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色彩と占星術|B011 おとめ座

 唐突だけれど色や惑星について書いてみたくなったので、シリーズ的にやってみようと思い立ちました。
 昨日書いた絵画の読み解きみたいなところから、ふとオーラソーマタロットを思い出したのです。
 いまはそのタロットは手放してしまったし、ボトルも手元にはないけれど、まあ気軽にすきなように、思いつくままに始めてみます。

 現在は太陽がおとめ座にあるから、おとめ座から。

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B011 The Essene Bottle1


Color:クリアー/ピンク
Keyword:I serve(私は奉仕する)
Planet:Chiron(キロン/カイロン)
Card:Strencth(強さ)

2つの色が層になったオーラソーマのボトルは、現在120本(種)以上あるのですが、その中で惑星や星座に対応したボトルというのがあります。
それから、ボトルに対応したタロットカードというものがあるのですね。
オーラソーマから離れてもうずいぶん経ちますが、現在タロットのほうは公式には続いてないと聞いた覚えがあります。

おとめ座に対応したボトルは11番のエッセネボトル、上層がクリアー、下層がピンクです。
私が以前オーラソーマを学んだ先生が、こんなことを書いていました。

エッセネボトルは、妊娠や出産、そして生後1年の赤ちゃんの受胎から身体を持ってこの地上に誕生するプロセスをサポートするボトルでもあり、(以下略)

そういえば数年前、出産を前にした知人にこのボトルを贈ったことを思い出しました。

ピンクというのはレッドに光が入った状態です。レッドは第1チャクラを司どっていて、その場所は子供が産まれるための重要な場所ですね。生殖器の辺りです。
生命力に光があたって、魂が宿ります。
上記の先生の言葉は、そういうところを表したものだと思います。

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ボトルに付されたキーワードは「I serve:私は奉仕する」。
とても繊細で感じやすいイノセントなおとめ座のイメージと、ボトルの色の組み合わせが重なります。
ここでタロットを見てみると、ピンクのドレスを着た女性が獅子を両手でとらえています。牙を剥き出しにした獅子の上顎と下顎を押さえている。
見方によっては女性と獅子は別々の存在なのか、一体なのか、判別しかねるようにも思えます。

ART BEINGのウェブサイトより

背後には景色が見えなくなるほど強い光がさしていて、スペクトルの光輪があらわれています。
キーワードとこの絵柄からいま浮かんだイメージは、奉仕などというのは自我が強いとできないということでした。
女性の目はどこを見ているのか、目の前の獅子なんてまるでいないかのように穏やかです。
レッドという、人間の根源的エネルギーに強い光があたってあらわれるピンクは、自我を超えていることをあらわしているのかもしれません。
自我を超えた奉仕というと、先日お会いしたシスターも浮かびました。あのような生き方というのは滅多にできるものじゃない。

対応する惑星はキロン(カイロン)で、この小惑星は占星術では「傷ついたヒーラー」などと言われます。
他人の痛みが感じられる人というのは自分に相当の傷を持っている可能性が大きいです。そこから目を背けていたのでは、他人を思いやることはなかなかむずかしい。
小惑星キロンや、この色の組み合わせは、そういう部分のサポートをするのかもしれません。

獅子の前足のところにある鍵は、どこの鍵なんだろう。何を開けるための鍵なんだろう。
人生で負った傷があまりに深いとき、一度は蓋をしてしまったその記憶を押し込めた箱は開けるのがおそろしいものです。この鍵は、そんな箱を開けるための鍵かもしれない。
(でもやっぱりその鍵の存在から目を背けていたい)
カードに書かれたStrencth(強さ)はそれを克服する可能性を示しているとも思えます。

ほんとうの強さにはやさしさや弱さを感じます。
弱いところからくるやさしさ。

昨日の『結び目を解くマリア』の説明書きにあった言葉が思い返されます。

ゴルディアスの結び目を剣で切って解いたアレクサンダー大王とは異なり、マリアは力によって結び目を解いたり、問題を解決したりするのではなく、直感によって解決する。

Wikipedia

力の使いかたが違うんですね。

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 あまりあれこれ調べたり、考察したりせず、いま感じたことをだらだらと書きました。
 言葉の足りないところ、考えの浅いところもたくさんあるけれど、とにかく書いてしまえ、といった感じで書いていますのであしからず。

(エッセネ派のこともずっと気になっています)

 オーラソーマのことや、占星術のことに詳しいわけではないので、気になった方がおられたら自分で調べてみるとおもしろいと思います。

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今日の「ドキドキ」:もうここ10日くらい開けられていない宅配ボックスがあります。不在にしては長すぎる、となんだか色々想像しちゃいますね。


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