「おいしい」以外の表現で「おいしい」と伝えられるか

おいしいには
無限大の表現方法がある気がしている。
そう妹に気付かされたこの頃。

ある時、地元のラーメン屋さんの味を

「100m走でゴールテープ切って、
さらに100mくらい駆け抜けてしまう感じ!
途中で味に飽きるとか全然なくて
うおおおおお!ってずーっと美味しい!」

こう妹は表現したのだ。

またある時には、
お店のラーメンを模して母が作った
あさりと菜の花のラーメンを口にして

「美味しすぎて食べながら寝そう」

食べながら寝るってなんだ?!?!と
疑問は絶えなかったが、
その表情と紡がれる言葉が
全てを黙らせるくらい
美味しさを訴えてくるのだ。

周りがなんだとか
そこが重要なのではなく
今ここで何を思って
何を伝えたいのかを
自由にまっすぐに
のびのびと発信すること。

若さゆえの、でしょ。なんて、
それを理由に諦めるのではなく、
そんな忘れがちな感覚を、
いくつであっても持ち続けたいものだ。

いつまでも伸びやかに。
探求心や好奇心とともに。

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