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Hanaito喫茶 夜の珈琲 #30
こんばんは。
早朝に京都南部が震源の地震がありました。教室兼自宅のある奈良北部は震度1だったようです。「地震!?」と驚いて起きてしまったくらい大きく感じたのに震度は1で、明るくなってからも周囲に被害は特に何もなかったので安心しました。予震ではないことを祈りつつ、スリッパをきちんと履いたりお部屋を整頓したり、普段でもできる対策を忘れないように生活しなきゃと思いました。
昨夜は地震で起きちゃったので、今日はしっかり夢を見られそうな曲を。
The Staves の『Trying』です。
The Stavesはイギリス出身のインディーフォークの女性3人グループです。アルバムのジャケット写真の3人の顔、そっくりじゃないですか?実はジェシカ、カミラ、エミリーの三姉妹グループだそうです。
遺伝の関係か、兄弟姉妹というのは声がよく似ていることが多いです。ハモったりすると他人がするよりも簡単に、綺麗にハモリやすいと言われています。例えば『恋のバカンス』のザ・ピーナッツは双子ですね。adieuとしてアーティスト活動している上白石萌歌とお姉さんの上白石萌音のハモリも美しいです。
ハモる時には「音程が合っている」というのは大前提として、「声質が合っている」というのも大事です。声質が違うとまずは似せるところから始めないといけませんが、兄弟姉妹だとすでに似ているので似せるためにまねる必要が少なかったり、まねる必要すらなかったりします。お得(?)ですよね!
The Stavesの3人の声もぴったりと合っていて、2番で彼女たちがハモった瞬間、単純に声が増えた以上のハーモニーがブワワと広がります。メロディーはメロディーとしてしっかりと聞こえるのに、重なっている他のパートも同時にしっかり聞こえてくるのがすごいです。3人の声も、ミックスのバランスも絶妙ですね。
そう!ハモリは小さくなくていいんだよ!聞こえてくれなきゃ、ハモる意味ないじゃん!
I'm sorry
You should be sorry too
このフレーズが繰り返される部分(音源 1:27〜)、全員ユニゾンで同じメロディーを歌っているところから、繰り返されるたびに重なるメロディーの数が増え、上に下に広がっていくのが美しくって!波紋が何重にも広がっていっているようで、目を閉じて聞くと夢が見られること間違いなしです。
さて今日が7月最後のnote投稿です。1月から始めたこの Hanaito喫茶シリーズ も第30回になりました。始めた頃は気を張っていましたが、今は毎回ありのままの私を隠しきれず、産地直送新鮮とりたての中川をお届けできています。いいのか!?
意外な曲に惹かれることがあったり、読んでくださっている方から「この曲めっちゃ好き!」といった感想や「こんなの好きそう!」とおすすめしてもらえることも増えて、とっても嬉しいです。いつもありがとうございます。
ひとまずは、これから寒くなる頃まで続けますので、これからもよろしくお願いします!
それでは次に会う時は8月ですね。
夜も暑いので、涼しくしてしっかり眠ってください。
それでは、おやすみなさい。
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