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Hanaito喫茶 朝の珈琲 #18

GWがお休みの人もお仕事の人も、おはようございます。
混乱のGWですが、できることで楽しく過ごしましょう。

中止になったフェスやライブが配信限定に変わったりして、同じ場所で誰かと味わえなくてもいつもの部屋でいつもとちがう音楽が聞けたりして。さみしいと思うよりはおもしろいと思いたいです。



さて、今日はGW中ですので、比較的ダウナー系?と思っている曲を。
星野源 の『Pop Virus』です。

説明の必要もないくらいみんなが知っている星野源。ドラマ"逃げ恥"のダンスは、ダンスが苦手な私でも踊れるように練習してしまいました。シンガーソングライター、俳優としても活動されているほか、エッセイやコラムを執筆するなど、多彩な方です。


星野源の曲を聞くと新しいものに出会えることが多い気がします。一般に馴染みのないものを馴染むように使用していることが多いような。
この『Pop Virus』ではMPCという楽器が使われています。ヒップホップでよく使用されていたもので、音源から音をサンプリングしてボタンを押した時にサンプリングした音を鳴らします。
ドラムの音をサンプリングすればドラムの音が、何かが割れるような音をサンプリングすれば何かが割れるような音が出ます。音楽に馴染むように編集したりもしますが、なんでも録音した音を流せる、というイメージでしょうか。

曲が発表された2018年当時からMPCが一部ですごく流行っているのを知っていましたが、こんなに一般的に聞かれている音楽の中で、MVにはっきりと映して使用しているのは、初めてだと強く思った記憶があります。


タイトルの『Pop Virus』とは人間の遺伝子に組み込まれた音楽という意味のようです。文明が始まる以前から音楽らしいものは存在していたかもしれない。その太古の音楽が現在生きている私たちの遺伝子のなかで生き続けているのではないか、そういう歌詞だそうです。

何十年も前の演奏の録音が今でも聞けるように、自分の演奏も録音するとそれが何十年も残るかもしれない。短い短いたった1拍だけど、その音が録音だけでなく、遺伝子にのって人類が続く限り永遠に残るのではないか。

一見ラブソングにも聞こえる歌詞は実は壮大な音楽への思いでした。
もっともっとしっかりと解説しているページはたくさんありましたので、もしよければ調べてみてくださいね。


遺伝子に残る音楽遺伝子は絶対にあると私は思っています。
民族や住んでいる国によってリズムや発音にクセはあります。そりゃ個人差はありますが、大きく括ってみてみると明らかになんらかの傾向はあります。
その傾向を「自分らしさだ」と残すのもいいですし、別の傾向を真似するのもいいですよね。傾向がいくつか混ざるとまた新しい遺伝子が生まれそうです。それってまたおもしろいと思うのです。


取り入れるのに抵抗があった新しいことも、取り入れてしまえば遺伝子の一部になったりするのでしょうか。(もちろん書き変わったりするわけじゃないとわかっていますよ!)
新しい文化、新しい生活。もう1年も過ぎたのだから、遺伝子に組み込まれてきてるのかしら。



小難しいことはゆっくり考えるとして、今日はベランダガーデニングをしようと思います。バジルが順調なので、調子にのったまま仲間を増やそうと思います。楽しみ!

それでは。

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