僕の心があったこと 忘れてください
心がバラバラだ。繊細だから長い時間をかけて大切に扱っていたものを、高いところから落とされて粉々になって、拾い集めようとしても集まらなくて、あれどこまで飛んでいったんだろうって、粉々になったそれをただ呆然と眺めている。綺麗だったなって。
自分の心をどうやって保っていたっけ、わからないや。心の破片を拾い集める元気も今はない。それでも時は進んでいて心だけが追いつかなくて。
心が追いついていないのに判断ばかり求められる。この状態で正しいものを選べるとは思えないのに。
気を取り直