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ノッティングヒルの恋人

とんでもなく、ときめいてしまった

ずっと観ようと思っていて、
最初の10分を観たところで、悲しいかな邪魔が入ってしまい、結局10日も経った今日、もう一度最初から観たのだった。

冴えない旅行書店の店主と、華やかな世界に住む女優
それだけでも十分すぎるのに、
周りを囲む変な友人も家族も、ホテルマンすら素敵だった

とにかく笑かされるのだ
切ない恋愛映画にしてもいいのに、
そこかしこにユーモアが散りばめられている

⚠︎ この先、本編の内容に触れる部分があります。



記者が家に押しかけるなんてシーン、
よく考えなくてもシリアスな辛いシーンになるはずなのに、スパイクはパンツ一丁でポーズをとってしまうのだ
( と書いて、"パンツ一丁"という言葉の面白さに気づく )

世界でいちばん美しいひとからの、
どんな言葉よりも嬉しい告白を振ってしまうとき
あたたかな、やわらかな言葉と、ユーモア
その心の底は傷だらけだったことを知って 涙した

どんな選択をしても味方になってくれる家族が
本当に素敵だと思った

そして彼が真実に気づいた瞬間に、手のひらを返すように同じ側から味方になってくれることも、素敵だった

世界はあたたかいのだ



音楽もとってもよかった!
エルヴィス・コステロの "She"しか情報を持たないまま観たけれど、そのほかの選曲も素晴らしかった。

Oh, how I adore you
Like no one before you
I love you just the way you are

You've Got A Way / Shania Twain

いつか大切な人と観たい映画ができて
ほくほくしている

2023.10

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