20220723

自分は自分の人生をちゃんと考えなくちゃいけないのにそれから逃げるだけ逃げ回ってなんとかかんとか今だけを繋いでいる。しょうもなすぎて反吐が出る。誰かのちょっとした一言やちょっとした言動に一喜一憂している自分が気持ち悪い。自分は自分が異常だということを忘れてはいけない、自分のくだらない人生に何も悪くない友人を巻き込んではいけない、頭では痛いほどに分かっていても結局自分はダメなのだなと思う。
ここ数日はちゃんと生きれていた。なんだか気分が良くて、あぁなんとなく大丈夫だなあと思って呑気にヘラヘラと生きていた。でも結局なにひとつ大丈夫なことなんてなくて、なにひとつ解決もしていない。この先の人生を本当に生きるのか?
薬が無くなって病院に行った。なんとなく、いつも行く精神科に行っても埒が明かない気がして別のメンタルクリニックを受診した。1時間くらいかけて自分の気持ちをあれこれと聞かれた。どうしてつらいの?なんでそう思うの?自分はどうしたいの?と1時間ひたすら質問されて自分でも何が何だか分からなくなった。何故か汗が止まらなかった。ただ自分の人生に何も関係ない病院の心理士に対してでさえ、自分がゲイであることに強く死にたいと思うという、たったそれだけのことも言えなかった。自分はなんなのか。くだらない。結局長い時間をかけて診察されたものの、今通っている精神科から紹介状がないと薬は出せないと言われ、何も得る物は無くただ話を聞かれただけで普段の病院の倍以上の料金を安月給から支払った。自分の人生の片鱗を見た気がした。
なんだかもう全部がしょうもないし、どうでもいい。といいつつ自分を守ることだけは忘れない自分が気色悪い。会社の同僚がうつ病の人と同性愛者に対して考えられない、気持ち悪いなどといった発言をしていた。突然の事で混乱してしまったが何も防御無しに殴られたような気分になった。その場ではうまく笑って誤魔化したつもりだったが今思うと自分でも引き攣った笑いになっていたと思う。そんな話を聞いた帰り道、まさにその日病院に行こうと思っていた自分はどんな顔をして精神科へ向かえばいいのかわからなかった。

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