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オカノウエノオフ会

オカノウエノラジオのオフ会📻 20230918

5本の朗読劇。(朗読劇やるって聞いて絶対行く〜!って決めた📖)


一作品目は、西尾さん脚本。
会場でチラシ見た瞬間、エッ。パンチのあるタイトルに二度見。(笑)
笑いもありつつも人物と自分の経験が重なる部分が多く、感情移入して溢れてしまいました。
人物たちの真っ直ぐな思い、セリフの強さに胸打たれたし、西尾さんの熱情を真っ直ぐに感じて素敵だなって思いました。

個人的に魔法使いに共感が深くてドキッとした。なりたい と できる は違うよなあ、と。踊り子に向けて「ごめんね」の気持ちもわかる気がする。

戦士が勇者に対して思うことにも共感多くて胃が痛んだ。(笑)ワーッと思うままに言ってるように見えるけど、きっと色々考えた上で言葉にしてるし、帰ってから一人反省会してると思うからみんな戦士にやさしくしてほしい(多分ね)

経験に基づいて書かれたものらしく、内容はオカノウエノヒミツに。
とても好きだったから書き残したくて仕方ないですが、これ以上は墓場まで持っていきますね、!

瀬戸山美咲さん脚本『国民の生活』より三本。
自分の在り方について考えさせられるような作品だった。

『わたしの値段』
「お客さんなんだなって。」のセリフがチクリとした。立場も状況も違えど、知ってる。どんなに心寄せ合ったとしても、ふとした時の言葉にこの関係の切り離せない根っこが見える。
お互いどう感じていようが、変わらない事実に残酷さを感じる。「それでも、だけど、」の多い関係。
お金が絡んでいる限り、それ以上を渡してはいけないし、受け取ってはいけないんだよ。と、自戒するような時間だった。

『この世にうたがあるかぎり』
冒頭のシーンに胸打たれてしまった。笑いポイント?だったみたいだけど全然笑えなくて涙出た。
ヨウコと自分が重なって胸がバクバクした。夢を追う姿は、本当にかっこいい。ずっと応援できたら、隣で支えられたら、そんな風に思ってるのにね。
この先のことを考えてるのに、彼は何も考えていなくて、具体的な話をすると面倒くさそうにしたり話を変えたり、、切なくなっちゃった。

働いてないのに家の飯全部食っとんなよ!と、思うところだけど、ご飯作る?食べる?ってなるヨウコの気持ち、わかるなあ。

ちなみにヒモ詩人の西尾さん好きすぎて危なかった、沼、、!

この作品に思い馳せすぎて、『崖から飛び降りる』を観劇中もヨウコが自分の人生を歩めるように、というか、心揺らいでるものを確かにできるように、と考えてた。

周りから見た「幸せ」「正しさ」でなくてもいい。
自分で選択をして、責任を持って生きていたい。越えることのない一線を挟んで思い寄せることも、ヒモのような男と夢見ることも、パンケーキ屋に並ぶこともね、全部自分で決めたい。
私は、自分の幸も不幸も他人のせいにしたくないんだって思いました。

『うつろいの国』
栗原さん脚本の作品。
死後の世界の人(プリズム)と対談する中、飛び交う言葉たちは、ユーモアがありながらも考えさせられるものでした。

「そちら側、こちら側」きっと言ってる方は、何てことないのかもしれないけど、無意識に差別、区別していることってあるかも。
表向きでは、分かち合いたいと思っていても、潜在的に一線を引いていたり、それを感じて距離を感じたりね。
時代が移り変わることで、人の思想思考、価値観、「当たり前」とされていたことがそうでなくなったり、選択肢が広がるようでその分失うものや違和感が生まれたり、善し悪しでは語りきれないことをグルグルと考えさせられました。
生死を選択するのも移り変わる時代によるものなのか、それでいいのかな、、。

作中に「死後は、開放的になる」とあるけど、私の死生観と近く、驚いた。
私は、生きているうちは、良くも悪くも常に何かに囚われてると思っていて、死は、全てからの解放だと思ってる。
生前はこんなことを言う人じゃなかった、のではなく、本来のものにたくさんのオプションがついて相手に届いていたんだと思う。(なんか、うまく言えないな?)

題材にしてるものが、栗原さんならではだなって思います。それは死後の世界というより、いつどんな時も相手を想像する思いやりの点から感じました。(私の栗原さんのイメージです)

↓オカノウエノラジオHPにて脚本公開されてます。


西尾さん演じる岸辺の言葉選び、発想が何とも…!彼が言葉を発した後に流れる空気が好きでした(好き)
配役がピッタリすぎて、当て書きかな…!

オフ会の流れは、30分前開場〜開演まで自由な感じでお話されてました。(私は、ギリ到着←)

静かに最後列に座ってたんけど、途中で占部さんにロックオンしていただいて震えた…!後ろにいた意味なし!当方、ド人見知りでございます。(泣)
マイク持って歩いてくる占部さんのおめめキラッキラしてて可愛かったな(ハート)

朗読劇+トークの後、お見送りで終了。

お土産が可愛くてほっこり…♡


占部さんから新米と青柚子、西尾さんから皮のコースター、白馬くんからポストカード
西尾さんに私のイメージで色選んでもらった♩(ありがとうございます!)

お部屋のお気に入りコーナーに飾りました

お見送りで、みなさんとお話するのドキドキしすぎた〜!けど、今まで観劇して思ったことをご本人に直接お伝えするってなかったから嬉しかったです。

オフ会の前に色々あって毎日泣いてたから久しぶりにあたたかい空間に触れて、また泣けちゃったな。私は、今、寂しさとやさしさを行き来しながら生きてるんだなと感じてた時期です。(重過ぎ)
人生、なんだか面白いくらいうまく巡り合うもので、オカノウエとの出会いもすごいタイミング。いや、ほんとに救われてるなぁ〜。(重過ぎ)

今もこれを書きながら楽しかったなって気持ち!
毎週月曜日の夜をやさしく迎えられるのは、オカノウエノラジオのおかげです。感謝でいっぱい。
これからの毎週月曜日も楽しみだし、またオフ会ありますように♩

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