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5月の観劇月記 『GOOFY ~マヌケな2人の間で~』と『KREVA CLASS -新しいラップの教室-』

「日記」ならぬ「月記(げつき)」と称して
前の月の観劇したもの、
観て良かったものを
つらつらとここに残しておこう、
残していこうと思います。


『GOOFY ~マヌケな2人の間で~』

5月のゴールデンウィークも
終わりかけの横浜は赤レンガ倉庫。
涼しい風が吹いてい、、、、た訳ではなく
もはや暑いくらいの天気。
s**t kingzの一番「のっぽ」なNOPPOさんの
ソロプロデュース公演
『GOOFY ~マヌケな2人の間で~』を観に、
2泊3日で観光も兼ねて横浜に行って参りました。

舞台美術や振り付け、演出、
楽曲プロデュースに至るまで、
全てをのっぽさんがプロデュースしたこの舞台。
自分はネタバレを回避すべく、とにかく
スマホを見ないようにしていました。
観劇したのは最終公演含めラスト3公演。


観劇して思ったのは

「なんだか自分、大切な何かを思い出した気がする…」でした。

この公演、NOPPOさんともう1人、
LAのダンサーJillian Meyersさん
(ここではジリアンさんとお呼びしますね)は
ノンバーバル。
その世界観に楽曲として彩りを添えてくれるのが
植松陽介さんと高橋あず美さん。
初めて観た時は(情報ゼロで観劇したので)
ノンバーバルなことにびっくり。
グッズ紹介の投稿でNOPPOさんが
喋らなかったことになんでだろうと思っていたのは
これが理由なのか!と。

ノンバーバルな表現ってあまり生で観たことがなく、
終始ワクワクドキドキ。
文化の違い、言葉の違い、そして人間関係。
自分が我慢すれば……
自分に大丈夫と言い聞かせる日々……
難しいですよねこういうのって…
明確に言葉で言い表せないからこそ、
ノンバーバルな表現ってこういう時に
大きな力を持つんだなぁと実感しました。
楽曲も今回のための書き下ろし。
これまた楽曲が沁みる沁みる…
グッズで楽曲達を聴けるタグが出ていたのですが、
配信開始された瞬間すぐに聴きました。
また泣きました。
言葉で表現する力と言葉を持たない表現の力、
ふたつのパワーで全てを肯定してくれて
ふわっと心が温かく軽くなる舞台でした。


にしてもなんであんなに少年の心を持ったまま
成長できるのでしょうか…
シッキン自体もうそれはそれは
ダンスが大好きな少年のままおっきくなった
ような人たちなのです…
中でものっぽさんは本当に中身はそのまま、
姿形だけ大きくなったような方なのです…
不思議、、、、、、

(恥ずかしながら)ジリアンさんのことも
知ったのは情報が出てから。
本当にお人形さんのような可愛らしく、
コミカルで力強いパフォーマンスから、
細やかで繊細で優しくて、
涙を誘うパフォーマンスまで、
本当に本当に
最高でした。

そして植松陽介さんと高橋あず美さん。
毎週欠かさず見ている番組がありまして、
そこに出演してらしたので生で観れると思ったら
ワクワクドキドキが止まりませんでした。
体の芯に響いてじんわり暖かーく
馴染んでいくような歌声。
素敵でした……

観れて幸せでした🧶



『KREVA CLASS
                 -新しいラップの教室-』

今年初の台風が近づきつつある5月末、
これまた家出レベルの大荷物を持って
恵比寿へ向かいました。
目的は『KREVA CLASS -新しいラップの教室-』。
ワクワクして前日は眠れませんでした。


朝から晴れてました。
この日のために晴雨兼用の
日傘を買って持ってきました。
まぁ暑いこと暑いこと。
スーツケースを引きながら片手で日傘。
もうごちゃごちゃです。
ホテルに荷物を預け、
早速恵比寿ガーデンプレイスへ。
スタバでいちごの紅茶と
ブルーベリーのチーズケーキで
まずは腹ごしらえです。
家出レベルの大荷物を引っ張ってきたからなのか
手が震えています。
腹ごしらえも無事に終えて
お目当てのグッズのスウェットと
ステッカーもゲット。

さあいよいよ開場です。
エントランスから劇場のある2階へ上がり、
開放感のあるロビーを抜けて会場へ。
会場の中で待っていると「プシュっ」っと
気持ちの良い音が。
恵比寿ザガーデンホールだからでしょうか。
きっとあのビールですね。
なんて大人な観劇の方法。憧れます。下戸だけど。
舞台上にはもうセットが。
もう気持ちがふわふわ、ワクワクします。
と思っていたら、なんと出演される熊井さんが
舞台上のDJセットに登場。
まさかの会場BGMが生DJ! なんて豪華!!!
KREVAさんの名曲たちが流れます。
「それとこれとは話がべつ」も!
さあ始まります!


終演後。
泣きながら
「今この感じたものを忘れたくない!」
と思いながら来た道を走ってホテルへ。
ブワァーーーと殴り書きならぬ携帯に殴りメモ。
一応現代っ子なので書くよりも
スマホのフリック入力の方が早いので
思ったことをスマホにどんどん記録していきます。
これもその時のメモを元に書いています。

KREVAさん
ずるい。ずるいなぁ笑
面白くて、声が良くて、終始楽しそう。
賢太郎さんのことがものすごくお好きなのは
知っていたからこそわかるリスペクトの心。
とっても良い。
賢太郎さんを通して知ったこの舞台なのに、
すっかりファンになって帰ってきてしまった。
KREVAさんの人生そのものが
この『KREVA CLASS』だったなんて。
なんなんだこの舞台!面白すぎるぞ!!!

GABEZのお二人。
バントマイムってすごい…
そして質感がものすごい、、、
本当にそこに存在しているかのようで
頭がバグってしまったと
錯覚してもおかしくないレベル…
あのスポーツの祭典を思い出してしまいます。
言葉を可視化してくれるのが個人的にすっと
心に入って馴染む感じがして好きでした。

熊井さん
最初、会場BGMを流してくれていた時には
わからなかった手元や技が本編で
答え合わせのようになっていくのが
面白くて面白くて…
知らない世界を知るって本当に楽しい。
いろんなところにKREVAさんの
曲たちが散りばめられていて良かったなぁ。
スクラッチが人間の声に
聞こえてくるのも面白かった。
カツ丼とカレーが食べたくなりました。

そして、
賢太郎さん。
なんであんなに
心の核心を突くのが上手いんでしょう、
賢太郎さんって。
夜通し賢太郎さんの作品を見て
よく思っていたんです。
賢太郎さんってなんでも出来る
完璧人間に見えて多分そこら辺の自分たちと
おんなじなんだと。
じゃないとこんなに観た人の心に残ったり、
核心をつく表現は出来ないよなって。
気持ちがわかってくれるからこそ
ああいう表現が出来るんだよなって。
生で賢太郎さんの舞台に触れてこの考えが
確信に変わりました。

バークレーくんも可愛かったなぁ笑
ああいう可愛いキャラクターが出てくるのも
賢太郎さん作品ならではという感じがして好きです。
きっと声の主はあの方ですよね。
最後、カーテンコールでKREVAさんと
会話しているのも良かったなぁ。
(個人的には一発目、
バークレーくんの声を聞いた時
泣きそうになったのは内緒の話です。
存在するんだぁという感動と、
生で作品に触れられたことが
嬉しくて嬉しくて涙が出ていました。)

自分の『透明な学校』、
大切にしていこうと思います。
それに気づかせてくれた
この舞台に感謝しかありません。
こういう舞台が生きがいですね本当に。
生きてていいよって言ってくれてる気がして、
存在してていいんだって思えるんですよね。
エンタメに触れることが生きる理由だし、
生きる理由はこういう素敵な
エンタメに触れること。
生きる理由を探すのが
自分の生きる理由なのかもしれません。
あんなに「クレバー」で「賢」いおふたりがタッグ組んだらまぁ面白いことになりますよね。
観劇出来て心底幸せです。


1ヶ月の間で不思議なことに、
言葉を持つ表現をする人と持たない表現をする人が
交わる舞台を見ることができました。
なんだか不思議なご縁を感じます。
そうそう、並行食堂のチケットが当たりました。
また賢太郎さんの作品に触れられるのが楽しみです。
来年1月には新作舞台も待っているみたいですし。
絶対当てます。行きます。
賢太郎さん、働くなぁ!
自分も生きる理由を探すべく、
賢太郎さんを見習って頑張ります。
シッキンのフェスも当てました。
そういや、並行食堂もシッキンフェスも
両方横浜なんです。
2ヶ月に1回のペースで横浜です。楽しみだぁ。
またきっと月記にまとめて
ここに書き溜めておきます。
ではまた。














(ここからはお時間がある方だけ読んでください)

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この舞台を知ったのはある動画との
出会いからでした。
2月中旬、なんとなーくYouTubeを観ていると
「スタジオコンテナ」という
YouTubeチャンネルの動画が。
なんなんだろうと思っていたらSNSでも
「スタジオコンテナの作品がYouTubeに
いくつも上がったぞ!」の投稿に
たくさんのいいねやリツイート(リポスト)が
ついているのを見たのです。
何事だと思い「百聞は一見にしかず!」と
思い立った自分は次の日が空いていたのを
いいことに夜中に一本観てみることにしたのです。
こういうときの自分の好奇心って
すごいなと思います。
まだ寒かったのでミルクティーをたっぷり作って
シナモンシュガーを致死量入れたのを
寝室に持って行き布団を被って鑑賞開始です。
(シナモンシュガー致死量は
半分冗談ですが半分本当です)
スタジオコンテナに親切に『Potsunen』の
作品をまとめたプレイリストがありました。
なんとありがたいのでしょう。
それを開いて再生ボタンをポチッ…


………気づいたらカーテンの隙間から
朝日が登っていました。
持ち込んだミルクティーにほとんど手も付けず、
ベットの上に溢れていたのにも気づかない程に。
(速攻で布団をはぎ、洗濯機行きです。)
一本観る予定が結局三本観てました。
全然気付かなかったんです朝になったの。
それくらい夢中になって観てたんです。
なんですかあれ…!!!!
言葉遊びに数学的要素、
マジックにパントマイムなどの身体表現…
そして全てが組み合わさり………
何とも分類できないパフォーマンスに
度肝を抜かれて笑って泣いて……
とんでもない衝撃でした。
それが小林賢太郎さん、
そして賢太郎さんの作品との出会いでした。
よくよく調べてみると小さい頃に大好きだった
番組に出ていたりして、
勝手に再会したような気持ちになっていました。
(身バレなどを考慮し濁しておりますが
学生時代にとある授業で小さい頃に観ていた
その番組のようなことができて
すっごい嬉しかったんです。)

長々と語っておりますがというわけで
そんなことがあり、
小林賢太郎さんを知り、
さらにたまたまこのKREVA CLASSよりも先に
参加予定だった三浦大知さんのライブに
KREVAさんがスペシャルゲストとして
参加されることを知り、
嬉しくなっていたのです。
KREVA CLASS自体も同じ回に三浦大知さんが
観に来ていたようですし。


なんだか不思議なご縁ですね。



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