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#2 「このままでいいのだろうか」の変遷

「このままでいいのだろうか」

こんな不安って、誰にでもあるものなんだろうな、と思います。
私自身、20代、30代、そして40代を迎えた今も再度、
「このままでいいのだろうか」
と思う経験をしています。

でも、同じ言葉でも、年代によって趣が異なるように感じています。あくまでも私の場合ですが。

たとえば、20代のころの「このままでいいのだろうか」は、
「本当にこの組織で自分は評価されていくのだろうか」ということ。
がむしゃらに働いて、一瞬一瞬は充実感があって、
だからこそ組織に貢献したい!と思う一方で、
外の世界を知らないことや、
仕事以外の視野が広がっていない自分の至らなさにも気づいてしまって。
追い打ちをかけるように自分の非力さからどうすることもできず、
結果として組織のせいにしてしまう…みたいなことがありました。

30代のころの「このままでいいのだろうか」は、
「私はちゃんと成長できているのだろうか」ということ。
28歳で起業して、自分で仕事を作り上げていくという経験をして、
悔しい出来事も乗り越えつつ、できるようになったこともたくさんあるけれど、
20代に比べると明確な「評価者」が自分の組織にいるわけではないので
「〇〇ができるようになったね!」と他人から言ってもらえる頻度は減る。
自分で目標設定して、自分で目標に対する進捗を見て、自分で鼓舞する必要があって。
売上や利益、案件数やシェアといった数字的なものならわかりやすいけれど、
「成長」は目に見えない物事のほうがテーマになることが多くて、
自分で自分を認める、ということが苦手な私は、結構悩んだ記憶があります。

そして40代の今の「このままでいいのだろうか」は、
「私のスキルや経験、思いや志は果たして活かし切れているだろうか」という視点になってきているような気がします。
組織を強固なものにする、ということに勤しんだ30代があるからこそ、
その土台の上で自分自身ももう一度開花することができるのではないか。
自分の本来の有り様を開示して、仲間と楽しく事業を躍動させることができるのではないか。
そのためには、過去に「こうあるべき」と思っていたことも一度手放して、
新しい自分に出会うというチャレンジをするのも楽しそう!!
そんなことを考えています。

そして、そんなチャレンジを下支えしてくれているのが、
やっぱり”働き方”なんだよな~と改めて思っていて、
”働き方を自分らしく整える”ということも、引き続き向かい合っていきたいテーマです。
…ということで、私らしい整え方、についても今後触れていきます!


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