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土壌を耕す。

最近、文章をよく読むようになった。

ライティングに必要な書籍はもちろん、在籍している書帝塾の塾生さんの記事、Xのポストは毎日のように触れている。

そこで思うのは、文章を読むとき、自分の過去や現在と擦り合わせて見ているということ。

全然意識せずに過去になってしまったことでも、読んでいるとふと、そのときの気持ちや状況を思い出すことがある。

新鮮な感覚だ。

楽しい過去はもちろん、つらい過去でも。
つらくてつらくて仕方なくて、頭の片隅で思い出さないように干からびさせていたものでさえも、ぽっと思い出されて、その文章にさらに飲み込まれていく感覚。

不思議なのは、つらかった過去なのに、そのときより何だか心が楽になったような気がすること。
その文章を書いてくれた誰かと、過去を分かち合えたって思えるからなのかな。
このネタで、何か書ける気がする!とさえ思う。

例えるなら、頭の中でずーっと思い出さないように水も与えず、雑草でさえ生えなくなった荒れ地みたい。
私の頭の中にはそんな荒れ地が多かったように思う。

あらゆる人の文章に触れ合えると、その荒れ地にたっぷり水を与えられて、重機でカラッカラの土をガツンガツン掘り起こしてくれたみたい。

あれ、ここで何か育てられるんじゃない?
肥料混ぜればいけそう!

今の私はそんな気持ち。

でも、放っておいたらまたカラカラになる!
早くお水あげて!
気候ももうちょっと温暖に!
先割れスプーンじゃどんだけ時間かかるんだ!とりあえずスコップ買うか!

やりたいこと、やらなきゃいけないことはたくさんある!
さて、何を植えようかなー☺🌱


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