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見合わない恋愛をするな


お久しぶりです。

かなり長い間noteを更新しない間にすっかり季節も変わり、ジメっとした空気が肌に纏わり付き、着ていたお気に入りのダウンはもうクローゼットの奥底にしまわれてしまいました。変われていないのはお前だけだなと痛いことを言われてしまいそうです。


そんな私ですがこの間に何があったかと言いますと、一人の男に心から惹かれ、恋をして、そして失恋をしました。


彼とはアプリで知り合って、仲良くなって、毎日のように電話をして、付き合うことになって。

どうしようもなくくだらないことばかり言い合って、適当な温度感でヘラヘラと笑っていられる関係性がとてつもなく大好きでした。


自分はずっと長いこと、自分がゲイであることを受け入れられずにいましたが、こうやって心から愛せる人と一緒にいられるのなら、それはそれで、そういう人生でもいいのかなあと、少しずつ思っていた矢先です。


「他に好きな人ができた」

本当かどうかさえもわからない、そんな簡単な言葉一つで今までのすべてとこれからのすべてを全部無かったことにされてしまうことが、とてつもなく悔しく、とてつもなく辛いです。
本当は泣きじゃくって謝り倒して、どうにかこうにかこの関係を繋いでいたいと思いましたが、でも彼には彼の気持ちがあるし、自分一人の問題ではないのでどうすることもできませんでした。


何の前触れもなく突然一人放り出されてしまうと、もうなにがどうなのかもわからなくなってしまいますね。自分は彼を確かに愛していたし、彼も自分を愛してくれていた。そんな大切な存在が突然なくなってしまうものですから、もう精神安定もクソも無いわけです。



今更惚気ではありませんが、確かに、彼は自分には見合わないような人でした。
自分はどこにでもいるようなつまらない一人の男ですが、彼は容姿も整っていたため友人も多く人気もあり、自分とは対局にいるような「一人」の男でした。

結局のところ悪いのは自分なんです。自分が彼に見合うだけの男になれなかった、ただそれだけの話なのに、このやり場のない悔しさとか、すべてが無かったことになってしまう虚無感とか、どうしても埋められない孤独感でもうどうにかなってしまいそうになります。


これらすべての気持ちを整理するにはかなりの時間がかかりそうです。

自分に見合わない相手と恋愛なんてするもんじゃないのでしょうか。本当に、愛していたなあ。



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