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又吉大先生のyoutube企画を見て

これは又吉大先生のお言葉


「小説を書くとき、ある物事を表現するために日本語だけでなく英語や他の外国語で表現できる人は、

その日本語と他言語に「間」が生まれる。その「間」の幅や揺れが豊かな人が羨ましい」


と、おっしゃっていた


これにはとてもはっとさせられた


言い換えれば、何気ない会話でも相手の立場になって考えることだけを意識するのではなく、

自分の意見も一つの立場として認識しながら両者の往復の思考を持つこと

と言えるのではないか


これは必ずしも2つの中間を通るのではなく、2つの間を揺れながら、行ったり来たりしながらということが重要なのである


まさに『某コントコンビの「すれ違いコント」を見ている側になること』だと思う


これは両者の中間ではなく、どちらか一方の状況を理解しつつ、

そういえばこちらはこうだった、といった感じである

一方を見ていてももう一方のことが頭の片隅にあるからこそ理解できる面白さ

とでも言いましょうか


だからよく雑談でもノリを含めて会話の逆張りをする友達がいると思うが、

人によっては性格が悪いの一掃かもしれないけれど、私はその人がとても面白いと思うし、実際に私はそれをしがちである。

ただしこれは相手が自分のことを「またなんか言ってるよ」くらいに捉えられていないと成立しなかったりが多いですが。。


「相手の立場になって考える」はよく言うと親切とか聞き上手となるのであろうが、

それはある特定の表現上やフランクな場面では

面白みにかける

のではないかと


もちろんこれはオフィスでの議論や会議にも言えるかもしれないが、

私が言いたいのは、アルバイトの休憩中とか、居酒屋での不毛な会話とか

そんなしょうもないけどどこか自由なクリエイティブな場面でより強く発揮されるのではないかと

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