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200415 敬語

敬語、、それは

主体(書き手、話し手など)とその相手(読み手、聞き手)やその話題中の人物との社会的関係(親疎、権力の大小)と態度を表す言語表現である。(Wikipediaより引用)


社会人たるもの、敬語は欠かせない1つのスキルなのではないでしょうか。
そんな敬語の基本を改めて今日振り返ることができればいいなと思います。


敬語の種類

尊敬語

→これは相手の動作や状態などを敬うことによって相手を高めること

例: 「お客様がいらっしゃいます」

(上司等が言った事に対して)
「おっしゃる通りです」 など




謙譲語
→これは自分がへりくだる事で、相手を高めること(自分の行動)

例:「先日の講演を拝聴いたしました。」

「大変おいしい料理をいただきました」等


丁寧語

→これは言葉遣いを丁寧にすることによって敬意を表すこと(相手や内容は問いません)

いわゆるですます調、と呼ばれているヤツですね。

これは結構普段から馴染みがあるのではないでしょうか。

例:します、言います、座ります、、等



尊敬語と謙譲語は使い分けが難しいのですが、
相手の動作が尊敬語、自分の動作が謙譲語
と覚えておくと使い分けもしやすいです。

なら丁寧語はなんだ、
と思うと思いますが
それは同等のポジションでの会話でありながら、丁寧な気持ちを表現する言葉
という表現が合っていると思います。

状況や場をわきまえるのは当然ですが
日常会話や事務的な連絡はきちんと丁寧語で話せば失礼に当たることはないです。

語 尊敬語 謙譲語
見る ご覧になる 拝見する
行く・来る いらっしゃる まいる
言う おっしゃる 申す
食べる・飲む 召し上がる いただく
する なさる いたす
聞く お聞きになる うかがう
いる いらっしゃる おる
話す お話になる お話する
もらう おもらいになる いただく
会う お会いになる お目にかかる
与える お与えになる さしあげる
伝える お伝えになる 申し伝える
考える お考えになる 拝察する
渡す お渡しになる お渡しする
教える お教えになる お教えする


この辺りが基本の敬語です。
左が基本の語、真ん中が尊敬語、右が謙譲語です。




二重敬語

これらの敬語を使う上で起こりやすいミスは
二重敬語です。

それは尊敬語にれる(られる)をつけてしまう現象の事を言います。

例: お帰りになられる

これは「帰られる」と「お~になる」の二重敬語。「お帰りになる」「帰られる」が正解です。

ご覧になられる

「ご覧になる」と「~られる」の二重敬語。「ご覧になる」が正解です。




豆知識

上司に対してはご苦労様です、ではなくお疲れ様です、を使う。

→ご苦労様です、はビジネスマナーにおいて、目上の人や上司が部下をねぎらう言葉となります。


クッション言葉

→これは相手の依頼に応えられない場合や、相手にお願いをする場合の配慮を示す時の言葉遣いとして使います。

例:申し訳ございませんが
あいにくでございますが
恐れ入りますが
お手数ですが
失礼ですが

この言葉を前に入れると相手の心理的抵抗を和らげる効果があります。

年も立場も様々な社会では敬語が必須です。
自分も覚えて適切に使っていきたいですね、、

今日も、ありがとうございました。


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