見出し画像

こどもの雑巾を縫うこと

子供の頃、「新年度に雑巾◯枚持ってきて下さい。」っておたよりに書いてあって新年度になると母が手縫いの白い雑巾を持たせてくれていた。

3月12日きんようび、わたしは保育園に通う2人のこどもたちの雑巾を大2枚、小2枚ずつ縫っていました。新しい真っ白なタオルを手縫いで一枚一枚縫い合わせて。雑巾ってミシンじゃなくて手縫いの方が柔らかくて絞りやすいんですよね。だから手縫い。

今雑巾って100均にいけば3枚組とかで売っているんだけど、手作りの手縫いの雑巾の使いやすさって嬉しくなる。

雑巾を縫いながらわたしの母も仕事の合間をぬって新学期になる前にこうして準備してくれていたんだろうなぁってほくほくしながら作業して。こういう時間を使って作っていてくれたこと、手縫いの雑巾は小さいわたしにも使いやすいようにって愛がこもっていたこと。

それを知れたのはわたしもお母さんになって子供に同じようにしてあげた今だったけれど。感謝だなぁ。

この雑巾は新学期になって使われてどんどん灰色になっていくんだろうけど、代わりに子供達が過ごす場所が綺麗になりますように。掃除が楽しくできますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?