誕生日の詩

蝋燭の火を殺した瞬間に、おめでとうと言われることへの違和感、人は毎朝生まれ変わっているというのなら、誕生日の意義とはどこにあるのだろうかと、そんなことばかりを考えて歳を重ねていく恐怖。海はどの場所から見ても同じような景色だから安心する、そんな人間に、あたしはなりたかった、永遠がこの世でいちばん美しいことを知っていた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?