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綺麗な写真を撮って、素敵な考え方を持っていて、それを言葉にするのが上手な、私好みの容姿の女の子がいました。とても優しい人でした。所謂、推しでした。
「これで最後のキャスにするね」
そう言って始めた配信で、とてもか細い声で、
生きていたいけど死にたい と言っていました。
1度も会ったことはないけど、私のことを理解して、
沢山相談に乗って味方をしていてくれた男友達がいました。
配信アプリで出会って、
落ち着いた声が好きで棲みついていました。
「これが最後になるかもしれない」
いつもと同じ落ち着いている声、
ただいつも以上に闇を感じるような
ただ確かに彼の声でそう言っていました。
昨日の朝からもう、LINEはかえってきません。
3度ほど「生きてる?」と送信したけど既読になりません。
本当に優しい人から死んでいく世界だなと思いました。
私にはどうにもできなかった。
どうしていいか分からなかった。
「生きて欲しい」なんて言葉、
私が言うには中身がないのにその人からしたら重たすぎて。
大切にしたい大好きな人に生まれた感情だから、
大切にしたい、否定したくない。これは私の性。
これ以上その人を傷つけたくなくて何も言えない。
“死にたさの類は消えない。
だから、諦めて飼い慣らした方がいい”
Fさんの著書、20代で得た知見、2つ目の1番最後の文章。
私は、死にたい 消えたい を 喜怒哀楽と同じ感情として
扱っていくことにしたよ。私はこう生きていく。
できるかは分からないけどこういうマインドでいたい。
こうして、今を生きる選択をする。
明日とか未来とか生きていることが信じられないから。
当たり前だと思っていないから、今しか生きられない。
もうこの人生、死ぬまでの暇つぶしでいいよ、
これ以上頑張らないから、君も頑張らないで。
男友達は、色々試したけどダメだったって返信が来ました。
「生きててよかった」なんて私のエゴな気がして、
「そうなんだね」しか言えない。誰も傷つけたくない。
そんな方法ないのにね、私は弱いから、分からないよ。
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