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置かれた場所で咲きなさい

「置かれた場所で咲きなさい」

これは、ラインボルト・ニーバーというアメリカの神学者の言葉らしい。

私は渡辺和子さんの本で知った。
元々は親友におすすめしてもらったこの本、この言葉。大好き。
ほぼ同じ本を読み返したりしない私が読み直したくらい。温かいのよね。

「置かれた場所で咲きなさい」

この言葉は、渡辺和子さんが本でも解説しているけれど、ただ与えられた場所で嫌なことを我慢してでも居続けなさい。
という意味ではなく、

置かれた場所でできる限り最善を尽くしなさい。その環境の主人となることで、自分も周囲の人々も幸せになる。

というような意味。(のはず、)

一見ここまで深い意味が込められているとは気づけないよね笑


私自身、就職活動で思ったような結果が出ず、悲しくて悔しくて失望して、生きる意味を失うような気持ちだった。
その職業が、私の"夢"だったし、人生をかけていた私にとって不採用通知は、人生の終わりのようなものだった。

結果人生は終わらなかったし、何とか前を向けるようになったけど、
それは私が「置かれた場所で咲く」準備が出来たからだと思う。

悩みもがき苦しみ、何度も泣いたけれど、
寄り道もしたけれど、それによって与えられた場所がどれほど自分に合っているか、自分の求めているものを満たしているか、どれだけ自分の理想に近いかが分かった。

残していた日記を振り返ってみたけど、
夢に固執しすぎていただけで、日記に記されている自分の「やりたい」を具現化すると、このお仕事がベストなのかな?とも思うようになった。
都合がいいのかもしれないけど。

理想とは違ったけれど、
「置かれた場所(環境)で咲く(成長し輝く)」覚悟は決まった。
夢を再び追いかけるための準備期間且つ通過点のつもりだったけど、今決まっている職場で精一杯咲いてみよう、と思えた。

未来なんて所詮未来だからなんにも分からない。
だからこそ失敗できる。成功もできる。
私が私らしくあれればそれでいいんだ。

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