約一週間日記②
継続。しかし日記だって休息が必要なんだぜ、と思うので約1週間日記をデフォとします。そして日記を書かない一日、私の身に何が起こり何を思ったかは私自身と私の好きな男しか知ることはないんだぜ。まあ極度の飽き性なので突然辞めますが、それまでは付き合ってほしい。
6月28日(金) 雨
梅雨真っ只中であることを思い出すには十分すぎるほどの見事な豪雨。お弁当を家に忘れ、今日はヘルプ先に出勤なのに自店舗に仕事を丸々置いてきた。幸先が悪いスタートとなったが、ここからは上がっていくしかないわけで無問題だ。「十角館の殺人」を読める気分ではないけど(まだやってたんですか!?)これを読み終えない限り他の作品に触れないという誓いを勝手にたててしまったので通勤時間はにじGTAの切り抜き鑑賞。赤城ウェンありがとうなのは変わりないが、小柳ロウの声を聞く度に心がグチャグチャになっていく自分がいる。小柳ロウってめちゃくちゃにかっこいい男だ本当に。主人公の相棒からのセカンドシーズンの主人公ポジすぎる。っていうかにじGTA好きなシーンが多すぎて、にじさんじってやっぱり最高のエンターテイメント!
お弁当を忘れたのでお昼はサイゼリヤ、すごく海老が好きなお客さんをしてきた。サラダをもりもり食べたから急激が身体が冷えてしまったので煎茶を飲むなどした。26歳を感じる。
あんまり体調がよくないので直帰、学生時代の友人とご飯に行く約束をした。明日から7月末まで、人と会える予定がたくさんできた。嬉しい。
6月29日(土)曇り時々晴れ
昼頃に起床、睫毛を解いた先に広がる自分の部屋の可愛さに驚いてしまった。昨日の夜中、無心になって模様替えに励んだ甲斐があったな。ベッド付近とドレッサー周辺(というか壁)を重点的に頑張りました。実は私って部屋と着るお洋服と心がめちゃくちゃに可愛いんですよ。
夕方からは元バイト先の人たちとの飲み会があった。転職活動の繋ぎだったからたった半年も働けなかったのに、こうして声をかけて頂けるのは嬉しい。映画と小説の話をたくさんしてきた。色々と話そうと思っていたこともあったけど、結局物語の話ばっかりで何も報告できなかった。
バスを乗り継いで一時間くらいの場所にある居酒屋にいったんだけど、ちょっとした旅みたいだった。ちょうど午後の強い日差しが和らいだ夕方との合間くらいの時間で、注ぐ光がバスの社内で照り返して私の手元を照らすから、紙が光を吸収していくのがハッキリとわかって、それがあまりにも綺麗で、ただただ見惚れていたな(なので、その日も十角館の殺人を読み切ることは叶いませんでした)やっぱり私はただ隣で本を読んでいるだけの、というかそれを許してもらえる旅行がしたい。お腹が空いて、適当な駅で降りて「何食べたい?っていうかここどこだろうね」って話していたら何だか楽しくなってきていっぱい歩いちゃって、結局疲れて適当にチェーンの居酒屋に入って、その辺の適当なホテルに泊まって、朝になったら本を交換してまた電車に乗り込むってやつ。夢だな。夢にしておくにはあまりにも勿体無い美しい夢だな。あ!本日もお洋服が可愛かったです。
リボンの帽子がお気に入りポイント(でもバチバチに酔っていたので見事に落として行方不明です)
6月30日(日)雨
二日酔い、年々とお酒に弱くなっている気がする。飲む頻度が減ると必然的に一回の許容量も減ってしまうもので、ここ最近では私って実はそんなお酒のこと好きじゃないんじゃない?とすら思っている。牛乳とエナドリの方が断然好きかもしれない。“人とお酒を飲む”っていう行為が、シチューエーションが好きなのかも。それと居酒屋飯と居酒屋の雰囲気はもちろん大好き。あとお酒も好き。お酒好きじゃん。飲み過ぎちゃだめだね、私ずっとあなたのこと好きでいたいから。
二日酔い真っ只中、インドカレーを食す。
理解されないことの方が圧倒的に多いけど、昔から「高熱の時たべる辛ラーメン」や「二日酔い時に食べるインドカレー」のことが好きだ。被虐趣味を持ち合わせているわけでもないので別に気持ちよくはないし、美味しいかどうかも怪しいんだけれど(美味しくはある)不思議と生命を全う出来ている気分になる。完食。
今更ながら、日記ってご飯のことばかりになっちゃう。仕事の日ってそういうものかもね。
7月1日(月)雨のち晴れ
2024年も折り返し地点に突入したらしい。上半期のお気に入りをまとめながら思ったけど、本にも映画にも全然触れられなかったな。そんな中でも《 あと切手を、一枚貼るだけ 》と《 哀れなるものたち 》が圧倒的すぎた。今更言及するのも野暮なので、とりあえずおすすめですとだけ言っておきます。
これは毎年購入している《 Paperblanks 》の手帳、何度かTwitter内でも紹介させて頂いている気がする。2018年から愛用しているのではやいもので今年で七冊目、飽き性だけれどこれだけは続いている。とはいえ去年までは簡単な予定を書き込んだり、箇条書きに日記をつけていた。話したね。でも私はあなたと何度でも同じ話をしたいと思っています。
これも話したけれど今年から漫画・小説問わず読んだ本や、観た映画、展示会の記録なんかをつけるようにしている。全部をTwitterに載せるわけでもないので(私は全部を載せたいと本気で思っている)鳥頭の私自身「これいつ観たんだっけ?」と思うこと多かったから非常に助かっている。
夜、可愛いブローチをゲットしたのでせっかくならとコレクションしているネクタイを広げてうんうんと唸る。ネクタイが絶望的に似合わない顔立ちと体型(骨格?)のくせして異様な数を所持しているので、結局未だに運命の一本を決めかねている。私ってお洋服のこと大好きだけど、私じゃ着こなせないお洋服がこの世に沢山あるからお洋服選び屋さんになりたい。
7月2日(火)曇り時々晴れ
お昼に食べた鎌倉パスタのランチセットが美味しかったので布教します。
今日はあと何もしてません。
最近は少し疲れていて、お弁当をサボりがちなので明後日からまた頑張りたいと思っています。
7月3日(水)晴れ
数ヶ月ぶりに会う親友と《 伊藤潤二展 - 誘惑 - 》へ
チケット代1,000円と思えないボリューム感の展示で、おそろしおかしな作品たちにずっと目眩でした。たぶん半分熱中症もあります。改めて富江ってば本当に美しくて、恐ろしい女だ。灼熱のなか頑張った甲斐がありましたね。辻占恋みくじで大凶を引き、半泣きになりながら写真を撮るなどもしました。背後から「いいな!私大凶がよかったのに〜」というマダムの声が聞こえたので会場を燃やすか迷いました。グッズが全部魅力的すぎる、ノンノン親分ロンTとうずまきのカップソーサーはギリギリまで悩みましたが購入を断念。しかし合計金額が8000円近くなってしまい、店員さんを無言で見つめましたがどうにもなりませんでした。
親友も大満足の様子で至る場所でギャルピースを見せてくれた、もちろん私もギャルピースで返す。
親友とは小学一年生の時に出会い、かれこれ20年目の付き合いになる。人間が串刺しになって繋がるショーを観に行ったり、深夜の海でAKIRAごっこをしたり、監護居酒屋で大泣きしたり、県と県を繋ぐ橋を強風に煽られながら歩いたり、複数人でいったお祭りであえて二人ではぐれたり(これ今思うとナチュラルに“ふたりで抜け出さない?”をしていたんだな)あのマリリン・マンソンが目の前で竹馬に乗っている姿に一緒に釘付けになったり…私の色々な遊びに付き合ってくれて、私に色々な遊びを教えてくれる心身ともに魅力的な女性だ。自慢の親友だ。去年、結婚報告をしてもらった時に「もうあまり遊べなくなるのか…」なんて寂しくなっていたが、こうして今も変わらず共にアングラ道(読:どう)を駆け抜けてくれる。嬉しい、ずっと親友でいられたらもっと嬉しいから親友につりあうような人間になりたい。
私達ずっとアングラ女でいようね。結婚して子供が生まれても、お相手の人から「子供に変な影響を与えるな!」と怒られてもコソコソとエログロナンセンスを愛して、同時に怯えていようね。子供のためにエミちゃんを隠し遠そうね。私の棺にエミちゃんいれてね。これからも服装も知識量も関係ない、心の在り方でアングラ女を証明しようね。
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