチングサイト(講師と学習者をつなぐ)に登録する
・学校の掲示板で生徒を自ら募集する
・学校の掲示板で先生を募集している
과외の掲示を見て、申請する
・街中に과외のチラシを張って募集を待つ
・知り合いの紹介

個人的には自分が通っている大学の生徒のみが入れる掲示板で과외を見つける・募集するのが最も安全で確実な方法だと思う。

과외のマッチングサイトは講師も生徒もすべての人を対象に開かれていて少し安全性に欠ける。
私も一度は登録してみたものの、やはりまったくどんな人か分からない状態で授業を始めることに対する不安や怖さがあり、そのまま放置している。
講師登録をすればすぐに反応が来るが、あまり生徒の情報も細かく書かれていないので怖気づいてしまう。あと、こうしたサイトは自分がある程度(おそらく安全性確保のため)課金をして始める必要があるのでそこにも抵抗が少しあった。

また街中で電柱や建物の壁、掲示板に과외募集の紙を貼る勇気もなく、それほど効果があるのかも未知数なので私はやめた。
でも結構目にはするので、実は一番一般的な方法だったりして……わかりません。

費用や頻度は基本的には自分で決められるけど、学習者の方と相談して決めるのがいちばん安心かな。


日本の「完全在宅」バイトを探す

これは私はここであえて書く必要もないと思うけど少しだけ。

日本でバイトを探すのと同じ要領で、各種の求人サイトでバイトの求人募集を見て応募すればOK。
ただし注意点は「在宅」と書いてあっても、採用の過程で対面実施の項目がないか、「一部在宅」「在宅可」などになっていないかをきちんと確認すること。

在宅だと思い込んで、「では面接のために本社までお越しください」なんてことになっても留学中では行けないので事前に確認する必要がある。

あとはそもそも海外在住の場合応募できないバイトもある。
募集内容の詳細をきちんと読んでから応募するのがおすすめ。

ちなみに「完全在宅」バイトの種類が多いかなあと個人的に感じた求人サイトは「エンゲージ」。その他のサイトでももちろん募集はしているけど、職種が一般事務、入力作業、コールセンターなどに限られている場合が多い。

もちろんあくまで個人の感想、体感です。


韓国現地でのアルバイト探し

現地でバイトを探す方法にもいくつかあるけど、おすすめは「konest(コネスト)」というサイトの「コネストコミュニティ」→「生活・交流掲示板」に上がるアルバイト求人掲示から見つける方法。
コネストー生活・交流掲示板:https://comm.konest.com/yaritori/list.php?cid=22&et=A&cp=1

コネストは利用者も多く、掲示にあたってのルールもサイトの方で決められある程度管理されているので、怪しい求人広告などに引っかかる可能性が他に比べ低い。日本語で出ている求人が半数以上だから探しやすいという利点もある。

私はコネストでずっと募集を探していたけどなかなか自分の希望条件に合う募集を見つけられずに、結局飲食店に直接貼ってある求人募集の紙を見て募集した身なので詳しいことはあれだけど…。

何個か応募してみたときは、基本的にその掲示に載っているカカオトークのIDから直接質問や応募の連絡をして、話を進めていく感じだった。

電話してみると書いてある条件とちょっと違っていたり、すでにほかの応募者の採用が決まっていて断られたりすることもありました。
バイト募集ではよくあることだけど、その点も考慮に入れて毎日こまめにチェックしたり複数候補を考えておいたりするのが良いと思う。


実際にアルバイトを始めてみて

私は今個人経営の飲食店で、主に夕方のシフトに入って働いている。

電話で応募→面談という流れだったけど、電話のときに理解していた内容とは結構違っていたので面談にときに驚いた。
色々と質問していくうちにあれ、これ想像よりたくさん働かないといけないってことか…?と思いつつ。
やっぱり外国語でアルバイトを始めるって難しいんだなあと少し思った瞬間。

ただいざ働いてみると意外と楽しい。
新しい挑戦をしている、という喜びや達成感で幸福を感じるタイプなんだろうな私は。

自分が韓国語で教えられている内容を覚え、韓国語でとっさに対応し、韓国語でコミュニケーションを取る。
今でもあまり正しくない韓国語なんだろうな...と思いつつ応対しているけど、90%以上は聞き取れていることにふと最近気づき、感動した。

韓国に来たときは注文の一言さえ聞き取ってもらえなかったり、初めから英語で話されたりしてたなあ......と思うと、かなり成長している。



結構な時間バイトに入ることになったけど、思ったよりもへこたれていないのは、日本にいる間もバイトにかける時間が長かったからだと思う。

ほぼ1日バイト先にいる...ということもあり、それでもまあなんとか行けていたので、かなりバイトに対する抵抗がない方なんだろう。

それでもさすがにずっと動きっぱなしで毎度疲れてはいる。

ここで問題になるのが夕食。
はじめの方はヘとへとで「まさか夕食を今から作るなんて...」と思い目に入ったお店にへたり込むようにして入って外食をしていた。

最近はバイトが終わっても元気が残っていることがあるのでそういうときには自炊をするようにしている。

毎回「バイト終わりでこんなヘトヘトなのに自分で料理作って満足できてえらい...」という自己肯定感で快眠できる。

バイトがあって他の時間が限られる!となった方が意外とテキパキ生活できるかも...

あとバイトを始めて精神状態が良好なのは、やはり収入があるという事実のおかげ。
資金を減らしていくのみの生活で、収入の見込みが不安定だとどうしても元気がなくなる。

今週、来週たくさん働けばこの分もなんとか...と思えるというのがすごくうれしい。


何よりも、留学中に貧乏になったので現地でバイトを始めました!というのがエピソードとして面白くて良いな......と思える。

海外でバイトをするという経験ができる人はそう多くないだろうし、せっかく自分が韓国語を伸ばしたおかげでそのチャンスが得られたのなら活用したい。
そして韓国語をもっと伸ばしたい。


今はバイトのおかげで安定した心で過ごせている。結果、バイト始めてよかったな〜と思えている。

なんでもやってみよう!とりあえず挑戦!という自分のマインドを久々に誇らしく感じた。

韓国でのバイト、やってみようかな〜と思っている人には挑戦してみてほしい、今はそんな気持ち。

試験前になったら忙しくてヒイヒイ言っているかもしれないけど、そうしたらまた記事で書こうかな。学業とバイトの両立、難しい.....なんてタイトルになるのかしら。

まあとにかく。
明日からもがんばろう。




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