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2018年7月の記事一覧

女体

「ありゃ、修くん。作ってくれたの、これ」
望美は、裾を踏んでしまいそうに丈の長いネグリジェを、呑気にひらひらさせながらフライパンのうえの炒飯を指さした。
「さっき自分で作ってたじゃない。忘れちゃった?」
私がそういうと、望美は小首を傾げ、フライパンの上の炒飯を指ですくってひとくち食べた。
「確かに、私の味付けだね」
記憶喪失と言えばいいのだろうか。いや、イメージとしては二重人格というのが近い。本物

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