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看護師になりたかった訳ではなかったけど VOL.1

何の仕事をしたいか分からない若者達に伝えるとしたら

以下持論です。

①10代の内に、色々な職種の本を読んだり聞いたり調べる
②やってみたいと思ったら、バイト代無しでも職場体験させてもらう
③これだ!と思うものが見つかるまで②を続ける
④一つのことに3年も注ぎ込まなくても良い、違うと思ったら次へ

結婚して子供が出来ると動きづらくなるため独り身の時に
たくさん経験することが理想

ここからは私の話

現在 看護師10年目
高校生の時に夢見ていたのはアパレル関係に勤めること
デザインが書ける訳でもなく、手先が人一倍器用な訳でもなく
ただただ洋服がスキだった。
服飾専門学校に行きたかったけど学費が高くて行けず
親戚に医療職に努めている割合が多く
親の勧めもあり看護師の専門学校へ
学校では座学は追試王だったけど、実習では落ちることなく
ストレートに卒業し地元の病院で働いている
周りからは、「〇〇さんは優しいし向いてるよね」と言われるが
10年たった今も、自分が看護師に向いているとも思わないし
他の仕事をしてみたいと常々思っているが
家族がさらに増えフリーランスになるとか全く別の職業に
転職するなどビビってできないのだ。
 

5年目ぐらいまでは、自分が何故この仕事をしているのか
など考えたこともなく
「自分にはこの仕事しかない」と思っていた。

看護師として働いていると、「死」に直面することも多い。
今際の際に、80〜90代の患者に家族が言う
「もっと頑張って」「早すぎる」
この方はずっと頑張ってきただろうにまだ頑張れと言うのか・・・
とよく思っていた。
もちろん家族としては愛する家族が亡くなるのだから
悲しい、寂しい、苦しい、受け止めきれない、死なないで
色々な感情が溢れかえり言ってしまうのだろう。
また他に例を挙げるとするならば
老衰 であるが心臓マッサージや人工呼吸器などの延命治療を望んだりする。
「他人がどうこういう必要はない、関係ないだろ」
そう言われたら何も言えないのだが
今まで頑張ってきたのだから、傍で見守りたい
最期は「ありがとう」と伝えたい。

というか
意識も理解力もはっきりしている時に
日頃から伝えておきたい

”私” は思うのだ。

生と死のジレンマ とでもいうのか
そのことがずっと頭から離れず
それからどんどん看護師を辞めたいとばかり考えるようになった。
まぁ、単純に忙しすぎるから嫌になった
メンタル病んできてた
も理由なのだけれども。

・・・・・・VOL.2へ続く




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