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私はやっぱり生きていたいよ

一昨日で3年だったらしい。私の第一志望の入試の日。 落ちを確信して、「ああ、努力ってこうやって水の泡になるのか」って、3年の重さが手のひらの中でぶくぶく溶けていくのを目の当たりにして、絶望した日。 何も食べれなくなって、推しバンドとコラボしてたinゼリーを1日1本飲む廃人生活の幕開け。 3年前の私に言いたい。 あなた、3年後も廃人生活やってるよ。 受験生の2月を私は鮮明に覚えてる。 「幸せになりたいね」 「幸せになろうね」 全員必須受験の共通テストが終わってからは、自由登

    • 一年半くらい前にエッセイを掲載していただきました

      『かがみよかがみ』にて。ありがとうございました。 noteに投稿した2本のまとめみたいなやつです。 あれから1年半以上経って、書けてないことが多すぎるけど、ちょっとずつ書きたいなあと思います。 誰のためでもなく、私自身のために……

      • わたし、しんだらしい。

        副題 死んだつもりなだけなのかも 「卒業は女子高生の死です」 先生が言った。 倫理の授業は面白くて楽しくて、でも生き方を習う、とかいう重めなテーマが据え付けられた授業の割には先生のおかげか和やかで、ちょっと眠かった。 ハイデガーのとこだった、気がする。 倫理のおじいちゃん先生ガチオタクだったわたしは、倫理だけが得意だった。 1年前の話だ。 1年前の授業で、へえ〜〜って思って、卒業式でも、へえ〜〜って思った。実感がない。 卒業したら女子高生として死んじゃうらしい。 という

        • 騎馬戦は、わたしの青春だった

          騎馬戦と女子高生の令和2年 私は騎馬戦が好きだ。 理由はただひとつ。今まで見てきた先輩たちがそれはもう超絶かっこよかったからだ。 中高一貫の女子校。最終学年、高校3年生の華の陣、騎馬戦。……ってわたしは勝手に思っているけど。 「ジョシコーってお淑やかそう」って世間様によく言われる。 確かに。オープンスクールとか文化祭では表向きだけ取り繕ってるよねえ。 「お嬢様多くて上品なイメージがある。だけど裏がやばそう」 受験前に友人たちに耳にタコができるくらい言われた言葉。

        私はやっぱり生きていたいよ