新型コロナ【ワクチン】あれこれ

　世間ではcovid-19のワクチンについて様々な議論が巻き起こっている。5GとかBlueutooth接続やマイクロチップ埋め込み等の、非常に頭の弱そうな陰謀ネタは置いておくとして、種類や特性や副反応などを素人なりに（素人向けに）まとめてみようと思う。（間違っていたら超優しくご指摘ください！）

◆  m（メッセンジャー）RNAワクチン

【特徴】
　SARS-CoV-2のタンパク質構成設計図的な部分のみをコーティングしたものを人体に接種（筋肉注射）することで、スパイクタンパク質部分を人間の細胞から作り出し、抗体に戦い方を覚えさせる。

【主な副反応】
　免疫反応を起こすので、免疫反応由来の副反応が起きる。発熱、だるさ、倦怠感、頭痛、吐き気など。2日程度で収まることが多いらしい。
　ごくごく一部の接種者に血栓症などが見られるとの報告あり、特に若い男性の血栓症に注目されている。

【メーカー】
　ファイザー社とモデルナ社から供給され、日本でも認可済み。

◆ ウイルスベクターワクチン

【特徴】
　SARS-CoV-2のタンパク質構成設計図的な部分のみを、無害化した他のウイルス（チンパンジーのアデノウイルス）に組み込み、人体に接種（筋肉注射）。細胞侵入後にｍRNAが構成されてスパイクタンパク質部分を人間の細胞から作り出し、抗体に戦い方を覚えさせる。殻が別のウイルスなので、細胞への侵入が阻害されるケースがあるなら、サクっと細胞侵入できるｍRNAワクチンに比べて効率が悪い気がする。

【主な副反応】
　一般的な免疫反応による副反応が起こるが、海外では血栓症が多く報告されている。
　血栓症が起こるのはごく一部（何百万人に数名の割合）ではあるが、多くの国で使用中止等の措置がとられている。

【メーカー】
　アストラゼネカ社から供給され、日本でも認可済み。ただし、公費では賄われない。（公費となるのはファイザー社とモデルナ社のｍRNAワクチンのみ）

◆ 生ワクチン･不活化ワクチン･トキソイド

　日本では認可されていないので、解説は割愛。

◆ 接種時の注意点

　寝不足厳禁。体調の悪い場合はちゃんと医師の判断を仰ぐこと。
　ワクチンの副反応はそのほとんどが「免疫反応」に拠るものだ。免疫力が格段に下がっている状態での接種は、（量的に）免疫暴走はありえないとしても、正常な免疫反応が起こるとも限らないため、十分な抗体を得られない可能性が高まるのでは。できる限り体調万全で挑もう。
　あと、接種日前後数日は飲酒及びゴリゴリの筋トレは止めておいた方が良いかも。（理由は私見２にて）

◆ 私見

　もともとワクチンを打つつもりは無かった。私は年齢の割には超健康体だし、感染に至らないウイルス量もなんとなくイメージできており、変異株への対策も含めて、意識的に自分や他所様の「曝露量を下げる」行動を無理なく継続できているから。
　でも、SARS-CoV-2が「舌から分離した上皮細胞でも増殖」するウイルスである以上、口腔内で自分が所有しているかもしれないわけで、「自分が平気だから」って考え方は良くない。Yoshiki氏もそう言っている。

色々な考え方があると思うけど、自分としては、#ワクチン は ”世の中のために、周りの人のために接種する” という考えで接種しました。

I think there are various ways of thinking.
For me, I vaccinated with the idea of "inoculating for the sake of the world and for the people”.#YOSHIKI

— Yoshiki (@YoshikiOfficial) May 16, 2021

　ただの風邪だ！と舐め腐っている人もかなりの数居るけれど、身の回りの人全員が超健康体なわけ無いだろうし、そもそも大量に曝露したら健康体だってタダでは済まない感染症なので、「他人を守る」って考え方は本当に重要だと思う。
　このワクチンによって起こるかも知れない超将来的な影響というのは全く予想もできないが、副反応が抜けたあとはｍRNAも消滅するとのことで、抗体が得られて終了ということかな。
　なので、私は自分の順番がまわって来たら打とうと思っている。（このウイルスはすぐ変異するので何年も持つとは思えないけど）

◆ 私見２（素人の駄憶測なので読まなくてもいいです）

　ベクターワクチンだけでなくｍRNAワクチン接種後の血栓症も色々と情報が出てきている。最近では若い男性に血栓症が多いとの記事もあり、明確な何らかの要因がありそう。
　これらのワクチンは、細胞に取り込まれたあと「SARS-CoV-2類似タンパク質を適度にばら撒いて免疫に攻撃させる」というものだ。筋肉内の毛細血管は人によって量も密度も違うわけで、それが血栓のできやすさに関連しているのではないだろうか。（というド素人の憶測）

　そもそもSARS-CoV-2に拠る血栓症や血液凝固はこの外郭タンパクや感染細胞を攻撃する際の免疫反応によって生じるとも言われている。接種する「ワクチン濃度」次第では接種箇所付近で発生するタンパク量も変わるわけで、何らかの要因で想定量より多くのターゲットタンパクが同時に血管内に放出されれば、プチサイトカインストームが起こり、血栓症や血液凝固が発生する可能性は否定できないのでは。

　つまり、筋肉が適度に発達していて筋肉活動量の多い「鍛えている若い男性」というのは、このｍRNAワクチン接種によって血栓症や血液凝固が起こる可能性が女性や高齢者に比べて少々高いということではないだろうか。（何も調べていないので根拠ゼロ）

～追記～（キーワードのみ）
　筋肉注射、筋肉活性による血流増加、静脈近い、左腕（心臓側）、若い血管、免疫攻撃の場が心臓付近？、心筋炎
--追記ここまで--

　ということで、ワクチンは打つべきだとは思うが、接種前後の筋トレは適度に抑えておいたほうが吉かなと考えた。というか、そもそも日常から「血栓のできにくい体作りをしておこう」という話。
　血栓症が気になる人は某妄想特効薬の記事をどうぞ。（未だに公開設定中）

　以上、 詳細を調べてみたいけど、公私ともに超多忙かつ面倒くさい病発症中なので憶測で終了してしまいましたとさ。

＜ 余談 ＞
　親族の健康な高齢者は某免疫正常化成分を摂ってもらいつつ、第一回目のワクチンを接種済み。副反応ゼロのため「さすがに若くないか」と残念がっていた。健康でない方はまもなく第一回接種予定。ここ最近は特に適度な緩い運動と野菜多めの食事を心がけているのでよほど大丈夫だろう。

（追記）余談ついでに身近な人向けに発信したFB投稿も載せておこうかな。