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好きって表現の豊かさ 

✎﹏
読書記録 2022年12月
「明け方の若者たち」/カツセマサヒコ

ずっと読みたかった1冊
唐突に出会ったひとにこんなに惹かれて
こんなに傷ついてこんなに拗らせて、
その当時の自分の感情が
そのまま文章化されたみたいだった。
痛いほど好き、とかそんな言葉は
ひとことにすれば
それで終わってしまうのだけど、
その表現をここまで色や形を紡いで
多様に表現できるのか、という
驚きをダイレクトに味わいました。
好きな音楽が何個も出てきて、
その曲を聴いてるときの
自分の気持ちと重なる部分が
あったりなかったり、その曲を聴くと
このものがたりを思い出して
きっとまた読みたくなるなぁ

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