2023年12月の月報
Hz7235の夏迫杏です。
2023年12月の月報をお送りします。
月報①第9回そこの路地入ったとこ文庫に委託参加しました
12月10日に京都・Cafe YOKOSOにて開催されました第9回そこの路地入ったとこ文庫に委託参加させていただきました。Hz7235は新作のコピー本『002.sakujitsu』とNUT's編集部刊の雨の小説集『アマネ』を置かせていただき、両タイトルとも完売となりました。お手にとってくださったみなさま、気にとめてくださったみなさま、ありがとうございました!
月報②『アマネ』が完売しました!
先述のとおり、NUT's編集部刊の雨の小説集『アマネ』が完売いたしました。これまでにご購入いただいたみなさまに感謝申し上げます。ほんとうにありがとうございました。大切に読んでいただけますと幸いです。
月報③新刊のお知らせ
1月14日に新刊を発行いたします。『紫陽花の街』といいます。年相応のなんでもないような日々を過ごす雪菜のもとにしばらく疎遠になっていた音楽が舞い戻ってくるはなしです。「三人暮らし」(2012年)と「トワニネムレ」(2015年)に出てきたちいさなおんなのこが、「魚の缶を持つ男」(2013年)に出てきた音楽ばかり聴いている主人公の恋人が、大人になりました。永遠というものは綺麗な詩のことばとしてよく使われるけれど、案外手近には存在しない。じぶんたちだって変わっていってしまう。だからこそ、その淡さにむかってひとは祈るのだとおもいます。
販売は1月14日(日)開催の文学フリマ京都8、1月20日(土)開催のふらっとぺらっとpage3で行ないます。イベントでの残部が自宅に戻り次第、自家通販での取り扱いを開始する予定です。雪菜たちがいま生きている一瞬への眼差しをいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
月報④文学フリマ京都8&ふらっとぺらっとpage3に参加します
1月14日(日)に京都・みやこめっせで開催される文学フリマ8に出店いたします! Hz7235のブースはう-05。新刊『紫陽花の街』をはじめ、個人制作誌の既刊、NUT's編集部で刊行した文芸誌を販売いたします。ぜひお立ち寄りください。
また、文フリ京都の翌週の20日(土)には福岡県で開催されるふらっとぺらっとpage3に委託参加させていただきます! こちらでは新刊の『紫陽花の街』とNUT's編集部刊のちいさな文芸誌『こなっつ vol.4』を販売いたします。現地開催後は通販がございますのでぜひチェックしてみてください。
月報⑤Hz7235のラジオ月報#004
SpotifyにてHz7235のラジオ月報を配信しております。音楽を流している関係でSpotifyのアプリでのみ視聴可能となっております。
また、Hz7235のラジオ月報ではお便りを募集しています。次回1月配信ぶんの締切は1月10日(水)です。ぜひお気軽にお送りくださいませ。
月報⑥書いたもの
みんなでSS持ち寄る会 Advent Calendar 2023に寄せて短い小説を書きました。「シー・ソー・シーン」といいます。目撃したかったり、盗み見たり、わかってしまっていたりするはなしです。
年末ということで2023年に書いた小説をまとめました。朗読もあります。
Xでまいにち更新している小説「One.」は11月に引き続き柳が唯花に会いにいこうとしているところ。ぶじに会えるのでしょうか。書いているわたしも柳と一緒に緊張しています。
月報⑦日々のこと
・自宅に引きこもって夜なべして小説を書いていることが多かったです。日記をつけていなかったせいでそれ以外の記憶は淡いです。
・小学校2年生ぶりにサンタクロースがやってきました。わたしもサンタクロースでした。
・新刊の入稿を済ませ、ほぼ寝ずに仕事に行くということをとてもひさしぶりにしました。寝不足のときのほうがやたらと元気で仕事のミスも少なく、よく眠ったあとのじぶんのほうがよっぽど不甲斐ないです。
・大晦日は祇園のほうで年越しそばをいただいてから八坂神社へ。おさぼりをけら参りをしました。そして憶えていたら1月の月報の年越し篇に続く……。
・インクを塗ってイカやタコを倒すゲームに年間727時間を費やした人間が、さすがに時間がないといってゲーム機を容易に触れられない場所に片付けるなどというおもいきった行動に出ました。その結果、滋賀県の難読地名をすこし覚えました。
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