見出し画像

未練はとってもいいもんだ。

未練というと、ちょっとネガティブな感じがするけれど。
実はとってもいいものじゃないかと最近思ってる。

あの人のことが忘れられない。
あの仕事がやりたかったのに。
アレがどうしても欲しかった。

こう思えること自体、とても幸せだと思うのだ。

そもそも人って本当に忘れっぽい生き物なので、興味が薄かったり、あまりにも箸にも棒にもかからなければ、長い間、心に留めておくなんてできやしない。

だから、未練の近くには、何か自分の大切なものがありそうで、きっと、それは強い願望だったり、やり残しだったり、自分の別の可能性なんじゃないか。

本当は好きで好きでたまらないことなのに、本当は自分だけができる人を喜ばせることなのに、でも、今は現実になっていないだけ。そんなことが潜んでいそうだ。

捨てるべき未練というのもたくさんあるのかもしれない。
でも、こんな風に考えると、未練は宝物なのだから、それを別の形で叶えようとするのは、とってもエネルギッシュな行為だと思う。

そう言えば、自分勝手にバラ色の青春を夢想していた、地元の行きたい高校があったのだけど、受験の失敗でいくことは叶わず、想像もしていなかった高校に行き、ずっと「ここは俺のいるところじゃない」と、未練たらたらにアナザーワールドを僕はずっと生きていた。いったい何十年前の話だ。まぁいいや。

今になって思うと、きっと高校では、気の合う仲間とワイワイやりたかったんだと思う。それって、おじさんになった今も叶え続けていることで、やっぱり僕にとっては大事なこと。

まぁエネルギッシュに変換しないでも、未練にしたっているのも嫌いじゃないですけどね。むしろ好き。

思い当たる方は、ぜひ、あなたの大切な未練を振り返ってみてくださいませ^^

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?