巣ごもり文学がはじまるのだ
仕事も飲み会も全てが自宅のPCモニター越しという毎日がはじまって2ヶ月が経過。突如はじまった「世界の終わりのはじまり」のような現実に最初のうちは圧倒されていたが、それも次第に日常化してしまった。映画の中でテレビのレポーターが、怪獣の襲来を報じているシーンを観るように、信じられないはずのニュースをぼんやり眺めている。
朝起きて、誰とも会わず仕事を終え、少し長めの風呂に入って、ビールを飲んでねる。規則正しいから、朝はどんどん早くなり、1日は日増しに長くなる。圧倒的な非日常の下、