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トナリ ノ テンシ

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アリガトウ ヲ ツタエタイ ヒト モノ コト
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チーム ・ キグルミ シラズ 

真夏の昼下がり ホームに停車をしていた電車が まもなく発車するよねぇ と 頭の隅で ぼんやりと思っていた その途端に 座席に 傘を発見!! と 思った途端に 口から 言葉が    飛び出していた! 『傘!!』

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タ イ ヘ ン   タイヘ ン ?

電話をたくさん した 非日常 極まりの無い時間を たくさん過ごした 企業への問い合わせ  相談  変更の要請  それはそれはもう 大勢の見知らぬ人たちと 会話をした  顔を 合わせず 最後の最後と もうこれで おしまいにしたい と そっと  けれど  心から そう願いつつ 話をしていた電話の向こうから 突然聞こえてきたのは 『 キロク ガ アリマセン 』 と いう  身に覚えの無い 前代未聞の言葉

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・ ・ ・ ・ ・ ・ ズ

大概 おおかた ほとんど これらの言葉の指すところ そのちがいは どのくらいなんだろう? 気がかりごと オトナの日々の中 あっち  こっち から 望んでいるはずなど ありは しない 気がかりごと そういうものが ある日 ひらりと 飛んでくる

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山は たしかに   笑って た

あしたの天気を知りたくて 手の中のチイサナキカイではなく  できることなら     この地に足を付けて 暮らしをしているひとから教えて頂きたくて     その情報の入手ができそうな機関へと 足を運んでみた こちとら野暮用の旅 その最中     観光時間は ゼロ     せめて すこし      ほんのつかのま     土地のひとと ささやかなふれあい      そのひとときを と   心が それを ・・・ 欲して いた

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いいものみっつ もらったひろった アリガト3!

1 向こう側のテーブルに腰掛けていたのは、親子らしき3人組。 小さな男の子の前に注文をしていたものが届いた途端に なんともとてもうれしそうに、その子が、大きく微笑むのが見えた。 つい、そちらを見てしまう。 その子はそれを冷ますためにフゥフゥと息を吹きかけ その次には、何かをせっせと拾っているのが見えた。 なんだろう?  気になる。

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名もなき イナセな人々

コンコンと 静かに 確かに 音がする コンコン コンコン 一日かぎり 数時間限りの店 てづくりの店を作っているらしい かすかな音 その中を漂うように ちいさな微かな声が聞こえる やがて その音が 聞こえなくなり いつのまにか ちいさな子供たちの 心からの歓声が聞こえてきた

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何か やわらかなもので やさしく そっと 包まれているような そんな   気がした

郵便屋さんが来た 待ちわびていた書類の到着 『おそれいります  配達先の記載に間違いが無いか ご確認を頂けますか』 たった これだけ わずかな言動

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夜道てくてく 夜更けのたのしみ

なんだか足を向けたくなって、ぽつぽつと坂を登ってゆく。夕闇にとっぷりと 包まれた暗闇の中に灯りが見える。するすると入り口を開けてショーケースに 並んでいる品物の中から、これを三つ、これを二つと注文。くるくると手慣れた 仕草で包装をしてくれる。帰路をゆき温め直して、ひとつをパクリ。おいしい。

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ほんのすこし ほんのひととき ひとやすみ どうか させてやってくださいまし

🎀  ちいさな女の子から・・・1 『 あのね このあいだ おともだちのおうちに行ったの  それで ちょっとだけおやつを取りに ちがう おへやに行って  また戻ろうとしたら  おともだちが わぁぁぁ どうしたの~~~♪って すごく うれしそうに言ったの  なんだろうって そっちをみたら  ノラネコが ざぶとんに ちょこんと座ってたの 開いてた窓から入ってきちゃったみたい  でも こっちをみたら すぐに 行っちゃった 』

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いろ  い ろ 

かつては 想像もしなかった日々の只中にあるのだな と ある日 思った ふと 思った 年長者の人とは なかよくなれる はずがないと 固く そう思っていた でも いつのまにか なかよくなった人は 人生の大先輩 互いの位置を示す数字 それは いつかどこかの誰かが何かの便宜上に定めた もの  ただ それだけなのだけれど それでも 時折 その数字に 心が もやもやとすることは  アル

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