イメコン診断を受けて、自分が形付いた


こちらのnoteに書いていた、パーソナルデザイン診断を受けてきました。

今回、ご一緒に受講して下さったのは、自問自答ガールズゆとりさん

受けた経緯はゆとりさんnoteの通りです。

私とゆとりさんは顔タイプ診断が一緒(フレッシュ〜ソフエレ)ということだったのですが、なんとなくPDは違う気がしたので、診断での結果の違いが楽しみですね〜と話しながらサロンに向かいました。

パーソナルカラー診断

カラー診断は過去6,7年前に受けたことがあり、今回は2回目。(その時は1st夏・2nd秋でした)前回と同様、スッピンの状態の顔に、2シーズンのドレープを交互に当てながら、比較して顔映りの良い色を見定めていく。

私の顔映りの特徴としては

・クマが目立ちやすいため、助長しないかは重要
・顔はシャープにするよりフワンとした明るさのある方が顔が引き立つ
・艶がキレイな色の方が顔が輝く
・血色感が大事

という感じで(表現の記憶は曖昧です)→結果、春に生まれ変わりました!

具体的な色に落とし込むと

・ビビッドカラーは鬼門(低明度、高彩度のものが不得意)
・清色クリアもツヤが似合うので得意
・ピンクやオレンジは血色感の範囲なので得意、青緑系は選び方要注意
・高明度の色や中明度なら、春カラーより他シーズンのソフトな色の方が得意

と顔映りを見ていて、理由や得意不得意な色には納得でしたが、
昔、夏秋と診断されてから、5年近くその前提で生きていたので、正直びっくり。

ただ、診断を受けているうちに当時の記憶が思い出され、当時から冬の色の範囲は苦手だったことは共通していました。
(夏がベストで得意な色が多いけど、ブルベが得意とは違う、清濁では濁が得意→よって秋セカンド)

前回の診断と大きく違った清濁の判断については、パーソナルカラーは年齢関係ないとも言いますが、個人的な解釈として、加齢のより苦手な部分が際立った要素もあったかなと感じました。
というのも、今回受けてて感じたのは、前回より圧倒的スッピンでいることが辛い。

そして当時は、クマの影よりも、今より肌ツヤがあり、オイリーというか、艶を足すと元々の艶にプラスにして、むしろテカリに見えてしまうために、美しいとは言えないと感じだったのが、今回は、以前よりツヤがトゥーマッチにならない、普通に似合うし魅力という感じに変わったなという印象。
(当時もツヤについては褒められた印象があったので、自分の肌ツヤがキレイにみえる色を身につけるのが大切ということとして受け取りました。)

春だから〜と言うより、得意な理由や具体的に得意な色のポイントを教えて下さったので、今後も見極めがしやすくなりました
(セカンドはなしというより、どういうのが得意でファーストになったかの理由が大事ということで、セカンドは敢えて付けないそうです)

パーソナルデザイン診断

PD診断は初。他診断に比べて、公式な認定サロンから公式な情報としてもあまり出回っていないということもあり、より詳細に各タイプの特徴と該当する芸能人を例に説明、その後に1人ずつ診断でした。こちらは基本サブがつく前提だそうです。

まず身長を聞かれました。平均よりはなさそうと言われたことから、説明を聞いてまずないなと思う2つについて自分の予想はつきました。

・ファッショナブル→圧や強さがない
・ロマンス→大胆さとは違う(露出が苦手の意味ではないと補足あり)

先生も同意見、そこからが悩みましたが、何が残りそうかを答えたところ
それより残るのがあるとのこと(グレースと答えました)

・グレース
→就活無双タイプではない(言われやすいワード(品、正義感、真面目)該当してる気がしたのですが、それを伝えたところ、グレース要素は、外見ではなく中身じゃないかと。)

残るはキュートか、フェミニンかナチュラル、ただ個人的に単独はどれもメインには稀なそうと感じる(ただグレースが消えたときに、グレースのいとこみたいなものと言っていたフェミニンはサブで残るのかなと思い、ナチュフェミ、ボーイッシュにガリorアバの方向性なのかなと)
ここからは先生も同様に思っていた以上に悩んでいて、最終的に判断で外されたのは、キュートでした

・キュート
→ボーイッシュメインで悩んだが、年齢を重ねた時にガーリッシュ系モチーフが辛くなりそうなのでキュートではない

と言うことで、フェミニンとナチュラルが残りました

・ナチュラル(ほぼ同点位)
→先生的に、私のことをナチュラルの芸能人を甘くした感じと例えて表現していたのですが、その意図を表現した結果となりました
メイクしてメインは変えるかもと言いつつ、ほぼ同点な状態で、一旦ナチュがサブになりました

・フェミニン
“甘さ“として表現されたフェミニンがメイン(フロント)になりました

メイク実践まとめ

診断結果を受けてそのままパーソナルカラー春とフェミナチュに似合うメイクということで、素肌は作り込み過ぎない、オレンジ系のアイシャドウとチーク、ルビーブラウンのマスカラをオススメ頂きました。

思っていたより明るめの中明度のシャドウを締め色として併用できたのをみて、チークさえあれば(アイシャドウと併用で)メイクできそうというコメント。
(普段のメイクより濃くしたつもりは全然ないのですが、肌移りの得意な色味を使っているせいか、いわゆる“盛れた“メイクだったと思うので、平日時間ない日に活用したいと思います)

充実の6時間以上の診断と、腹ペコすぎて、だいぶヘトヘトに。
似合うベストカラーと写真を撮ってくださりまとめと質問タイムで終了でした。
(私はおすすめのコートと髪型について伺った、特にコートは思っていた以上に好みの感じだったので、試着に行く勇気が湧いた)

アフタートーク

ゆとりさんとサロンを後にし、診断結果について、所感について話しました。ゆとりさんの場合、PDのタイプとしては、考えていたよりなりたいファッションと診断でおすすめされた似合うファッションイメージが近かったようでした。

私自身の感想を聞かれて、(瞬発的な反応が得意ではない・キャパオーバだったのもあるのですが)似合う色やデザインを知れたの嬉しいけど、診断されたタイプが嬉しいとか嫌とかより、「ふ〜ん(そういうふうに捉えられるのか)」と言う感じで、どこか他人事のような気がする"と答えました。なりたいかは分からないけど、ただ好きな範囲ではあると思うと答えました。

また、自分が思っていたより甘い印象であることに驚いたと伝えると、グレースはあり得るかなと少し思ったけど、以前から知っている感じの雰囲気と診断とはあまりズレはなかったと教えてくれました。(第一印象というより第二印象なのかもしれない)

ご飯に付き合ってもらい、もう少しざっくばらんに今日の診断結果と自問自答について結構色んな話をして解散。診断してもらったらすぐ頭がまとまるイメージだったのに、お互い新たな視点を持ち寄って、自問自答談義は広がり、すっごく楽しかったし、とっっても学びになりました。(この話はまた別で)

診断を受けて

診断を受けて、似合う"ファッション"が決まるんだと思っていました。

おすすめされたものは好きだし、似合う(と診断された)から、私が知りたかった架空のグループの中で、担当するデザインとなると、魅力が引立つフェミナチュの"デザイン"を着ることになるんだと思います。

そして、私のなりたい憧れの人たちが着ている服のテイストを見ると、多少の誤差はあれど
私のPDの人が似合うデザインだと診断してもらえる気がする。

じゃあ、それを私は着たいのか?
プランの時はそれを着たいと思っていたのですが、いざ診断されてみると、それを私のコンセプトとして着る1セットとして、素直にそれが着たいと思えない自分、それを着た自分が好きかというと別に"なりたい"ではない自分がいました。

それはなぜか?
最初はその"似合う"服がなりたいコンセプトとのファッションイメージとや、私の魂(内面)とズレる、合わないのせいかと思っていたのですが、なんとなくそれだけじゃない気がするのです。

そこで思い出したのは、こちらの記事でした。

(この記事の言葉だと読み方によっては傷付く人がいそうなので心配なのですが、私は調和のファッションもそもそも好きです)

その服が似合うか、その服のテイストが外見との調和している、際立たせることかどうとかのために、自分のテイストを知りたかったというだけではなく


私がしたかったことは、実はそもそもこの引用した記事でいうところのアパレル業界のおしゃれ=対比で

私は、憧れの人が、その対比のファッションをしている姿とその行為自体、そして意志に憧れていたことに気付きました。

(同時に"調和"も尊重し大切にしている人たちだからこそ、という前提が自分には大切で響くのかも…客観的な対比というより、私の文脈の中での対比に近いイメージです)

アパレル業界で「おしゃれ」とされる組みあわせやデザインのほとんどには「意外性」があります。イメコンの調和とは真逆、対比の文化です。




それでは、私にイメコンは必要なかったのかというと全くそんなことはなく
この対比をするためにも、自分という素材のテイストをきちんと把握している必要がある。

私自身、自分自身を客観的に見ることが苦手で、そもそも調和のおしゃれをするにも、対比のおしゃれをするのも難しかった

でも、今回の診断のおかげで、やっと自分の特徴を把握することができたように思います。


そう気付いた時に、
前回のプランの記事に自問自答ガールズのちかPさんが下さったコメントの意味を思い返しました

(私の診断の感想がふ〜んだったのは、ただ靴のサイズを知った感覚だったんだと思います、このサイズの靴が履けるとかまでは、まだ考えていなかった)

いわゆるオシャレが好きな方、得意な方はそこを試着でそれを把握していくのかもしれないけれど

試着が苦手な私、現実と向き合うのが苦手な私は
人に診断してもらうことで、やっと見えてきました。


自分で自分を客観視することは難しいけど、人に客観視してもらえる機会を持てること、それもイメコンの魅力なんだなと!


自分に似合う服が知れた以上に、客観的な自分の特徴を知れ、自分がひとつ現実に形付いたこと

私にとって、イメコン診断はそこが大きな収穫でした。

おしまい

長期的な何かに還元したい🧧❤️‍🔥