寂しくて死にそうだった。
寂しくて死にそうだった。
グループホームのバイト先から帰って来ると、なんとなく寂しい。
グループホームは独特な雰囲気がある。みんな面白おかしくて、それが愛おしくて、私にとっては非日常で、でも利用者さんはそれが日常なんだと思うと不思議な気持ちになる。じっくり話すと、利用者さんが抱える障壁とかが分かる。けど、分かるけど何も出来ない。お金の事とか、家族の事とか、私は何も出来ない。ただ楽しんでいるつもりだけど、意外とそういうやるせなさを感じているのかもしれない。利用者さんの寂しそうな顔を見るのが寂しいのかもしれない。
家に着いてご飯を食べても、疲れきって、なんだか空っぽな気持ちになる。
そういう気持ちを埋めてもらえないこと自体が寂しいのだろうか。それともそういう気持ちを彼に埋めて貰えないことが寂しいのだろうか。私はLINEを返すのが信じられないくらい遅いのに、彼氏から3時間くらいLINEが返ってこないだけで動揺し始める。半同棲している友達、サプライズで韓国から彼氏が会いに来た友達、毎日彼氏と通話している友達。そういうことを言い出せばキリが無い。
彼氏は私の事を特別愛しくて、何よりも大切だとは思っていない感じがする。それに寂しさを感じる時はある。今もそう。だけど、私の事好きそうでも、なんとなく波長が合ってても、彼ほど全てが好きだと思える人はいないのよ。好きでいてくれる人と一緒に居ることも幸せだけど、自分がしぬほど好きだと思える人と一緒に居られることも、幸せだと思う。言い聞かせてるだけなのかな。でもほんとうに一緒にいられるだけで幸せなんだよ。空気感もお話も考え方も全部全部好きです。おやすみなさい。
私が好きだと思う人達が、少しでも多くの幸せを感じて生きていけますように。
そしてそんな風に思える人達がこれから先も増えていきますように。
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