見出し画像

【5分でわかる】ひとり親控除

 皆さん、こんにちは!

今回は令和2年分(2020年度)以後より、
年末調整や確定申告で新しく適用される制度の
ひとり親控除についてお話しします。




ひとり親控除の創設背景



元々ある寡婦(夫)控除では、結婚歴のある方のみが対象で未婚のひとり親には適用されませんでした→これには理由があるので、後ほど解説します

•婚姻歴の有無で対象の差がある事
•男女で控除額の違いがある事

上記の理由から見直しがされて、令和2年度の税制改正により、ひとり親控除が創設されました。

つまり元々あった寡婦(夫)控除を改正して、
性別を問わず未婚の方でも所得控除を受けられるようにしたのがひとり親控除です。


※それに伴って2020年からは寡夫控除は廃止され、対象者は女性だけになりました。


ひとり親控除の適用要件


ではどのような方が控除を受けられるのか

その年の12月31日時点で、次のいずれかに該当する方

•配偶者と離婚した方(死別も含む)

•婚姻をしていない方

•配偶者の生死が不明な方
→戦後の旦那さんの帰りを待つ奥さんのために
 作られた制度である寡婦控除の特徴を引き継ぐ
 そのため未婚のひとり親は対象外でした。


上記のいずれかに該当した方でさらに、
下記の3つの要件を全て満たしている方。


①事実婚と同様の関係にある方がいない事

②生計を一にする子がいる事
•総所得金額が48万円以下
•他の人の扶養に入っていない

③合計所得金額が500万円以下である事
•年収にすると677万円以下


これらの要件に該当する方はひとり親控除として
35万円の所得控除を受けることが出来ます。

税額控除ではなく、税率をかける前の所得控除になります。


以上が新しく創設されたひとり親控除についての解説でした。

今回のまとめ


いかがだったでしょうか?
令和2年度より適用が始まったひとり親控除。
タイトルにもあるように5分でサクッと読めるように書きました。
分かりやすかった、分かりにくかった
読みやすい、読みにくいなどのコメントをいただけると嬉しいです!!

このひとり親控除で35万円の所得控除を受けられるのは、とても大きいと思います。
なので該当される方は年末調整や確定申告で控除漏れがないようにご注意ください。


話は変わりますが、住民税の節税になる
「ふるさと納税」についても解説のブログを書きたいと思います。
私も今年に初めてやったのですが、
何で今までやらなかったんだろうと思うくらいに
とてもお得な制度でした。

因みに私は実質負担2000円で、
下記の3つを購入しました。
•米10kg
•エビ1kg
•餃子80個

2000円でこれだけ購入出来るのは凄いですよね?
どうして2000円でこれだけ購入できるのか、
その理由やふるさと納税の仕組みについては
次回のブログで解説したいと思います。

最後に



いつも私のブログをご覧いただき、
ありがとうございます。
是非、ブログの評価や感想をコメントなどで
いただけると幸いです。

サポートご検討いただきありがとうございます☺️いただいたサポートは子どもと彼女の為に使わせていただきます。 皆様の優しさが私の活動の励みになります! 是非、応援よろしくお願い致します。