HSPママが「継続依頼100%ライター」になれた5つの理由
「読者の気持ちをしっかりと考えて書かれている文章ですね。素晴らしいです!」
忘れもしない、私が初めてライターとして受注した、クラウドワークスでのWebライティング業務。
納品を終えた後に、クライアント様からいただいた言葉です。
私の肩書きは、副業ライター。
ライティングは、全くの未経験でした。
悩んで悩んで書いた、人生で初めての記事に、意外にもお褒めの言葉をいただいたのです。
その後も、テストライティングまで進んだ後は、ありがたいことにクライアント様から必ず継続依頼をいただいています。
それは、なぜなのか?
掘り下げて考えたところ、私が特に悩んでいた「HSP」という特性のおかげなのではないかと気づきました。
この記事では、HSPママが「継続依頼100%ライター」になれた5つの理由をお伝えします。
私は、長年悩んできたHSPと、ライティングの2つはとても相性が良いと考えています。
ライティングをしていると、HSPを生かせる場面が必ずあります。
HSPという特性を持っていて、ライターを始めたばかりの方は、ぜひ読んでみてください。
少しでも、HSPであることに自信をもって取り組んでもらえたら嬉しいです。
HSPママが「継続依頼100%ライター」になれた5つの理由
HSPとは、いわゆる「繊細さん」のこと。
環境からの影響を強く受け、周りの人の気持ちや細かいことを考えすぎて、疲れてしまうという特性です。
最近では「HSPだから、生きづらい」という、そんな悲しい声もよく聞かれます。
確かに私も「いつも悩んでばかり。他の人はどんな技を使って生きているの?」と、常に考えていました。
リスクばかり頭に浮かんできて、なかなか行動に移せない。
そんなHSPママである私が副業としてライティングを開始し、「継続依頼100%ライター」になれた理由は、以下の5つです。
読者の気持ちを考えられるから
HSPは言葉の「怖さ」を知っているから
最初は「速さ」よりも「質」重視!と割り切ったから
自分を苦しめない立ち回り方をしているから
家族の理解と協力を得ているから
それぞれ説明します。
読者の気持ちを考えられるから
まず、読者の気持ちを考えられるということです。
ライターが書く文章には、必ず「読者」が存在します。
自分が書きたいことではなく、読者に寄り添った文章を書く必要があります。
読者の思考から行動に起こすまでの流れを、深く深く考えて、文章に反映させなければなりません。
ここで、HSPの「相手の気持ちを考える」という得意技が使えます!
「得意技?いつも考えすぎて疲弊してるっていうのに!」と怒られそうですが、本当にすごいことなんですよね。
HSPの人は、表情・声色・仕草などから相手の気持ちや思考を探ります。
でも、こちらがどれだけ考えを巡らせても、相手の気持ちの正解なんてわかりません。
わからなくても、何度も考えてしまう。それがHSP。
ポジティブに考えると、HSPの人は相手の気持ちを日常的に考えるトレーニングをしているといえます。
すぐに読者の気持ちに焦点を当てられるのは、日々のトレーニングのたまものなのです。
読者の気持ちを反映し、読んでもらえる文章を書けると、クライアントからの継続依頼も増えてくるでしょう。
HSPは言葉の「怖さ」を知っているから
HSPは、言葉の怖さを知っています。
あなたは、他の人からかけられた言葉に深く傷ついた経験はありませんか?
だからこそ、自分は言葉で人を傷つけないようにしよう!と思った方もいるでしょう。
これもまたHSPの得意技です!
「こういう言い方のほうが印象が良いかも…?」って考えながら、誰も傷つけず(中立で)わかりやすく伝わる文章の感性を磨いているのです。
また、会話(アドリブ)よりも、文章を書く(訂正できる)ほうが、HSPは安心できますよね。
しっかり考えて、伝えられる。
HSPは良いライターになれる素質を持っているといえるでしょう。
最初は「書くスピード」よりも「質」重視!と割り切ったから
初心者の頃、ライティングの「スピード」より「質」を高める意識を持って割り切ったことも良かったです。
同じライタースクールの仲間はものすごい速さで成長していました。
1つひとつ納得してからじゃないと行動できない私は、あっという間に置いていかれそうに…。
でも、自分はすぐに知識を吸収できるほど器用ではないので、「質」重視にしようと割り切りました。
継続して依頼をくださったクライアント様の記事をとにかく丁寧に仕上げること。何度も何度も文章を読み返して、完璧な記事に近づけること。
そうやって記事を納品するうちに、クライアントとの信頼関係も築け、継続依頼をいただけるようになったのです。
自分を苦しめない立ち回り方をしているから
HSPである自分を苦しめない立ち回り方も大切です。
自分は人より頑張りすぎてしまうので、少し頑張ったら休息を心がけています。
そしてそれを「悪いこと」にしないのも、自分には必要です。
生き残りが激しい、ライターの世界。
細く長く頑張れるように、自分の心と身体のメンテナンスは必須です!
そう考えて、無理しないことに決めました。
もちろんクライアント様のために最善を尽くしますが、自分の心と身体は捨ててまでやりません。
自分の心と身体が生き生きとしている状態でないと、ライティングをしていても「私の文章」ではなくなってしまうのです。
ライターも「クリエイター」なんですよね。
家族の理解と協力を得ているから
日々ライティングに打ち込んで結果を残すためには、家族の理解と協力は欠かせません。
副業でライターを始めた方の中には「夫に言うのが恥ずかしくて、内緒でライティングしてます」という方もいますが、私は隠せないです…!
記名記事が公開になったときには「見てこれ!どうよ!」と見せびらかしました(笑)
夫は「自分でやりたいなら、いいんじゃない?」スタンス。
娘は私の仕事をまだよくわかっていなさそうですが、切羽詰まっているときには、遊ぶのを少し待ってもらっています。
同居の義理の母にも、娘をよく見てもらっていて、お世話になりっぱなしです。
家族の協力なしでは、ライティングを続けられていません。
恥ずかしくても、ライター活動を理解してもらうために、家族にはしっかり話をしておくべきだと思います。
話をしておくと、簡単には諦められなくなる効果もあります(笑)
まとめ:HSPの得意なことを生かして「継続依頼100%ライター」になれる!
今回は、HSPママが「継続依頼100%ライター」になれた5つの理由をお伝えしました。
正直、努力を続けないとライターとして受注し続けるのは難しいです。
ただ、お伝えしたように、繊細で傷ついてきたHSPはライティングに生かせる得意技があります。
「繊細さ」は、時に武器になる!ということを、知っておいてほしいです。
ライターを始めたばかりのHSPの方は、ぜひそのHSPを生かして努力を続けていってくださいね!
読んでくださってありがとうございました!
私も、HSPの特性のあるママライターとして、本業と副業、そして育児の両立をしながら、これからも「書くこと」を続けていきたいです。
同じくHSPの方やライターさんとも交流していきたいので、よかったらフォロー&スキを押していただけると嬉しいです!
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