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某カフェで感じた、どない感。


きのう某カフェに寄って、ちょっと物申したくなったのです。


こんなところに書かんと企業に投書せえ と言われれば、そうなんですけれども。
お前は風紀委員かよ、世直し屋かよ と言われれば、ええ、もちろん違いますけれども。

感情に任せて書くと乱暴な言葉になりそうなところもありますが、誰に読まれているかわかりません故。

オブラートに何重か包んでいるつもりですが、もはやダンボール紙で包んでるくらいになっているかもしれません。(なんにも包めてなかったら、悪しからず。)

前置きの保険が長くて、すみません。


以下、全て ※個人の感想 です。



仕事帰りに、某カフェに立ち寄った。

「連勤終わったし、ちょっとご褒美〜。」
「道草して足も疲れたから、ちょっと休憩して帰ろう〜。」
なんて思いながら、レッツゴー。

都心の某カフェは、やっぱり相変わらず混んでいる。もちろん今日も繁盛している。

入った時点でほぼ満席。
一人掛けの席はちらほら空いている。二人掛けは全然空いていない。
二人で来ている人は席を探していたり、諦めて帰っていたり。

わたしは一人やったから、幸い近くに空いてた一人用の席が取れた。

先に来ていた女の子二人組は、まだ席を探している。後から来たわたしはちょっと申し訳ない気持ち。

わたしがドリンクをオーダーして受け取った頃に、女の子たちもようやく席をゲットした模様。
(それまでにも、空いてなくてうろうろしては店を出た人たちがちらほら。)

そのときに店内をぐるりと見ていて、ちょっと気がついた。

パソコンやテキストを広げて、鎮座してる猛者が多過ぎへんか

目の前に席を探している人がおるのに、全然おかまいなしの人も多過ぎへんか

作業したり勉強したりするのが悪いとか、おしゃべりに花が咲いていることが悪いとか、そういうことでは全くございません。

その人たちもお金を払ってドリンクを買い、席に座り有意義に過ごされているわけであります。それでいいのです。

「現代ではカフェで作業や勉強なんて当たり前やん」
「いやいや、そもそもカフェってそういうとこですやん」
っていう、前提もあるとは思います。

や、だがしかしよ。

いったいこの店内に空のカップでずーっと座っている人、どのくらいおるのやろうか。

ちょっと周りが見えてないんじゃなかろうというか、自分が良ければそれでいいんかいな というか。

自分が席を探している立場で、目の前で堂々と清々しいほどの知らん顔 with 空のカップ 状態を見て、気分がいいのだろうか。
ほんでその人ら、自分が同じことされてもいいってことなんやろうか。

など、なんだかだんだんもやもや。

そりゃ空いてたらいいと思うんですよ、なんてったって空いてるんやから。
でも、こんなに混雑してるのに、なぜ。

そんなん綺麗事やがな!
ただのあんたの理想やがな!
世の中そんなに甘くねえ!
過剰に考えすぎ!

と言われれば、それまでなんですけれども。

もちろん、わたしがその人たちがいつ来たのか、なんでそこに座っているのかなんて知らないし、
どうこう言う筋合いや権利もありません。

今来たところなのかもしれへんし、約束の時間まで時間を潰してはるのかもしれへん。

家で作業や勉強するのが難しい環境なのかもしれへんし。

二杯目三杯目と頼んではる人もいるかもしれへん。

(そうやったら、ほんまにごめんなさい。)

もちろん、それぞれに事情や言い分があるのやろうと思います。
きのうそこにいてはった人が、たまたま全員そういう人やったんかもしれません。

でも、二人掛けから一人掛けに移動するとか、ちょっと早めに切り上げるとか、ほんの少しのことで助かる人もいてはるんちゃうかなあ と。


持ちつ持たれつ、譲り譲られ、みんなの心遣いで公共の場は成り立つところも大きいんやないのか と。


電車で席を譲ると、意外と断られることもある。
だから、ときどき、断られたらどうしよう とか、譲って快く座ってもらえるかな なんて一瞬迷うこともある。

でも、混雑したカフェで席を探している人に席を空けて、断られることなんかおそらくない。
座れて助かる人が100%じゃなかろうか。

(譲れ!ってことではなく、譲ったら助かるかなっていうような気持ちというか、想像力があるだけで、全然違うというか。うまく書けない)


みんなお客さんはお客さんやし、それぞれゆっくり過ごしていいとは思うのです。

ゆっくり過ごしてくださいねっていう、カフェの方針や善意・サービスを存分に受けていいと思うのです。

でも、時と場合、周りへの配慮など、利用者側にも保たねばならん節度ってもんがあるんちゃいまんの と思うのです。

わたしも一人での利用はもちろん、友達や夫と利用することもしばしば。
たくさん店舗があるから気軽に手軽に利用できて、昔から常々たいへんお世話になっています。

だからこそ、なんかこう、みんな気持ちよく利用できたらいいのになあ と。

まあ某カフェの問題っていうよりかは、利用する人側の問題なんやろうけれど。

正解も不正解もないし、いろんな意見があって当然やから、こんなん読んで逆に不快になられる方もいるでしょうし。

それにしても最近はこんな感じなんでしょうか。
自分が謎の理想を抱きすぎなんでしょうか。

うーん…。

もちろん優しい人もたくさんいてて、世の中捨てたもんじゃないなあ なんて思えることも、たくさんあるからこそ、
なんか冷たいこっちゃなあ と思うような場面に出会し、ちょっと悲しい気持ちになったのでした。


まあこんなアラサー女がなんか言うたところで ってやつなんですけども。

そんなん思うんやったら行かんかったらええやん
ほなテイクアウトせえや
って思われるかもですけども。それもごもっとも。


とにもかくにも

これまで自分が利用するときも気をつけてはいるつもりやけど、これからも細々と気をつけようと思った次第。

(いただいたコーヒーは、きのうも美味しかったです。ありがたや。)




「何時間もおるんやったら家でやれや」
「カフェで勉強する前に、社会に対してのマナー勉強せえや」
なんて、そんな乱暴なこと思ってはおりません。めっそうもない。

悪しからず。


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