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なぜコーヒーが好きなのか

コーヒーが好きなことが日常になってから、コーヒーのどこが好きなのかふわっとしてきた。
前回の記事「なぜコーヒーを撮るのか2023」にて、コーヒーが好きだからと言ったはものの、ではなぜコーヒー好きなの?と。


コーヒーが好きになったきっかけ


叔母の家で飲んだ挽きたてのコーヒー

叔母の家に行ったら、コーヒー豆を挽いて淹れてくれた。はじめて挽きたてのコーヒーを飲んだ。
美味しいと言ったらコーヒー器具を一式買ってくれたのだ。これが私のコーヒーを自分で淹れるきっかけとなった。

こうやって、少しずつ人へ繋いでいくことはとても大事だと思っている。お店へ行ってみたいけど1人で行けないだとか、淹れ方が分からないだとか、周りでコーヒーに興味を持ってくれる人がいたら、手助けしてあげて、コーヒーを次に繋げるようにしている。
次に繋げることで、コーヒーの世界がもっと広がって楽しくなれば、私もきっともっと楽しめる。


あたたかい雰囲気

喫茶店、コーヒーショップ、カフェの雰囲気はあたたかくて、穏やかだ。居心地のいい空間はお店に行く理由のひとつだ。

coffee MAN good / 青森県青森市


私がコーヒーをより好きになった、あたたかい喫茶店のドラマとアニメを一本ずつ紹介する。

優しい時間
2005年の当時の放送時は観ておらず、2012年頃にレンタルして観た作品。寺尾聰さんの喫茶店のマスター姿に見惚れてしまった。お客さん側がコーヒーミルでコーヒー豆を挽くという喫茶店。ドラマを見て昔ながらのレトロな手挽きミルがどうしても欲しくなった。このドラマはきっと喫茶店に憧れを持つ人を増やしたドラマになっただろう。


ご注文はうさぎですか?
昼間は喫茶店、夜はバーになるお店。コーヒーの話は少ししか出てこないが、可愛らしくて、優しくて、まったりした、日常のお話。日常に溶け込むコーヒーの姿が好きになった。

コーヒーのゆっくり流れていく時間軸は、特別な時間だと思う。
どんどん便利になり、一瞬で出てくるファストフードも便利だが、バリスタが丁寧にコーヒーを淹れてくれる時間はゆっくり出来る癒しの時間だ。


人との繋がり

BROTHER / 青森県弘前市 虹のマート


私の家族は転勤族で、夫は居るが、昼間は見知らぬ地でひとりであった。結婚した当初はどうすれば住んでいる場所に馴染めるのか分からず試行錯誤していた。

コーヒーセミナー

スターバックスコーヒーではコーヒーセミナーを定期的に行っていて、コーヒーに詳しくなれるのかなと思い切って参加した。はじめての参加は緊張したが、回を重ねていくと、同じ趣味の人なら話せることを知り、人見知りを克服。(コーヒーに関しては。)東京へ遊びに行ったときもセミナーへ。スターバックスに限らず、積極的に色々行った。都心は焙煎のワークショップやラテアートのワークショップなど様々あった。知識が増えるのも、もちろんだが、コーヒーを通して"人と話す"ことが出来て楽しい時間になった。


カフェ巡り

meeting house / 宮城県仙台市


2019年は仙台に住んでいた。その仙台がカフェの街であった。それぞれ特色、コンセントを持ったカフェがたくさんり、それぞれが楽しい。そしてコーヒー屋さんに行くと、コーヒー屋さんを紹介してくれたり、お客さんと話してみたりコーヒー文化も根付いている街であった。
カフェ巡りはその街を知れる、街の人と繋がれる場所であることに気付いた。

店主さんと話したり、お客さんと話したり、少しずつコーヒーと人に溶け込んでいけるようになり、その土地の人たちと楽しめるようになった。


美味しいコーヒーがあること

美味しいコーヒー豆を生産してくれる農家さんがいるから、美味しく焙煎してくれる焙煎士さんがいるから、美味しく淹れてくれるバリスタがいるから、美味しいコーヒーが飲める。
ただ苦いだけでなく、コーヒーには様々な味と個性があること。それを知るとコーヒーをどんどん好きになる。


スペシャルティーコーヒーの存在


スペシャルティコーヒーの定義とは。
以下は日本スペシャルティコーヒー協会HPより引用です。

消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること。

風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな明るい酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの感覚で消えていくこと。

カップの中の風味が素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの豆(種子)からカップまでの総ての段階において一貫した体制・工程・品質管理が徹底していることが必須である。(From seed to cup

具体的には、生産国においての栽培管理、収穫、生産処理、選別そして品質管理が適正になされ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆であること。
そして、適切な輸送と保管により、劣化のない状態で焙煎されて、欠点豆の混入が見られない焙煎豆であること。
さらに、適切な抽出がなされ、カップに生産地の特徴的な素晴らしい風味特性が表現されることが求められる。

日本スペシャルティコーヒー協会HPより


大量生産で安いだけではなく、美味しくなるように丁寧に育ててくれる農家さんがいること。苦いだけじゃないコーヒーがあって、育てる場所と気候、コーヒーの品種や育てる人、様々な条件によって同じコーヒーでも味が変わってくることがとても面白い。

美味しく淹れてくれるバリスタがいること

iro coffee / 青森県弘前市

お店の存在。対価を払ったコーヒーは抜群に美味しい。そうでなかったときは残念な気持ちになることも、正直もちろんあるけれど、自分が美味しいと思ったお店には何度も出向く。

しかし美味しいだけが価値であるわけでもないと思う。
コーヒー屋さんに出向くという行為も好きである。お店の空間やバリスタさんの存在にも価値がある。

絶対に自分ではお店の味にはならないと思っていて、自分でも淹れるが、お店が近くにある限りはなるべくお店で飲みたいと思っている。


自分で淹れて楽しい


お家でゆっくりしたいとき、家族とゆっくりしたいときにコーヒーを淹れる。周りが美味しいと言って飲んでくれる。これはとても嬉しい。
自分で淹れても中々自分の好みの味にならないときもあるけれど、その過程も醍醐味で、どうやったら美味しくなるのか考えて抽出することも楽しい。

おうちラテアートもここまで出来るようになるまで、何年もかかり苦労したが、少しずつ意味を理解し、出来るようになっていく過程は面白くて楽しい。

おうちラテ


なぜコーヒーが好きなのか


コーヒーは楽しい。私がなぜコーヒーを好きなのかを書いてきたが、美味しいコーヒーがあることはもちろんだけれど、人との繋がりでコーヒー好きが今まで続き、ひとりだと成立しない。コーヒーに関わる人がいるからこそ、コーヒーを好きでいられる。

だから次に繋げるためにカメラでコーヒーを撮るようになった。まだまだ微力だが、写真や動画を通して、コーヒーの魅力や自分の住んでいる地域のコーヒー屋さん、青森のコーヒー屋さんの魅力を伝えていきたいと思っている。



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