私に起きた変化

断捨離、ミニマリストを知り、あれこれ自分にとって心地いい丁度いい量を探していった結果起こったことをいくつか。

出ていくお金が減った　

断捨離をすることで自分にとってなにが必要でなにが不要かの判断を繰り返すことになります。最初の頃はその「決断」の連続は大変ですが全部終わる頃には選択が早く正確に研ぎ澄まされるようになります。あれいいなこれ素敵だなって、気持ちはいくらでも湧くのですがそれを「手に入れたい」というのは別になり浪費が減りました。その分体験や知識技術の習得にかけるようになりました。

　


引っ越しが楽
　まず物が少ない。それに加えて大型の家電や家具が備え付けの物もあり。今日急に「明日引っ越しトラックが来るから」と言われて段ボールを渡されても2時間くらいで荷造りが終わる気がします。実際今の家に引っ越すときは友人の乗用車（クラウン？）2往復してもらっておしまいでした。引っ越し費用って中々大きな金額と作業量になりますよね。

お気に入りのものだけになった
　これが本当に幸せで。自分にとってみているだけでパワーをもらえる物ってあると思うんです。細部まで美しい家具、インテリア。はたまた推しのアイテム。雑誌に載るようなおしゃれである必要はないと思うのですが自分の部屋が回復スポットになると日々のパフォーマンスは確実に上がります！

探し物に時間がかからなくなった
「ここになかったらない」家にあるものには基本的に住所というか居場所があります。全部のアイテムを細かく番地まで決めている訳ではないのですが、書類はここ,電子機器はこの引き出しなどざっくり地域までは決めてあります。住所を決めてあげれば迷子になることも散らかる頻度も減るのですよね。基本的の物を探すという行為自体がないのですが数年に一回使うようなもの（冠婚葬祭や保証書）は記憶から消えてますからね。でもまあ大体ここにあるよねで見つかるので楽です。

肩こりが減った
これはカバンに入れる物が減り軽くなったことで通勤中の負担が減りました。
お部屋の片付けが大変な方もまずはカバンから…！
カバン自体を小さくしてみるのも手です。

明日にでも世界上どこへでも旅立てる
これは引っ越しと話が重なるのですが私物がスーツケースに収まる程度だとどこで暮らすこともできるんだって軽やかな気持ちになります。
自分の持ち物が自分の重りになることがありませんように。

どんなに散らかっても好きな曲2曲分で片付けが終わる
今でも時々余裕がなくてあれこれ散らかるのですがテンションの上がる曲分だけやろうってやると手に持った物は捨てるか定位置が決まってるものを戻すだけなので判断力がほとんど要らないまま手を動かすだけでいいのではやい。

ストレスが減った
これはものが減ってから気が付いたのですが、自覚すらしてなかったストレスがあったんです。どうも物が視界に入る度、正しい位置を無意識下では連想しているみたいで。地味な積み重ね。視覚から入ってくる情報も処理はしているもので。それらがあるべき場所に全て収まっている、もしくは何もない空間の潔さといったら。同時にやるべき事に集中もしやすくなりました。

イメージは神社、ホテル

清潔感と華美ではないもののセンスのある調度品、ひとさじのもてなしの心。
無機質では無いし広いだけでも無い。

ホテルに連泊している時の日中遊びに行ってまた同じ部屋に帰ってきた時ベットメイクと気遣いの感じられる掃除と片付けにいつも清々しさを感じるのです。
あの感覚を自分の部屋にも、いつも帰宅した自分に毎日あげたい。

もしくは神社やお寺の、清涼な思わず呼吸が深くなるようなあの空間。目には見えないけれど同じ室内でも何かが確実に違う。

自分の部屋も床を水拭きして窓を開けて風を通すと少し似たような感じになるのでなるべく毎日したいなぁと思ってるところ。

自分の家賃は何に払ってるのか？誰が主人なのか？
物のためにスペースにお金を払ってないでしょうか。あなたが生活するための大切な空間なのに、もう忘れ去られた悲しい物たちに占領されてないでしょうか。

よかったこと、沢山あります。

因果関係は証明できなくとも運や流れのようなものもよくなる傾向を感じます。

風通しよく、いきましょう。