見出し画像

元福祉職の私がWebライターになって「ニーズ」と再会した話。

やあ、また会ったね!!!!





私は福祉施設で社会福祉士として働いていました。

社会福祉士とは、障がいのある方や高齢者など、日常生活を営むのに支障がある方の相談を受けたり、必要なサービスの提案・調整をする人たちのことをいいます。

支援をするためには、相談のなかで「相談者が本当は何を望んでいるのか」「何が必要なのか」=ニーズを把握することが重要です。

福祉大学に通っているとき、私はひたすら「ニーズ」について考えました。

授業中、実習中も。
ひとりひとりのニーズを。

そのたびに「人の頭のなかのことでしょ??そんなのわかるわけないよおおお~~~」と思っていた私。

就職して、福祉施設で相談者さんに直接問いかけても「私が何を望んでいるか…?いやぁ、今の生活ができればじゅうぶんよ~!」なんて言われちゃったりもして、ますますわからなくなる。

そのときは何とか頭をこねくりまわしていましたが、福祉の職場を離れてからも頭の片隅に引っかかったままだった、ニーズ……

そして忘れかけていた頃、Webライターを副業として始めることに。

!!!!

まさかの「ニーズ」との再会。

結局、ここで再会する運命だったのか…!

ライターには「この文章を伝えたい人」が必ずいるはず。
その人が何を望んでいるか=ニーズを考える。これはライティングの根本にあるもの。

「このままの生活でいいのよ~」って言っている人だって、きっと生活のため、趣味のため、知りたいことがある。
知識を蓄えて、やりたいことがある。
なりたい自分がいる。
欲が出る。
それが人間なんじゃないかな。

自分の肌に合った化粧品を買って、キレイになりたい!(私です)
ダイエットの方法を知って、痩せたい!(私です)
おいしいクロワッサンを売っているパン屋さんを知りたい!(私です)

その人のために、書く。
少しでもなりたい自分に近づいてもらうために!

「ニーズ」との再会。
正直会うのイヤだったけど、前より考えやすい気がする。

自分が将来目指したい職業と経験が結び付いて、少しだけうれしかったな。

今はニーズもAIでパッと出てきちゃうけどね、あえて頭を使って考えていたい。
いざというときにAIをひっぱたけるような感性を磨いていこう☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?