大好きな曲を語りたい。「ハッピーエンドとそれから/私立恵比寿中学」
好きな曲について語ろうシリーズ2作目です。
今回は「ハッピーエンドとそれから」
毎年3月の少し暖かくなってきた頃に聴きたくなる曲です。
アイドルソングというよりはバンドの曲のような感覚です。
この曲を知らない方は是非1回聞いて欲しい!
ってくらい自信を持ってオススメできる曲です。
昔好きだった人を懐かしむような歌詞になっています。
お気に入りの箇所を順に紹介していきます。(^^)
ここの安本彩花ちゃんの歌声!
空気を含んだような声で、切なさを表現するのが上手いんですよね。
言葉には発しなくても、君の声色で心情を読み取っているんですね。
流行りの歌は知らないけど、君が好きな歌はまだ覚えてる。
時間は経ったけど、時の流れにはついて行けなくて僕の心はまだ君に向いていることが読み取れます。
君の推しはまだ好きになれないの、かわいいですよね。
1サビ。
彩花ちゃんの声が曲に合ってて良すぎるよ〜〜
時間は経ったけど、僕の心はまだ君と過ごしていた日々に取り残されたままです。
未練の感情を「季節に取り残された」って表すの素敵。
ここの莉子ちゃん!ねえ!推しメンいつからこんな大人っぽい歌い方できるようになったの🥺
2番。ここからお気に入りポイントが続くので長くなります。笑
ここの4行の文章が好きすぎて、この歌詞を私の語彙力では表せないのですが、、
恋の駆け引きって頭の良し悪しとか、前例や他の人がこうしてるからこうする!で決まるものじゃないと思うんですよね。
それを「参考書があればなぁ」と解決しようとしている君の純粋で健気な様子が、可愛らしくて。
2人のいざこざを柔らかい表現でまとめているのが素敵。
人を好きになるポイントってさりげないところじゃないですか。
こういう些細なやり取りに表れた君の仕草が、僕は好きだった。
「愛おしくて」の彩花ちゃんの歌い方。しっくて〜みたいな感じで、楽しかったあの頃を思い出して嬉しくなっているのが伝わってきます。
表現力すごい。
「正解がないと〜」の心菜の歌声が大好き!憂いを含んだ低音ボイスがほんとに上手い子ですよね。
何と言えば正しかったのか。2人でもっと長く一緒にいられたのか。
僕は葛藤してたけど、でも最適解はきっと無かったんだ。
時間が経った事で気がつくことができた。
「解けないんなら〜」の真山姉さん。もう低音が良すぎて惚れた🥺
MVで片耳のイヤリングが無くなっている事に気づいてハッ!とする表情が良すぎるので皆さん見てください。笑
何が正解だったのかはずっと分からないけど、でも幸せだと感じていた2人のあの空間を、心の隅にでも残して温めていられたら。
「解けない」っていうのは2人の気持ちが共感できなかった状態。
「溶かした愛」は一緒に喜びを感じることができた、気持ちが通じ合ったあの時間。
のことなのかな、?
2サビ。
1サビの彩ちゃんとは雰囲気が変わって、芯のある力強い歌声のひなたが歌っています。
「季節に取り残されたままで」から「今更好きじゃないけれど」って僕の心情が明らかに変わってますね。
未練タラタラの状態から、過去の思い出として割り切っています。
がっかりさせんでよ。
あの頃幸せを感じていたのは僕だけじゃないと信じたい。
「忘れたって良いから。ただ無かった事にはしないで欲しい」
ここの歌穂ちゃんエモいですよね。
僕の思い出は記憶の隅に追いやられたっていい。
ただ、完全に無かった事にはしないで。ちょっとで良いから、僕を君の思い出に置かせて。
君の推しをまだ認められなかったあの頃と比べて、気持ちの整理がついたように見えます。
「今ではね〜」を歌穂ちゃんパートにした人素晴らしい!
ほんとに好きな声質です。
落ちサビ女王、安本彩花さん。
1サビの同じメロディの部分と比べてここは、優しく語りかけてます。
同じ歌詞なのにここまで歌い分けられる表現力。
元気にしてる?のちょっと語尾上がってる感じが良いんですよね、、
「幸せに〜」のひなたの表現力よ。前の部分の彩ちゃんと変わって、強く語りかけている感じが印象的です。
君に未練があり恋しく思っていた1番から変わり、幸せになってくれれば良いのさ、って思えるようになっています。
昔好きだった人に時間が経っても、「幸せになって欲しい」と思えるのってとっても素敵ですよね。あ〜〜この曲好きだな〜🥺
ラスサビ。
歌穂ちゃん、あなた活躍しすぎ。
「初恋の人君はどうしてる?」と何回も出てきているフレーズですが、ここが一番明るく歌っています。吹っ切れた印象があります。
思い出色褪せてく方が今でも綺麗なだけよりはいい
この一文、大好きなんだ!!!この曲で一番好きな部分です。
思い出に浸っていて抜け出せない状態より、自分の中で気持ちの整理がついた方がいい。
消えはしない、色褪せるだけ。
ここ歌っている和香の声が好き。明るくスパーン!と声が通る感じ。
ラストです。
「昔話でいいから」の心菜。ら〜の後の語尾を伸ばし気味にして余韻を残す歌い方が好きです。
1番の最後の「もう昔話はいいから。」から、ここでは「もう昔話でいいから。」にひらがな一文字変わっています。
過去の僕は「昔話はもうしなくていい。君があの日からどんな人生を歩んできたのか教えて欲しい」と思っていましたが、
今の僕は「昔話でいい。あの頃の幸せだった2人の思い出だけを心に閉まっておこう」と思っているようにみえます。
曲を通じて、主人公の中で思い出を昇華できたみたいですね。
まとめ
タイトルにある「ハッピーエンド」というワードは歌詞に1回も出てきませんでした。
僕の心情が時間が経つにつれ変化した事で、ハッピーエンドと思えるようになったんですね。君との日々はもう戻らない。色褪せるだけ。でも、それでいいんだ。
一番好きな歌詞→ 思い出色褪せてく方が今でも綺麗なだけよりはいい
一番好きな歌い方→ 忘れたって良いから。ただ無かった事にはしないで欲しい
大好きな曲なので今回も語りすぎてしまったのですが、ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!
エビ中の良さが1人でも多くの方に伝わりますように…!
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