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今年買ってよかったもの 2020

noteをはじめてちょっと経つが、かねてから書きたかったお題のひとつに「今年買ってよかったもの」がある。

しかし、私は普段からコト消費(外食や買い食い、衝動買いetc...)が多く、お金の使い方も下手くそだ。無意識に余計な出費を重ねて、ずっと欲しいと思っているものにいつまで経ってもなかなか手が届かないタイプ。だから、振り返るようなものなんて特に思いつかないかもと思ったけれど、それでも書くことでなんかのきっかけにならないかな、とあわよくばな気持ちで描いてみようと思う。「ほどほどにアルバイトはしているけれど、いつも金欠に悩まされがちなコロナ禍の大学生」の2020年ベスト・バイは以下5つとなった。

FUJIFILM X-T100 (2月)

4年前からずっと一眼レフのカメラが欲しくて欲しくて欲しくて、購買意欲がびゅんと急上昇した際に勢いで購入。ちょうど試験期間だった。勉強しなきゃいけないときって、余計なもの買いたくなるよね。でもそういう現実逃避から生まれた衝動こそが、本当に手を伸ばしたいものへと後押ししてくれる瞬間ってかならずある。

スナップ写真に優れていて、手軽に日々の生活を記録に残すのに良いと聞いていたけど、本当に使いやすい。色はシャンパンゴールドを選んだ。ちょっとレトロな見た目もポイントで、首から下げていて気分が上がる。初心者なので他の機種と比較して魅力を語れないのが残念だ。

2月に購入して、旅行や日々の記録のために使っていたが、家に眠っていた一眼に使えるような容量の大きなSDカードが謎に破損し、これまで撮っていたデータの大半が飛んでしまった。それに加えてコロナで外出機会が減ってしまったので、現在はあまり出番がない…。カメラの扱いに慣れてきて、一番楽しいときにこの仕打ち…と出鼻を挫かれたような気持ちになる。SDカードくらいはやく買えよ!とは思うものの、ちゃんと容量のあるものを買おうとするとそれなりのお値段なのと、急を要していないのでつい後回しにしてしまう。

とはいえ、はやくカメラのある生活アゲインしたい!という気持ちでいっぱいだ。今年を締め括るさまざまなイベントで、楽しい瞬間をたくさん撮れたらなと思っている。そして、もっと撮ることに慣れたら、単焦点レンズの購入も検討するつもりだ。

UNIQLOのジーンズ(6月)

ユニクロのジーンズの質の良さはもうこの世の大半の人間に周知されているので、本来わざわざここで紹介するまでもないのだが、あえて書く。オールシーズン使える最高の品を2本、今年の6月に我が家へ迎え入れた。

私が持っているのは、ライトブルーのワイドフィットカーブジーンズと、暗めネイビーのウルトラストレッチジーンズの丈長めだ。明るい色のゆるめのジーンズは中3の修学旅行前にearth music &ecologyで買ったものをずっと履いてきたのだが(物持ち良すぎ)、さすがに着倒した感があってくたくたなのと、若干丈が短く細まっていて寒いときに履けず、形も今の流行りに合わないのもあって、はやく同じような色で気軽に履ける代替アイテムを手に入れたすぎる…と思っていた。長年抱いていた「このearthのジーンズいつまで履くんだろう…」という呆れの気持ちにやっと蹴りがついたので、かなり満足な買い物となった。

ワイドフィットカーブジーンズはこんな感じ↓

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E425520-000/00?colorDisplayCode=63

ウルトラストレッチジーンズはこんな感じ↓

https://www.uniqlo.com/jp/ja/products/E429090-000/00?colorDisplayCode=09

ホリスティックキュア カールアイロン (6月)

2019年の年始から、人生2度目のロングヘアーを目指してずっと髪を伸ばしてきたのが、ようやく板についてきたのが今年の初夏ごろ。現在は鎖骨下5、6cmくらいある。これまで小中高と12年間バレーボールをやっていたので常に少年のような髪型だったし(額上につむじがあって前髪が浮くので「サンバイザー」とあだ名が付いたこともある)、卒業して大学に入ってからも、ずっとボブカット〜肩につかないほどの長さを貫いてきた。髪を伸ばすことに慣れていないかったから、伸ばそうとしてもどうしても我慢できずに切りたくなってしまっていたけれど、ここまで伸ばせたのは自粛期間だったのが功を奏した結果だ。Netflixで爆発的に大ヒットした『愛の不時着』を見て、「私も韓国の巻き髪美人になりたい!」「さようなら髪までいかなくとも、ユン・セリみたいにかっこよく髪を掻き上げたい…!」と軽率に思った。

そんなわけで、これまで使っていた持ち手の短い32mmのコテが段々使いづらくなってきたのもあり、ホリスティックキュアシリーズの26mmを購入。ピンからキリまであるヘアアイロンだけど、今までずっと安いものを使ってきていて、かつこれから出番が増えそうなものを満を持して買うのだし、やっぱりちょっと良いもの欲しい!ということで、YouTubeに腐るほどあるレビューを吟味し、これにした。

また、購入基準としては、髪の毛をほぼ巻けない自分が、練習するのに使いやすいものがいい、という譲れない条件もあった。上手く巻髪を作れない理由をコテの性能のせいにしたくなかったのである。

そして、ストレートアイロンもなきゃ困る!ということで同じラインのもので揃えることに。ストレートアイロンの方は、楽天のページをよく見なかったせいで、なぜか持ち運び用コンパクトサイズを買ってしまった。使いやすいしいいんだけど、ミスったな〜という気持ちは消えない。かなしみ。

使い心地は最高。5段階まで温度が調整できるボタンは、押しやすいのに押し間違い防止の工夫がなされており、使用中に気づいたら温度低くなってる!ってことが一切ない。そして、髪を挟む力が強い一方で、するすると滑りやすくも作られており、本当に扱いやすい。値段相応の高級感と使いやすさに言うことなしだ。キューティクルも傷めないらしい。あまたある商品の中からこれを選んだ自分に拍手を送りたい。

ちなみにまだまだ下手くそだけれど、全体的な外巻き内巻きアレンジはできるようになった。今度は平巻きができるようになりたいのだが、まだまだ道は遠そうだ。それでも、このコテがあればどこまでも歩いていけそうな気がする。

コテ26mm↓

https://item.rakuten.co.jp/bexps/p0004/?s-id=pc_shop_recommend&rtg=8b0023db64e5587ccb8f51c465d4f5a7

ストレートアイロン↓

https://item.rakuten.co.jp/bexps/p0011/?s-id=rk_shop_pc_rnkInShop

無印良品の化粧水(9月)

過度に色々な成分が入っているものだと、すぐ顔が赤くなってひりひりしてしまうから、なるべくシンプルなものを使うのが基礎化粧品のマイルールだ。これまではハトムギ化粧水を使ってきたけれど、ふと無印のも試してみたくなり、買ってみた。

結論、むちゃくちゃ良い。化粧水を理由に肌がひりつくことが皆無なのはもちろん、好みに合わせてテクスチャーが何種類か選べるのも大変ありがたい。化粧水をパシャパシャ浴びるように顔にかけまくるのが大好き、とはいえ手のひらからすぐに溢れてしまうほどサラサラなのは嫌!ということで、「しっとり」を選んだが、文句なしの使い心地。「しっとり」を使い切ったタイミングで、これからぐっと乾燥しやすくなることを考え「高保湿タイプ」に切り替えたものの、とろみが若干強めなのでやっぱり合わないのではないか、なんて懸念もあった。しかし心配は無用で、いざ本格的な冬を迎えた今、このとろみ加減に圧倒的な信頼を置くようになった。

多分、今後しばらくは無印の化粧水を使い続ける気がする。来年はオイルなんかも試してみたいところ。

バムとケロのマグカップ(11月)

もともと母親が好きで、幼い頃から毎年トイレのカレンダーは必ずバムとケロだった(今は『まいにち、修造!』になってしまった)。その影響で、今もバムとケロが大好きなのだが、グッズはそれほど持っておらず、思いついたときに使えそうなものをちょこちょこ買うにとどめている。だから現在持っているのはタオル類くらいだ。

まさか「マグカップ」なんて一番使えそうなものがあったとは。盲点だった。なぜ気づかなかったのかわからないくらい、定番商品として数年前から存在しているらしいことにショックを受け、気づいたらバム柄もケロ柄もちゃっかりカートに入れていた。サイズはどっちも大きい方にした。本来は原作のようにケロのほうのみ小さいサイズで揃えるのが正解なのだけれど、容量は譲れない重要なポイントだったので、泣く泣く[大]を選択。飲み物を手元に置いて長時間机に座っていることが多いので、たっぷり入るものを探していた。高さ10cmらしいのだけど、実際使ってみてすごくちょうどよいので機能的にもおすすめ。まあ、欲を言えばもっと大容量でもいいくらいなんだけど。

もともと引きこもり体質だったのがコロナ禍でさらなる拍車をかけ、マグカップを握っている時間が増えた。つまり、コーヒーや紅茶を家で飲む機会がめちゃくちゃ増えた。家にはすでにたくさんマグカップがあったけれど、ほとんどが貰い物か企業の販促品で、どれもときめきに欠ける。

今の自分にぴったりの可愛い一品で、毎日お茶を飲めたならどんなにいいか…となんとなく思い続けてはいたが、なかなか買いたいと思えるものと出会えずにいたタイミングでの、これである。灯台下暗し感が否めず、発見できた喜びにしばらく浸ったのをよく覚えている。

これが届いてからほんとうに毎日うきうきな気分でお茶を飲んでいる。なぜか私がバム、母がケロで固定化しつつある。やかんできちんとお湯を沸かし時間を測って蒸らしたお茶を、バムに注ぎ淹れるその瞬間。「買ってよかった〜」の気持ちが体中に染み渡るなんて今までにない喜びの種類で、本当に日用雑貨でお気に入りを選ぶって強いなと実感した。毎日確実に使うものでお気に入りを選べた達成感、これからも味わっていきたい。

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/yumetamago/item/90260/

https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/yumetamago/item/90272/

むすび

お気に入りの品はわりとあったけれど、よく考えたら自分で買ってないものも多く、思いついた半分くらいがここに書けないな、とちょっと悲しくなった。「今年買ってよかったもの」とか名打っておいて大したもの書いてないじゃん…と呆れられても仕方ないかもしれないラインナップかもしれないが、私にとっては正真正銘のベスト・バイたちである。

私はまだ学生で、アルバイトをしてはいるけどそれほど熱心シフトに入っているわけではない。そもそも今年はコロナで飲食店は大打撃を受けて春から夏にかけてほぼ働けなかったし、自由に使えるお金の額もまあまあ制限された。あと、例年に比べて格段にコト消費が多かった。ずっと行きたかったアイドル現場にたくさんお金を使っていて、振り返ってみると全然充実した買い「物」ができていなかったなあと思った。あと、今年は卒論資料のために、書籍もわりかし見境なく購入していた。本って量買うと意外に高くつくのよね。これは余談だが、購入した本の紹介すればいいじゃん!と思いついたことがある。けれど、ひらめきへの喜びも束の間、読んでない状態で買いました!とだけ表明するのはちょっぴり恥ずかしいので、結局やることはなさそうだ。

冒頭にも言ったが、私はお金の使い方がめちゃくちゃ下手なので、こうして定期的に自分が買ったものを振り返る機会があるとそれだけでも支出の見直しになるし、もっともっと浪費を抑えて買い物上手になりたい!とモチベも湧くのだな、と感じた。お金をうっかり使いすぎて後悔することはあまりないのだけれど、流石に来年はもっと実のあるお金の使い方がしたいなあ、ということで、日々の振り返りを怠らずに過ごしていきたい。

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